ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 黒百合が散るころに…「魔嚇し編」
- 日時: 2010/01/30 16:52
- 名前: 椿薔薇 (ID: p4jphIw6)
椿薔薇です!クリックありがとうございました><
「黒百合が散るころに」は、「ひぐらしの鳴くころに」に惚れた作者が作ったものです!
二次小説、というものでなく全く違うものです。
ですが多々流れや人物構成がにるかもしれません…
知っている方は全く違う視点から。
知らない方は新しい目で見てくだされば^^
駄々作になるとは思いますがよろしかったら下へ…
注意
・作者は作力がありませんのでご了承を…
・グダグダになるかもしれません
・更新が遅いです
・荒らしや中傷は今すぐお戻りを(ゆるしません)
・グロテスクな描写が多いと思います
・作者は話などシリアスに似合わずテンションが高いです(笑)
第一篇「魔嚇し篇」‐maodosi‐
- Re: 黒百合が散るころに…「オリキャラ募集!」 ( No.9 )
- 日時: 2010/01/30 16:52
- 名前: 椿薔薇 (ID: p4jphIw6)
ばにらサンキュウ!
はいはい、オリキャラ〆切ましたよ!
- Re: 黒百合が散るころに…「魔嚇し編」 ( No.10 )
- 日時: 2010/02/03 22:18
- 名前: 椿薔薇 (ID: p4jphIw6)
第一惨「噂」
最先端都市「亡國」
そこは夢としか、幸としかいいようが無いほどに
平穏だった。。。
人々はその國に入ってしまったら
抜けることができない・・・
もうそんな生活に、慣れ。
それ以外はありえなくなってしまうから・・・
だからだった。
恐怖を・・・誰しもが忘れてしまっていた
50年前のあの事件でさえも
あの悪夢でさえも・・・
地獄へ変わるとき人もまた絶えられなくなってしまう
忘れてしまっているから・・・
こんなにも。こんなにも・・・
「京也ァ!聞いたき?聞いたき?」
凛、俺の友人だ。
誰にでも好かれるこの性格には俺でさえも羨ましい
「なにがだ?また噂かなんかか?」
俺はいつものことだと、軽く受け流していた・・・
あの時にはまだ。
なにも知らなかったんだから・・・
俺が亡國にやってきて、はや一ヶ月。
都会の生活にも慣れて友達も何人かできて楽しいスクールライフをおくれそうだと・・・
これからに期待していたときだった。
あの噂を耳にしてしまったのだ
「そうぜよ!わし、また面白い噂をきいたん!」
とんだ、くだらない噂だった。
非現実的な・・・そんな、小さな噂。。。
- Re: 黒百合が散るころに…「魔嚇し編」 ( No.12 )
- 日時: 2010/02/07 11:28
- 名前: 椿薔薇 (ID: p4jphIw6)
第二惨「魔」
50年前に十文字村という村で失踪事件が、いや神隠しがおきた。
それを村民達は神隠しではなく「魔隠し」と呼んだそうだ…
それは昔から十文字村は呪いの魔がとりついているといわれ失踪事件が起きる前にも幾度もなく、謎の殺人事件や祭りでの放火など…
全て魔の呪いだと…
魔の嚇しで起きた事件なのだと言われていたのだ。
「…それが?どうかしたのか」
俺はそんな魔の村の知りもしないことを聞かされてうんざりとした。
そんな事件聞いたことない…いや生まれてもないしな。
「その魔の呪いが望國に罹ったのじゃ!魔嚇しがの!」
目を輝かせて凛は言った。
「何の根拠があってそんなことを?」
ため息混じりで言う俺に凛は頬を膨らませて
「知らなかか?ダメじゃきー、望國で起きてる未解決事件のことじゃ。わしでもしっとるぜよ!」
自慢げにふふん、と鼻を鳴らす
そう、ここ数年に望國でも殺人事件や失踪事件などが起きていた。
全くニュースにもなっていらず、謎なのだ。
そのまま、捜査が打ち切られたものも少なくない…
それも、なんとも人間技でもないような残酷で恐ろしい殺人や今だ発見ならず死体でさえも見つからない。
そんな事件。
- Re: 黒百合が散るころに…「魔嚇し編」 ( No.13 )
- 日時: 2010/03/15 13:01
- 名前: 椿薔薇 (ID: a5DdqbyH)
あげときます!!
一ヶ月以上たってもうたー><
いろんな事情でこれなくってすいません!!
- Re: 黒百合が散るころに…「魔嚇し編」 ( No.14 )
- 日時: 2010/04/03 13:18
- 名前: 椿薔薇 (ID: zc76bp3U)
第三惨「去」
亡國に静寂が訪れし闇夜。
「う・・・嘘、だ・・・ろ」
一人の男が−年齢は30代前後だろうか−目の前の光景に絶句し、喘ぎ声をあげている。
目の前には骸の山、それも男と同僚であり同じく白衣を着ていた・・・筈だったが、それは白衣ではもはやない。血で紅く染まりし紅衣と言ったほうがいいだろう
「お、お前・・・や、やめろ!こんなことして、、、ただで済むと思うな!っく・・・」
おびえながらも声をあげる。
男は護身ようのナイフをつきだした、震えてはいるがそこから、もう大丈夫だ。という安心感も目に取れる。
それが、目の前にいる黒衣を着た者の姿を見たからだった。
それは、まだ幼さが残る子供だったのだから・・・
返り血に顔を濡らし目はもはや常人のめでは無い。
そう、少女の目は紅く・・・口は裂けるように広がり・・・もはや悪魔とでもいえるものだったのだから。
手に握られた包丁からしたたる血・・・この少女が男の同僚をやったに違いない証拠だった。
だがひるむことなく近づきさもまくは口を開く・・・
『ただで済むと思うな・・・?そんなことはいっさい思っちゃいない。そう、これは・・・』
続けてしゃべろうとする少女に・・・いや−悪魔−に、男はもはや目を逸らし刺しにかかった。
だが、その言葉に終止符はうたれることはない。
何も変わることもなくトーンも一定、そう・・・聞いた相手を取り付かせるような低い声で男の惨劇には何も意味をなしていない・・・ということをしらしめた。
『ただの嚇しなのだから・・・』
それは悪魔が常人でないからであり、普通の人間ならば普通に続けることはできない筈なのだ。
悪魔の右腕に男の護身ようのナイフがささっていて、鮮血が飛び散っていたのだから。。。
「う・・・うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
その悲鳴を最後に男は無残な姿で死んでいった。
四肢を引き裂かれて皮をはぎとられた・・・魔嚇しの残酷な死体。
そして悪魔は呟く
『どうしてこうも弱いのだろう・・・まだ・・・まだはじまっていない・・・−わしはまだ嚇ししかしてないきー・・・−』
・・・と。
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