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殺人メイド
日時: 2010/01/24 15:31
名前: ばにら (ID: jGEzFx76)

殺人メイド

★登場人物★

桜良太(さくら りょうた)

前田かりん(まえだ かりん)

田中れいな(たなか れいな)

吉田康介(よしだ こうすけ)


・・・です♪

全員中学2年生です^^でわスタート^^

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Re: 殺人メイド ( No.2 )
日時: 2010/01/24 16:09
名前: ばにら (ID: jGEzFx76)

「っ・・やばい時間だ。早く乗って」

いそいで自転車を出す。

「ほーい」

かりんが自転車にのった時、

「あーかりんだーww良太もいるー」

「えっ・・れいな」

「ちゃーす、俺もいるぜ」

「こ・・康介・・なんでっていうか
 急がなくて大丈夫なのか」

「お前らこそなんだよーこんな時間に
 2人乗りですかコノヤロー」


康介がひやかす。この2人は俺の親友だ。


「バッ・・・バカこれは学校遅れそうだから・・」


「あっ・・・そうそう、そのことなんだけどー・・


 このまま学校サボッちゃわないかなww」



「え・・・・」


「みんな、「殺人メイド」って知ってるかなww」


「殺人メイドってなに・・・」

みんな表情がこわばる。


「その名のとうりメイドが殺人鬼になって
 ご主人様を殺すってことだね」

「・・・それがなんなんだよ・・・」


康介が怖がりながらも聞いた。


「今からそのメイド喫茶・・・・
 噂の原所にいくの」


「な・・・なんだかやばいんじゃないかな・・」


「そうだよ、ましてやこっちは学校サボってるのに・・」


「こわいの」


れいなのこの言葉にみんなピクリと反応した。


「こ・・・怖くなんかねーし」

「うん・・ここまできたらいくっきゃないね」





「・・・・しかたねーか・・行くぞ」






俺はこの言葉に死ぬまで後悔することになる・・




あの時学校にいつもどうりにいってれば・・・・




あの時寝坊なんてしなければ・・・・・



   俺は一生忘れないー・・・



あの瞬間から俺の死のカウントダウンが始まっていた











    死ぬまであと
    【20時間】

Re: 殺人メイド ( No.3 )
日時: 2010/01/24 16:19
名前: ばにら (ID: jGEzFx76)

ふーーw−;(汗
やっと第1章終わった・・・・

気が向いたらまた更新します^^

Re: 殺人メイド ( No.4 )
日時: 2010/01/30 14:16
名前: ばにら (ID: jGEzFx76)

れいなが言った。

「んじゃあ、私、「殺人メイド」の源所、
 つきとめたから。」

そういって、怪しげにニヤリと笑った。


「んじゃあ、そこにその「殺人メイド」が
 いるってこと・・・なの」

かりんがおどおどしながら聞く。

「そう。その「殺人メイド」は秋葉原にいるらしいの。」

そういい、れいなはかばんから1枚の紙を取り出した。

「ネットの情報なんだけど、どうやら
 「ムーンデビル」というお店にいるらしいの。
  それも夜中の0時ピッタリにそのお店は
  消えるらしいの。」

「夜中の0時ピッタリに・・・消える・・」

おかしいにもほどがある。

第一、なぜそのメイド達は人を喰らうのに
消える必要があるんだ・・・

しかも店ごと・・・

「いいこと聞いたね良太」

すると再び、れいなは怪しくニヤリと笑った。

「そう、なぜそのメイドは人を喰らうはずなのに
 店ごと消えるのかーー・・・
 しかも深夜0時ピッタリって
 みんな疑問に思わないかな・・・」

そうれいながみんなに問い掛けるようにいうと、
みんないっせいにうんうんとうなずいた。

もちろん俺も。

「だ・か・ら
 

 今からいくんだよ。


 その「殺人メイド」の源所にーー・・・


 噂が本当なのか、それとも嘘なのか・・・

 確かめに・・・ね。」


 その時、俺は見てしまったんだーー・・・


 れいながいつもの明るい笑顔じゃなく、




 怪しげな黒い笑顔でクスクスと笑っていた所をーー・・


 その瞬間から、いつも通りの平和な時間が、


 地獄の拷問へと狂変していったんだーー・・・




 死ぬまであと
 【18時間】
 

Re: 殺人メイド ( No.5 )
日時: 2010/01/30 14:50
名前: ばにら (ID: jGEzFx76)

っ・・・なんて顔して笑ってるんだよ、れいな・・・

こんなんまるでーー・・・





悪魔だよ・・・・・



幸い、みんなには見えてないようだ。

ましてや、康介には見られたらやばかった。

康介は幼い頃かられいなのことが好きだ。

そんなことは本人が言ってなくてもわかるほどだった。

今、こんなれいなの笑顔はきついだろうーー・・・

そう俺は思った。



そして、知ろうともしなかったーー・・・・


この悪魔のような笑顔ーー・・・


いや、


れいなの悪魔の笑みがこれから起こる惨劇の鍵に
なるとも知らずにーー・・・・


ただただ、悪魔の巣に向かっていった・・・・



 

 死ぬまであと
 【17時間】

Re: 殺人メイド ( No.6 )
日時: 2010/01/30 15:44
名前: ばにら (ID: jGEzFx76)

自転車にかりんと2乗りで、康介はれいなと2乗りで
向かった。

「でもれいな、まだ10時だぞ。
 深夜の0時ピッタリがいいんじゃないのか」

俺は聞いた。

「何いってんの。せっかく学校サボったんだから
 偵察ぐらいしないと気がすまないの。」

れいなが怒りながらに言った。

 そういうことか・・・

俺はなんだかホッとした。

なんでか・・・


嫌な予感がしたからーー・・・

俺はホッとしたと同時に疑問が浮かんだ。

「あっ。でもこんな時間に行ったらなんか
 危なくないかな」

俺は中学生で、来年は3年生になる。

それに、学校をサボっているから、親とかに
連絡されたらとんでもない。

「だーいじょうぶ♪」

そういうとれいなはかばんからあるものを取り出した。

「け・・・ケータイだ」

かりんが驚くようにケータイを見つめる。

「なんでーーーケータイ買ったならいってくれれば
 いいのにーーーーーー」

「あはは。ごめんごめんちょっと、用事あってさ」

「ううん。そんなのいいよ。だ・か・ら
 さっそくメアドこーーかんしよーーー」

「いいよーーーー」

かりんは嬉しそうにケータイを取り出す。

かりんは完璧な為に、先輩に1年生の入学式早々
目をつけられ、いじめにあっていた。

そのため、友達もできず、おさなじみの俺が
守っていた。

そして、2年のときにれいな、康介に会った。

でも、2年になっても一方に続くひどいいじめを
受けていたかりんはある日、

「痛いよィタイっ・・・・」

今にも髪がひきちぎれそうにひっぱられ、
足には青いあざが無数にあり、

日々にかりんは弱っていった。



そして、

「前田かりんいるか」


・・・またいつもの呼び出し・・・

一日に3,4回はいく。

もちろん、場所は女子トイレ

そこでかりんはいつもいじめにあっている。

でも、この日だけは違ったーー・・・


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