ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 罪と罰
- 日時: 2010/01/24 16:58
- 名前: 輝 (ID: 7oU6WS48)
はじめまして。輝と申します^^
今回初めてシリアス・ダーク小説を書くので、あまり上手とはいえないと思いますが・・・
宜しくお願いします〜(^ω^)
*登場人物*
江崎 由貴(えざき ゆき)♂(11)
小学五年生。
父と母を殺され、それ以来殺人鬼になってしまった。
神野 真莉亜(かみの まりあ)♂(11)
小学五年生。
女の子みたいだが男の子。拳銃が大好きでいつも持ち歩いている。
錦 叉羅(にしき さら)♂(10)
小学四年生。
無口な子供。毒薬など毒物系で殺人をしている。
服部 宇佐丸(はっとり うさまる)♂(10)
小学四年生。
忍者系の家系だがすごくへタレ。気に入らないと鎌を振り回す。
今のところこんな感じでしょうか・・・。
*プロローグ*
今。
あの時の。
恐怖と悲しみが。
蘇ってくる。
みんな、
みんな、
死んじゃえばいいのに。
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- Re: 罪と罰 ( No.1 )
- 日時: 2010/01/24 17:44
- 名前: 輝 (ID: 7oU6WS48)
第一章 一話
あの日、僕は塾から帰ってきたところだった。
家に灯りは点いていなくて、稲妻だけが空を照らしていた。
僕は停電でもしたのかなぁ、とかそんな事を考えながら家に入ろうとした。
そして扉を開けた瞬間誰かが飛び出してきた。
僕はびっくりした。でもその頃の僕はそーとー緩かったので、あまり気にしなかった。
でも顔だけはしっかり覚えていた。
今はその顔を思い出すと気持ち悪くなるけどね。
まあ、そんな感じで居間に入った。
その時、足に生ぬるい感触が走った。
でも暗くて見えなかったからなんだか分からなかった。
試しに電気を点けたら点いたので、なんだ、点くじゃんとか思った瞬間に僕は壊れそうになった。
お父さんとお母さんが死んでいた。
白かったカーペットは鮮血で紅く染まっていて、壁のあらゆる所に血しぶきが飛んでいた。
お父さんとお母さんは顔がぐちゃぐちゃになっていて見れたものじゃなかった。
僕は嘔吐した。吐いて吐いて吐いて吐いて吐いて僕の周りは嘔吐物だらけになっていた。
僕はお父さんとお母さんの後を追って自殺しようと思った。台所から包丁を持ってきて自分の腹に刺した。
だけどすぐに死ねなくて、苦しくて、痛くて、怖くて僕は、最後の力を振り絞ってけーさつに連絡した。
「おとーーさん・・とっ・・おか・・・さがぁっ・・殺っこここrこころさささrっれっ・・・・・て・・るっっ・・・うぁぁぁぁあああああごああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」
僕はそのまま気を失ってしまった。
気付けば其処は病院だった。
お腹が痛かった。
後でお医者さんに聞いてみたところ、内臓まで刺さっていて、大量出血していて、瀕死の状態だったらしいそうで、起きたのは奇跡のような出来事らしい。
僕は別にそんな事どうでもよかった。
僕は点滴の時間がもうすこしだったので大人しくして、看護婦さんが来るのをまっていた。
看護婦さんが来て、点滴の針を刺した瞬間、血が一瞬少しだけど出た。
僕はあの日の事を思い出した。
僕は恐怖に駆られて、発狂した。
「ぐぁああああああああああああああああ嗚呼あああああああああああああああああいやだぁああああああああああああああちぃいがあああ出てるよぉおおああああああああhbdしうvhpsぢfghぴgfgfs;kgjびbhgbhd!!!」
その後の僕は良く覚えていない。
もちろんこんな状態だったので精神科にいれられた。病室は牢獄のようだった。いつも閉じ込められていて辛かった。退屈だった。
そんな風に毎日が過ぎて1年目。
僕は狂ったのと同時に抜け出した。
そして家に帰った。
居間に飛び散った多量の血を見たらお父さんとお母さんがいなくなった寂しさとあの日の恐怖ががこみ上げてきて。
僕は叫びながら泣いた。
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