ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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夢に囚われ
日時: 2010/01/23 18:33
名前: バハムート (ID: Iohw8dVU)

思いつきで作りました。
長く続くかわかんないけどよろしく!!

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Re: 夢に囚われ ( No.1 )
日時: 2010/01/26 17:27
名前: バハムート (ID: Iohw8dVU)

プロローグ


はい、こんにちは はじめまして

わたしは夢の管理人

人間のいろんな夢にもぐりこんで

幸せな夢を叩き潰すこと

それがわたしの仕事です

何でそんなことするのかって?

それは 人間は幸せな夢を見てはいけないからですよ

その理由は、あなたのほうが良く知っているはずですねぇ 人間さん

めんどくさい仕事ですが 上の人の命令ですから・・・・・・

まぁ がんばりますかね

Re: 夢に囚われ ( No.2 )
日時: 2010/01/26 17:26
名前: バハムート (ID: Iohw8dVU)

   第一話

さ−て、今夜は誰の夢を壊しましょうか。

幸せな夢ほど壊しがいがあるんですが・・・・・・

おや?あの家、何かありそうですねぇ。

———行ってみますか。

ちなみに、私はもともと実体がありませんから、
壁とかすり抜けられちゃうんですよ。

でも、幽霊って訳じゃありませんよ?

え?じゃあなんなのかって?

まぁ、その話はまた後ほど。

と、話が逸れてしまいましたね。

部屋の中には女の子が一人。

いい夢見てるみたいですねぇ。

今回のターゲットにぴったりじゃないですか。

では、夢の中に、レッツゴー♪

Re: 夢に囚われ ( No.3 )
日時: 2010/01/27 17:33
名前: バハムート (ID: Iohw8dVU)


・・・・・・最悪です。

なんですかこの夢は?

家も雲も植物も全てお菓子。

見渡す限りお菓子で埋め尽くされてますね。

甘ったるい匂いで気分が悪くなってきました。

あぁ〜、バカですか、この夢見てる人は?

・・・・・・おや、噂をすれば影がさすってやつでしょうか。

向こうから女の子がやってきましたよ。

嬉しそうにスキップなんかしちゃって。

これはもう、破壊決定ですね、この夢。

さぁて、どうやって壊しましょうかねぇ・・・・・・

Re: 夢に囚われ ( No.4 )
日時: 2010/02/01 17:17
名前: バハムート (ID: Iohw8dVU)

あ、そういえば。

人間の書物の中に、お菓子の家が出てくる童話がありましたねぇ。

あれは確かハッピーエンドでしたけど、

今回の物語は・・・・・・



—女の子目線—

あ〜最高!

大好きなお菓子が食べ放題っ!

しかも私の好きなやつばっかり。

夢みたいだなぁ。

ここにたくさん生えてる木だってぜーんぶチョコレートだし。

あーいい匂い。

あれ、あそこに見えるのは・・・・・・

お菓子の家!?

あの「ヘンゼルとグレーテル」に出てくる!?

ど、どういうところなんだろ・・・・・・

行ってみようか・・・・・・な


うわぁ凄い。扉がチョコレートで出来てるよ。

壁はスポンジ。

中に入ってみよ・・・・・・

あぁ、いい匂い。

あれ、お菓子の家の中に暖炉があるよ。

それだけ本物の火だし。

せっかくだからお菓子だったらよかったのになぁ。

そのとき。


「そんなにお菓子が好きなら、この中で朽ちてください」

「だ、誰!?」

私が振り返ろうとすると

「そんな事、あなたに教える理由も無いし、あなたは知る必要もありません。では、さようなら〜」

どんっ

「きゃっ」

私は誰かに背中を押されて、暖炉に突っ込んだ。

あ、熱い!苦しい・・・・・・

「これで、なぜ暖炉の火が本物なのか、分かりましたよねぇ」

「た・・・・・・す・・・け・・・・・・っ」

「足掻いても無駄ですよ。私に目をつけられた時点で、こうなる運命だったんですから・・・・・・」



——————

さぁて、仕上げですね。

まぁ、適当にお菓子の家につぶれてもらいましょうか。

ちなみに、私は夢の管理人ですから、

夢の中では何でもできちゃうんです。

じゃ、せーのっ

・・・・・・お菓子の家、結構もろいですね。

簡単につぶれました。

さて、これで今夜の仕事は終わりです。

今回の夢見人は、ちゃんと目覚めることが出来るでしょうか?

あ、いい忘れてました。

夢の中であんまりひどくやられると(私がいい仕事をするとってことです)ずっと寝たままになる人間がいるんですよ〜

脆いですねぇ、人間って。

さて、仕事は終わったことだし、次の夢見人でも探してきますか。

では、またいつか。




第一話完

Re: 夢に囚われ ( No.5 )
日時: 2010/02/01 17:29
名前: バハムート (ID: Iohw8dVU)

  第二話

 はい、こんばんわ。

 今宵も、夢を壊しますよ。

 今日は、適当に大人の夢にはいって見ましょう。

 じゃ、レッツゴー♪


 と、いうわけで、夢の中に来ましたけど。

 森の中に景色にそぐわない、豪華なお城がありますねぇ。

 ・・・・・・悪趣味です。

 まぁ、中にはいって見ますか。

 あ〜、広いですねぇ。

 無駄に広いですねぇ。

 しかも、中の装飾も悪趣味です。

 さっさとこんなとこ出たいですよ。

 この夢を見ている本人は、どこにいるんでしょうか。

 おや、誰か人が走ってきますね。

 どうやら、ここのメイドのようです。

 まぁもちろん、夢見人の想像上の人間ですけどね。

 着いて行ってみましょうか。


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