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一人の戦い
日時: 2010/01/28 20:23
名前: 梨凛 ◆t5rSTnKmCc (ID: 0T2ECwzo)

はい。もう本当に久しぶりですねぇ..
何だか私、自分がいない間にここがすごく変わっちゃって使い方がよくわかんない;
まあとりあえず頑張るので..よろしくお願いします..

注意

・荒らし禁止

・ありえないことありまくり

・返信など基本的休日..


登場人物

山野 美香やまのみか
・大人しくて優しい・テニス部

山野 美奈やまのみな
・元気で友達思い・剣道部

田中 優斗たなかゆうと
・優しいが無愛想・弓道部


ぷろろーぐ

貴方は本当に大切な事に気付けていますか?

今を大切にしていますか?

楽しい日々は一瞬で消えてしまいます。

過ぎた時間はどんなに願っても戻ってはきません。

私はそれに気がつくのが遅すぎた。

だから大切な事を、大切なヒトを失ってしまった—

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Re: 一人の戦い ( No.1 )
日時: 2010/01/28 21:00
名前: 梨凛 ◆t5rSTnKmCc (ID: 0T2ECwzo)

第一話 狂いの始まり

「はぅー!学校に遅れるよぉー」

「今日朝会だよー!」

2人でドアを思いっきり開けると優斗がいた。

「おっせー....早くしろ」

「はわっごめんねっ」

「早くいこー」

美奈が私の手を引っ張って走りだした。

「てめー...」

「わわっ足速いっ」

「あっ門閉まる〜〜〜っ」

また速くなった..美奈は足速い..

「はあ..間に合ったね..」

「まったく優斗のせいだぞ..」

「はあ..!?誰を待ってやったんだか..」

「はう..ごめんね」

「あ、いや別にお前じゃなくて隣のポニテやろーだ..」

「あーはいはい。悪かったなー」

「ガタガタ..ピー..よし。俺は3年の山田海利君だ。君たちには殺し合いをしてもらおう!」

...殺し合い?何のジョークですか?

Re: 一人の戦い ( No.2 )
日時: 2010/01/30 14:55
名前: 梨凛 ◆t5rSTnKmCc (ID: 0T2ECwzo)

第二話 武器

「何言ってるの...?」

「おい、あれ冗談だよな..?」

「てか殺し合いって..」

体育館が騒がしくなった。殺し合いなんて言われたら..

「君!何勝手にやっているんだ!」

先生達が騒ぎ出した。

「うるさい黙れ」

凄まじい銃声と共に先生達の倒れる音。

嘘..まさか..

「きゃあああああああっっ!!!」

体育館の至る所から悲鳴、悲鳴、悲鳴。

先生を撃ち殺すなんて信じられないでしょ..

「騒いだ奴は殺す。俺に従え」

「ふざけんなっ!何が殺し合..」

「優斗っ今は従ったほうがいいっ」

美奈が必死に止める。

「そうだな。最も女の言う通りだな。それしか生きる術は無いからなあ..こんな風になっちゃうよ?」

「きゃっ」

優斗の後ろにいる先生に弾が当たって先生の倒れる音..

「嘘..」

「美香..大丈夫?」

「当たんなかったか?」

弾は私にかすってもいないけど皆は人が目の前で殺されて平気なの?

優斗の服に凄まじい量の返り血。私にもかかった。血の匂い..血、血..

「おいっ大丈夫か?」

優斗が倒れそうになった私を支える

「..はあ..大..丈夫..」

私が気絶しなかったのは肌に直接血が付かなかったから..かも

「ルール説明の南亞利沙です。まあ簡単に言えば皆で殺し合えばいいんだけれど細かく説明しますととりあえず武器の説明をして差し上げます。部活ごとに武器を分けましたので今各教室に松岡のやろーが置いてきています。」


..武器...

「分かったらさっさと教室に戻れ」


人がまばらになってきたから私たちも教室に戻る事にした。

「ねえ..2人はどうするの..?」

「どうするって..あたしは殺るよ」

「え..っやるって..殺すの..?」

「俺も賛成だな。」

「え..2人とも..駄目だよ!」

人殺しなんて..いけない!

「..だったら美香はあたし達の後ろにいればいいよ」

「俺たちは何と言われようが殺す」

何で..?何で殺すの..?

「教室、着いたけど?」

「ん、ああ。もってこいよ」


皆が集った。

「俺は拳銃だな。なるほど命中力が何かあれなのか..」

「あたしは金属バットかあ..ほー..剣道部の力をねえ..」

「で?お前は何?」

「わ、私..は..」

2人のを見て少し怯えながら箱を開ける。

「...っ..」

「..刀...」

美奈がぼそっと言う。刀なんか、いらない。人なんて、殺したくない..

Re: 一人の戦い ( No.3 )
日時: 2010/02/07 18:40
名前: 梨凛 ◆t5rSTnKmCc (ID: 0T2ECwzo)

第三話 ハジマリ

「...嫌だ..嫌だ..殺したくない..」

「..平気。美香は殺さなくていいよ。でも自分の身は自分で護るんだよ」

「そうだ。俺らは殺す。」

「..何で殺すの?..理由があるの?」

「...わからないのに教えても意味はない。お前が気付いたら殺せよ」

気付きたくない..気付いたら殺さなきゃいけないの?

「今は時期じゃねえからな」

「まあ美香がいる前では襲ってこない限り殺さないよ」

「..ありがとう..」

目の前で人殺しなんてされたら困る。

『..聞こえるか?只今より殺し合いを始めてもらおう。自殺もありだけど自殺すると自動的に俺んトコに運び込まれてきて..死ぬよりもつらい目にあわせてやるよ。それじゃあよーい...ドン!』

自殺したら死ぬ前に連れて行かれる..って事..だよね

「とりあえず..どうするか?」

「無駄な殺し合いを防ぐか?それとも自分の身を護るか?」

「...防ぎたい..けど..」

「けど..何だ?」

「そのせいで2人が死んじゃったら嫌だ..」

2人っていったけれど本心はこの学校全員誰一人も死んで欲しくない..

『あー...えっといた側から今一人自殺しましたよ..全く面倒くせえ...まあそういうことで女はお前らを殺しに行きまーす。せいぜい頑張れよ』

「自殺...」

「殺しに...来るの..?」

それなら尚更止めなきゃ..

「..お前等、絶対に死んで欲しくない奴はいるか?」

「いるといえばいるな。」

「..2人..」

「俺ら以外でだ。何年の誰だ?」

何でいきなり死んで欲しくない人なんて聞くのかな..

「私は同じ2年の港愛..無理を言うなら死んでほしくないな」

「..強いて言うなら二年の伊藤叶絵ちゃん..」

「優斗は?」

「2年の..山田優介..」

皆二年生だ..

「行くぞ。」

「えっ?優斗!?何でいきなり人を護..」

「う..後ろ!!!」

優斗の後ろに黒い人影。優斗が危ない..




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