ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 僕が創った小さな世界
- 日時: 2010/01/24 17:42
- 名前: 神咲 (ID: nkrYcvPM)
はじめまして。初心者です。
コメント大歓迎です。
しょっぱなからオリキャラ募集中です。
名前と性格と外見を書いてくれるとうれしいです。
視点がころころ変わります。
グロテスクな表現も含まれます。ご注意ください。
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- Re: 僕が創った小さな世界 ( No.2 )
- 日時: 2010/05/27 21:48
- 名前: 神咲 (ID: nkrYcvPM)
また朝が来た。
めんどくさ。また学校いかにゃならんのか。
まあ、別に嫌じゃないんだけどな。
制服を着て、飯を食う。
これだけでめんどい。
まあ嘘っちゃあ嘘なんだけど。
学校に着いたらとりあえず友達と雑談。
小学生時代クラスが同じだった友人数人と話してると、旅行の話が出てきた。
元6年2組だけが参加できる卒業後の旅行だ。
山に行く予定なんだと。
そんなのだったら他行きたいと思いながらも俺は参加することに決めてあった。
「じゃあまた明日なー」
「おう」
実は明日、土曜日に行く。
中学が別れてしまった人が多い俺は明日がものすごく楽しみだったりする。
「ただいまー」
以下略。昨日とまったく同じだから。
- Re: 僕が創った小さな世界 ( No.3 )
- 日時: 2010/05/29 13:43
- 名前: 神咲 (ID: nkrYcvPM)
昨日やっておいた準備のおかげで今日は何もしなくてよかった。
集合は8時。俺の居た母校に集合。
で、今7時30分くらい。
まだ早いけどとりあえず学校に向かう。
バスで移動するらしいから自転車じゃなく歩きだ。
1泊2日。今日から三連休なのでそれが可能。
女子の部屋覗くとか誰か言い出しそうだな。
まあ俺はそんなことに興味なし。
ゲームやってたい。
ってまあ、俺も付き合わされることになるんだろうなー。
まあ仕方ない。嫌じゃないし。
まだ中学入って2ヶ月くらいなのに皆に会いたくて仕方ない。
そんなことを考えながら歩いていると、いつも間にか学校にたどり着いた。
懐かしい。
まだ40分だというのに、半分以上が既に居た。
親友、友達、俺の好きだった女子…とかいろいろ。
「かーずきっ!!」
ぼーっとしていると後ろから抱きつかれる。
ほぐぁ。と俺は変な声を上げて後ろを向いた。
園田雅
いひひーとそいつはニヤけ、
「久しぶりだなー」
と更にきつく俺を抱きしめる。
あと、こいつは名前の通り女だ。
当たり前だが、雅の小さな山が俺の背中にぐほあ
やべえ鼻血出そう。
俺だって男だぞ。しかも思春期の。
決して豊かとは言えないその膨らみは俺の背中に密着。
なんかもう叫びそうになる。
一人で俺が盛り上がってると誰かが声をかけてきた。
「久しぶりだな。和樹」
後ろを見なくても分かった。
一条裕也
俺の親友。
俺らは携帯を持ってないから、電話くらいしか通信手段はない。
雅を俺の背中から引き離して裕也の横に並ぶ。
「久しぶり」
俺はとびっきりの笑顔で言う。
「お前ら相変わらずラブラブだなー」
語尾に(笑)が付きそうな台詞は無視して久しぶりに会う中学が離れてしまった友達の所に裕也と一緒にかけていった。
- Re: 僕が創った小さな世界 ( No.4 )
- 日時: 2010/05/30 17:24
- 名前: 神咲 (ID: nkrYcvPM)
バスに乗り込む。
どうやら席はランダムに決まっているらしく、バスに乗り込んだとき紙切れを渡された。
そこには席の番号が書いてあり、その席に向かうと無口で有名だった谷野優奈がぼーっと窓を見つめながら座っていた。
「よぉ、久しぶり」
俺がそういうとこちらに顔を向けて、
「久しぶり、だね」
こいつの声ってこんなんだったんだ。
すっげー澄んでてきれいだった。
俺はそいつの隣に座る。
しばらくするとバスが走り出した。
俺の席は通路側で、中学が離れてしまった友達と話をしていた。
友達と話してる途中、谷野が俺の背中をちょいちょいと突いてきた。
「ん?どした?」
そういって谷野のほうを向くと、菓子を俺に差し出していた。
「あげる」
またしても澄んだ声で俺に10円ガムを贈呈した谷野は、すぐに窓の方を向いて景色を眺めていた。
おっと
礼を言い忘れた。
「ありがと」
流れる景色を見つめる谷野の体がちょっと震えたような気がした。
俺は友達と話を再開した。
しばらくするとバスが止まった。
サービスエリアかなんかだろうなーと思いながら窓を見てみる。
俺の予想は外れた。
いつの間にか山道にいて、なぜかバスが止まっていた。
- Re: 僕が創った小さな世界 ( No.5 )
- 日時: 2010/06/03 20:18
- 名前: 神咲 (ID: nkrYcvPM)
「着いた…のか?」
「早くねえか?」
そんな声が飛び交う中、運転手らしき声が聞こえた。
「大変失礼しました。どうやら道を間違ったようです。しばらくしたらまたバスは動きますので。」
運転手の言葉を聞いて、皆安心したようだ。静かになった。もちろん俺も安心した。
バスが出発して数時間。
俺も疲れて、うとうととしていると
何かが肩に乗った。
あたりまえっちゃあ当たり前。谷野の頭だった。
いい匂いがする。
寝顔結構可愛いな……
そう思いつつ谷野の頭に顔を埋めてうとうとする。
……夢を見た。
- Re: 僕が創った小さな世界 ( No.6 )
- 日時: 2010/07/10 19:26
- 名前: 神咲 (ID: raanz7.S)
っつあー………
俺としたことが。
いやしかし、どこまでが夢だったんだろうか。
そんなことを考えていると、
鼓膜が割れそうな爆発音が車内に響いた。
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