ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- みぃつけた♪
- 日時: 2010/01/29 04:43
- 名前: かな☆* (ID: gua0VHe/)
クリックサンキュゥ♪(o‾∇‾)/
えっと、はじめましての人がほとんどだと思います。
かな☆*といいます!
よろしく(^ー゜)ノ
まだまだ素人なので、よかったら感想やアドバイス
お願いします☆
*〜*目次*〜*
*☆プロローグ☆* : >>5
...Characters... : >>3
第一章 〜ゲームスタート〜
Episode1 銃声 ... : >>6
Episode2 屋上の風 ... : >>7
Episode3 カスミの願い ... : >>9
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- Re: みぃつけた♪ ( No.6 )
- 日時: 2010/01/28 04:56
- 名前: かな☆* (ID: gua0VHe/)
Episode 1. 銃声
私は雛野紗登子。
この山奥にある全寮制有名私立、
榊原学園中等部の特待生だ。
私は親を亡くし、叔母の知人が学園長をやっている
この学園に特別に入学した。
カスミ「さっちゃん!おはよ〜」
教室に入るなり声をかけてくれた栗色の髪の女子は
私の親友でもある、榊原カスミだ。
カスミは学園長の娘で、とても金持ちだった。
梨花「おはよう^^」
このおっとりした女の子は小野崎梨花。
カスミと同様、大金持ちだ。
私はこのクラスで、『さっちゃん』と呼ばれ
人気と言えば人気だった。
紗登子「みんな、おはよう!」
一月の空は少し曇っていてとても寒かった。
雪もまだ残っている。
ここはそこらの田舎よりもずっと山奥にある学園だった。
梨花「そういえばさっちゃん、もうすぐ誕生日だね」
のんびりした口調で言う梨花。
だがこう見えても運動神経は抜群だった。
カスミ「さっちゃん、何が欲しい?」
紗登子「う〜ん、なんだろ・・・」
鳥の声。
木々のざわめき。
いつもと変わらぬ日。
そう思っていた。
その時。
バーーーーーーン!
凄まじい銃声が、校舎内に響き渡った。
生徒がざわめき始める。
沙都子「な、なんの音だろぅ…」
カスミ「上の方から聞こえてきたよね?」
梨花「…」
上の方…
校舎は中等部だけでも六階建て。
ここ、2-Sは五階。
ってことは、六階でなにかあったんだ!
同じ事を察したのか、カスミが口を開いた。
カスミ「六階は…放送室、セキュリティー管理室、
学年主任の部屋、第二職員室、
会議室が三部屋くらいと理事長室、
学園長…室…」
カスミの声が小さくなった。
そう、カスミの祖父はこの学園の学園長。
梨花「学園長になにかあったのかしら」
沙都子「心配だね、なんか様子がおかしいし」
カスミ「おじいさま…
あたしはおじいさまだけなの!
あたし、あたしひとりになっちゃう!」
カスミは沙都子と同じように
両親を亡くしていた。
沙都子「そんな事言わないで。
まだ死んだわけじゃないでしょ?
それにあたし達がいるじゃん!」
梨花「カスミ、泣かないで…」
するとその時、放送がはいった。
ピンポンパンポン♪
いつものメロディーなのに
なぜか音が違って聞こえた。
沙都子「…っ」
- Re: みぃつけた♪ ( No.7 )
- 日時: 2010/01/28 08:59
- 名前: かな☆* (ID: gua0VHe/)
Episode 2. 屋上の風
ざわめく校舎内に、突然放送がはいった。
~えー、生徒のみなさんおはようございます。
突然の事でびっくりしている事と思いますが
今から五分以内に、全校生徒ひとり残らず
屋上へ来てください。~
なんていうの、ヘリウムガスとか吸うとでる
モザイクがかった声だった。
なんなの?!一体、そいつは何者?!
怖い、嫌な予感がしてたまらない!
梨花「とりあえず行きますか…!」
行くしかない。行くしかなかった。
でも屋上に何があるのだろうか?
分からない。だから行く。
カスミ「早く行かないと…」
沙都子「ぅん、行こう」
三人の声は震えていた。
きっとこの学校、テロリストかなにかが
乗っとってるんだ!
その可能性は充分にありえた。
ここは山奥。近くには民家もない所。
学校の敷地を囲んでいるのは
森だけだった。
だから見つからない。
警察も来ない。
あたし達、助からないのかな…
屋上にはすでに、沢山の生徒が
真ん中に集められていた。
中等部はほとんど全員いた。
私たちも真ん中に集まった。
すると、ひとりの女の子が話しかけてきた。
梨沙「みんな!お姉ちゃん!」
小野崎梨沙だった。
彼女は梨花の双子の妹であったが学年が違った。
梨花は1996/03/31の11:59pmに生まれたのだが
梨沙は1996/04/01の00:00am生まれ。
だから梨沙は中一だった。
梨花「梨沙!」
梨沙「みんな無事でよかったです」
沙都子「梨沙、何があったか知らない?」
梨沙「それが、さっぱり…」
カスミ「あたし達、どうなっちゃうの?」
おびえた声で、梨沙にすがりつくカスミ。
その瞳からは涙がこぼれていた。
キャーーーーーッ!!!
悲鳴が聞こえたのは、それから間もなくの事だった。
私たちは一歩後ずさりをした。
黒い服に目出し帽をかぶった男が、入ってきたのだ。
その男は銃を持っていた。
体に鳥肌がたつ。
その男の後ろに、またふたり
同じ格好をした男が姿を現した。
「怖がらせてごめんなさいねぇ、生徒のみなさん。
でも大丈夫ですよ?私たちの言うとおりにすれば
何もしません」
ひとりの男が言った。
やはり、声が普通のとは違った。
するともうひとりの男が口を開いた。
「ゲームをしましょう。楽しいゲームですよ?
ルールは、簡単。
この全校生徒は学校の敷地内であれば
どこでもいいので 隠れてもらいます。
で、もし見つかったら殺される。
最後に残った人は一つ願いを叶えられる。」
は?なにそれ、どういう事なの?
「そんな事して良いと思ってんのか?!
警察が来るぞ!」
三年の男子が言った。
「それはありえないな。
こんな山奥で気が付くはずかない。
それに生徒達も逃げられないぞ!
この学校は占拠され、私たちの手によって
支配されたのだァァァッ!!!!!
さて、もしも捕まったらの話、
まず例を見せてやろうか?」
そしてひとりがひとりに合図を送り
さっき叫んだ男子を撃った。
風が吹いた。
冷たい風だった。
男は笑い、叫んだ。
「Ready...」(よーい…)
- Re: みぃつけた♪ ( No.8 )
- 日時: 2010/01/28 20:03
- 名前: かな☆* (ID: gua0VHe/)
今日更新できるかなぁ…
- Re: みぃつけた♪ ( No.9 )
- 日時: 2010/01/29 04:42
- 名前: かな☆* (ID: gua0VHe/)
Episode 3. カスミの願い
三年の男子は、その場に倒れた。
だれもが目を疑い、沈黙は続いた。
そんな・・・先輩が撃たれた・・・・
死んだ・・・・
嫌だ、嫌だ!そんなのあり得ない!
これからこいつらと、かくれんぼをして
見つかったら殺されるって事でしょう?
男「抵抗しても無駄ですよ?
あなた達は、ゲームに勝って生き残るか
負けて死ぬかのどちらかです。
さあ、そろそろ始めましょうか」
するとカスミは一歩前へ出た。
ヤバい、逆らったら殺されるよ?!
でもカスミは小刻みに震えている足で立って
言った。
カスミ「学園長は・・・」
男「・・・あ?何だ、てめぇ」
カスミ「が、学園長はどこですかっ?」
男「そんなの関係ねぇだろう!」
だがカスミは、男にすがりついて泣いた。
カスミ「学園長はっ・・・!?さっきのあの音、銃ですよね!?
もしかして撃ったんですか!?殺したんですか!?」
男「だとしたら、なんなんだよ!」
カスミ「嫌だ!学園長はどこ!?」
男「しつけぇな、てめぇッ!!」
男はカスミを殴った。
女子たちは悲鳴を上げ、その場にぺたんと倒れてしまった。
その目には涙がうかんでいた。
紗登子「やめて!カスミ、もう抵抗するのはやめて!」
でもカスミはまた立ち上がり
ふらふらした足取りで男に近づいた。
紗登子「カスミ!ダメ!!」
カスミは男につっかかろうとしたが、
その手はガシッと止められてしまった。
男「良い度胸してんじゃないか!
だが、お前の友人の方が話が分かるんだな。
お前、カスミだっけ?そこんとこ見習えよ!」
そして男はカスミに目隠しをしてどこかへ連れて行ってしまった。
カスミ「いやぁ!離して!離せよッ!」
男「静かにしてろ!」
カスミ「・・・・そう、分かったわ。抵抗しても無理ね。
でもこれだけは言っておくわ!!」
カスミは叫んだ。
男「なんだ?」
カスミ「みんな、勝って!絶対勝とう!
もうこれ以上抵抗して無理なら
勝つしかないんだ!これがあたしの願い!!」
紗登子「カスミ〜〜〜ッ!」
そしてカスミは男と一緒に下へおりて行った。
私はその後ろ姿をずっと見つめていた。
・・・そう、勝つ事を誓ったのだ。
- Re: みぃつけた♪ ( No.10 )
- 日時: 2010/01/31 16:17
- 名前: かな☆* (ID: gua0VHe/)
更新しなきゃ><
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