ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- Mighty Obstacle
- 日時: 2010/02/01 23:03
- 名前: はせピン (ID: WkxsA0sZ)
前、書いていた小説『DISSOLVE STORY』が四度消去されて収拾がつかなくなってしまったので新しい小説を書くことにしました。
キャラ募集するときは題名に追加しておきます。
キャラ紹介
名前【草薙 昴】(くさなぎ すばる)
性別【男性】
年齢【18】
武器【剣・拳・銃】
性格【真面目で礼儀正しい。】
話が進むごとにキャラ追加
※この小説の話はパラレルとフィクションです。
21XX年の地球と言えどもパラレルで某ゲームの様にファンタジーの様に魔法が使えたり、地名が違っています。
例
日本⇒高天原
アメリカ⇒デゼルト
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- PROLOGUE ( No.1 )
- 日時: 2010/02/01 22:12
- 名前: はせピン (ID: WkxsA0sZ)
21XX年地球……
僅か平和であった地球は今謎の軍隊によって脅かされていた。
その軍隊は“十二人隊”と言われ、一人一人に『誕生石』の名称を持っていた。
十二人隊を地球から追い出す為に地球は防衛軍で対抗しようとするが十二人隊の力には勝てず地球滅亡の危機が迫る中、誰も気付かいていなかった。
彼等を操っている者がいる事を……
- Re: Mighty Obstacle ( No.2 )
- 日時: 2010/01/29 23:29
- 名前: クロックGO〜 (ID: ySkvBJOT)
応援してますよー
がんばってください
- Re: Mighty Obstacle ( No.3 )
- 日時: 2010/01/30 22:35
- 名前: はせピン (ID: 4j6EbnNK)
>>2
クロックGO〜様
コメント有難うございます。
応援よろしくお願いします。
- 序章「運命の灯」 ( No.4 )
- 日時: 2010/02/01 23:51
- 名前: はせピン (ID: WkxsA0sZ)
十二人隊と言う謎の人物達が地球を侵略しに来てから三ヶ月が過ぎた。
ほとんどの国は侵略されてしまっていた。
ニュースで報道されて以来、人々は絶望を感じてしまっていた。
高天原(たかはまばら)
「うわっ!?遅刻したー!!!!」
江戸時代にあるような家から出て来たのは黒髪に緑色の瞳をした少年。
しかし、黒髪はボサボサでボロボロになっていた。
朝食と言えるパンを口に銜えて何処かへと走る。
そして少年が辿り着いた場所は【STEAL HEART】と言う建物だった。
少年は恐る恐る入口のドアを開けて入った。
「ゴラァ!草薙昴!!また今日も遅刻か!?」
中に入った瞬間、建物内に響く男性の声……
「す、すいません。所長……」
机に腕を置いているスキンヘッドに髭を生やした男性に頭を下げる少年草薙昴。
その様子を見ていた黄色の短髪に褐色の肌をした少年が笑っていた。
「まぁいい。今日はお前等に頼み事がある。」
「頼み事ですか?」
「あぁ……」
頷きながら机の引き出しから木箱を取り出した。
小さい木箱……
所長は箱のフタを開けると中には一丁の銃があった。
その銃を見た金髪の少年は目を見開きながら驚いた。
「それはワルサーP38!?」
銃の名を言う金髪の少年。
所長は頷く。
「その通りだが、性能は未だに試されていない。デゼルト合衆国の軍部が届けてくれた。」
「そのワルサーって言うのを一体どうするんですか?」
「事務所の近くにあるラボに届けてほしい。ラボには知り合いがいるんでな。」
「知り合いって誰ですか?」
昴が尋ねると所長は懐から名刺の様な物を取り出して昴に渡した。
見ると金髪で眼鏡を掛けている美人女性の顔写真と名前が書いてあった。
「“アイリーン・ジェプネス”……」
その女性の名を言う昴。
「すぐ近くにラボがある。これをアイリーンに届けてくれ。それと……」
所長は金髪の少年を見ながら昴に耳打ちする。
『ハリーにワルサーを使わせるなよ……弾は入ってるが使いこなせる訳ないんだからな。』
『了解!』
小声で話し合ってワルサーの入った木箱を持つ昴。
金髪の少年ハリーは昴の後に事務所に出て行った。
「なぁ、大蔵所長はお前に何を言ったんだ?」
「君がモーゼルを使わないように気を付けろって。」
「所長は相変わらず、こういう所だけ俺を信用しないんだろ……」
両手を頭にやって言うハリー。
二人は黙って歩いていると研究所らしき建物に辿り着くが研究所の入口の前にパトカーが数台あった。
「警察があんなに止まってるって嫌な予感がしないか?」
「思いっきり嫌な予感だよ。」
研究所の前に数台のパトカーが止まっていて車のドアを盾代わりにしている警官が数名……
研究所とパトカーの間には覆面を被り、片手に拳銃やナイフを持った三人……
強盗だろう。
二人は物凄い危険な状況を見て……
(何て運が悪いんだ!!)
心の中でそう叫んだ。
「君達は既に包囲されている!武器を捨てて投降……うわっ!?」
一人の警官が強盗達に警告しようと声を掛けたと同時に拳銃を持った一人の強盗が発砲した。
「やかましい!俺達はこの研究所に来る【ワルサーP38】を回収しに来たんだ!!」
「馬鹿!!何盗む品を言ってんだよ!?」
「あっ!?」
一人の強盗が盗む品の名を言ってもう一人の強盗が喋った強盗に拳骨する。
強盗達の会話を聞いた昴達は手に持っている物だと分かった。
「アイツ等が【ワルサー】を?」
首を傾げて言うハリー。
「旻(ぶん)兄貴、このままじゃ俺達警察に捕まってしまいますぜ?」
「ネガティブ発言は止せ、人質がいればな……」
後ろに後ずさる強盗達。
その時、強盗達の前に猫が現れてそのあとに五歳位の少女が猫を捕まえた。
それを見た旻と言う強盗は少女を捕まえ……
「動くなっ!人質がどうなってもいいのか!!」
「キャアァァァァ!!」
ナイフを首に持っていく強盗に悲鳴を上げる少女。
警察達は「くっ!」と声を出して後ろに下がって行く。
「おいおい、このままじゃあヤバいぜ……」
危険な状況になっている事に顔を青に染めるハリー。
その時、銃声が鳴った。
「うおっ!?」
銃声と同時に旻と言う強盗が持っていたナイフの刃がバラバラに砕ける。
警察と他の強盗達は銃声の鳴った方に振り向いた。
振り向いた先には【ワルサーP38】を片手に握った昴がいた。
- 序章「運命の灯」 ( No.5 )
- 日時: 2010/02/02 22:12
- 名前: はせピン (ID: /m6A2I47)
研究所前に三人の強盗が現れ、警察達が囲んでいる中で誰もが草薙昴に視線を変えていた。
草薙昴には届け品の【ワルサーP38】を片手に握っていた。
銃口から煙が僅か出ていた……
「旻兄貴……俺達ヤバいんじゃ……?」
粉々に砕けているナイフを見詰める旻に言う強盗。
旻は刃の無いナイフを捨てると片手からリボルバー式の拳銃を取り出した。
「どうやら、あの銃が【ワルサーP38】のようだな。ガキが相手で助かったぜ……」
「僕はガキじゃない。」
旻の言葉を返して昴は一発発砲した。
その放たれた銃弾は旻のリボルバー式拳銃の銃口の中へと入り爆発した。
「ぐわっ!」
小爆発と言えども吹き飛ばされる旻。
昴の攻撃にその場にいた者は全員驚いていた。
「旻兄貴!大丈夫ですか!?」
「ちっ、年下の癖に腕はかなりのモノだな……退くぞ……」
「そうはさせるか!」
強盗三人の話を聞いた警察達は一斉に飛び掛かったが旻はズボンのポケットからスプレーの容器を投げた。
容器が地面に転がった途端、発射口から煙が出てきて強盗三人を包み込んだ。
煙が消えた頃には強盗達は既にいなくなっていて、少女だけがその場にいた。
被害は少なかったが数人の警察が昴とハリーに近づく。
戦闘に立っている警官の片手には手錠があった。
「申し訳ないが銃を発砲してはいけない規則があるので一度署に来てもらう。」
警官の言葉に昴は無言で顔を下げる。
片手に手錠が掛けられる。
「ちょっと待って下さい。」
警官達と昴の足が止まり、声の元に振り向く。
そこには金髪で研究所とかで着そうな白衣を着た女性、緑色のフレームをした眼鏡を掛けていた。
「その子の手錠を外してもらえないかしら?」
「し、しかし、この少年は銃をはっぽ……」
「おい!さっさと手錠を解け!!」
刑事の様な茶色のコートに白いYシャツを着た30代の男性が警官達に駆け寄った。
「し、しかし、水月(すいげつ)刑事!」
「責任は俺が取る。それに子供が助かったのはその少年のお陰だろう。」
水月は昴に顔を向けてそう言った。
警官達は頷いて昴の片手の手錠を外すとその場を去って行った。
「有難うございます。」
「いやいや、礼には及ばんよ。草薙克弥(くさなぎかつや)の息子さんの草薙昴君。」
「どうしてお父さんをしってるんですか!?」
水月に自分の父親の名と自分の名を知っている事に昴は驚いていた。
「当り前だろう、克弥刑事は私と同僚だからな。それに……」
水月は警官達の方へと歩くが数歩で止まる。
「銃の扱い方が克弥刑事と同じだったからな。」
そう言って警官達の元へと戻り、パトカーに乗る。
そして数台のパトカーは研究所から去って行った。
「さて……」
去って行ったパトカーを見ている二人に女性は手を叩いて二人の視線を変えた。
「初めまして私はアイリーン・ジェプネス。貴方達の事は大蔵から聞いているわ。」
「はぁ……」
「ラボに入ってその【ワルサーP38】を渡してもらうわ。さぁ!」
アイリーンの後に付いていく二人。
ラボの中に入るとハリーがそっと耳打ちした。
「なぁ、アイリーンさんって美人だよなぁ。」
「こんな時に何を言ってるんだよ。」
「だってさぁ、グラマラスで服のセンスバッチリだしそれに……」
「それに?」
首を傾げる昴。
「眼鏡を掛けている事でクール&ビューティフル。」
「…………」
ハリーの一言に昴は突っ込む気が一気になくなり、無言だった。
そしてしばらくすると扉の前でアイリーンは懐からカードを取ってスキャナーに差した。
扉は開き、中に入る。
「これが私が所属しているラボの室内よ。」
中に入った二人は室内の施設に驚いた。
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