ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 刹那 -斬-
- 日時: 2010/01/30 10:37
- 名前: ポリス ◆CSZ6G0yP9Q (ID: 7m3//6LO)
※この小説を読むにあたって
はじめはありがちなRPGのように始まりますが
章が進むにつれてグロテスクになってきます。
喧嘩や誹謗中傷を含む発言はやめてください。
コメント、アドバイス等は受け付けます。
ただし、上のように喧嘩や誹謗中傷のコメントは
避けてください。
尚、この小説は〜章〜話という形式になってます。
部ごとや章ごとに話がごろっと変わる可能性がありますが
スルーしてください;
ということでお願いします(#^ー゜)v
登場人物
黄昏 刹那 (タソガレ セツナ 男 13歳)
主人公。幼いながらも父の背中をみて育った。修行のため親子そろって船旅を始めるが・・・。
黄昏 鈴音 (タソガレ レオン 男 42歳)
刹那の実の父親。その剣術は世界に名が知れていて、毎日のように魔物討伐依頼が来ている。
黄昏 雅美 (タソガレ マサミ 女 37歳)
刹那の実の母親。僧侶として育ち、鈴音とであった。その回復魔法で鈴音の手助けをしている。
・・・その他いろいろ
目次(話が進むにつれ更新)
あらすじ >>1
第一章 呪われた国
第一話 >>2
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- Re: 刹那 -斬- ( No.1 )
- 日時: 2010/01/30 10:06
- 名前: ポリス ◆CSZ6G0yP9Q (ID: 7m3//6LO)
あらすじ
時は魔法が作られ、剣術が盛んな時代。
人間は神によって作られた。
こう言い伝えられてきた。
だが今の人間は自我を持ち、神をも想像しなかった
技術と力を得た。
こうして人間達は自らの力をあげるために日々、精進し
努力して生きながらえてきた。
そして西暦は2980年。
地球だけでなく宇宙へ飛び交い、火星や水星、そして太陽や月にも
人や今まで伝説とされてきた種
エルフやドワーフも住み始め、動物が怨みと共に自我をもった姿「魔物」となって
世間を騒がせていた。
人間などの種族によって世界は平和となり
魔物などの種族によって世界に歪みは起きた。
こうして平和と不安の両方が重なった時代の
一人の少年の物語・・・。
- Re: 刹那 -斬- ( No.2 )
- 日時: 2010/01/30 10:38
- 名前: ポリス ◆CSZ6G0yP9Q (ID: 7m3//6LO)
第一章 呪われた国
第一話 船旅
ザザ〜ン・・・・・・・。
ザザザ〜ン・・・・・・。
波に揺られた船の中で、刹那は眠っていた。
刹那は今、父親の鈴音と母親の雅美と共に修行の船旅をしている途中だった。
ふと刹那は目を覚ますとペットとして飼っているリスの魔物のリリがお腹の上で
クゥ〜クゥ〜と愛くるしいいびきをかきながら寝ていた。
刹那はやさしくリリの背中をさすって起こし、肩の上にひょこっと乗っかったのを
確認すると愛剣の「春桜」を手にして父と母のいる甲板へと階段を上った。
「おぉ。おきたか刹那。リリも一緒か。そろそろ港につくころだから部屋の荷物を確認して
おきなさい。」
父はそういうと母と話を続けた。
「ねぇ、お父さん。そろそろってどれくらい?」
幼い刹那は父に問いかける。
しかし答えたのは母だった。
「あと2~30分くらいよ。早く荷物の確認をしなさい。リリの餌も忘れちゃだめよ。」
「はい!」
刹那はまた部屋に戻り荷支度をはじめた。リリは寝るちょっと前に食べ残したクッキーを
かじりついている。
そして一通りの荷支度が終わり、甲板へ向かおうとしたそのときだった。
グラッグラッ!
ガタガタガタガタガタ!
突然船が大きく揺れだし、部屋の本棚や机は倒れ、リリも刹那のコートのポケットに怯えながら
もぐりこんだ!
刹那はあわてて部屋を飛び出し甲板へ急いだ。
「お父さん!どうしたの!?」
「嵐だ!みんな部屋へ隠れろ!お父さんは帆をたたむからな!」
しかしそういっている間に嵐はどんどんひどくなり高波が
刹那の乗っている船へと迫ってきた
「伏せろ〜〜〜〜〜〜〜!」
思わず父は声をあげた。
反射的に刹那も伏せてその上に母がかばうように覆いかぶさった。
そして船は波に飲まれた・・・・・。
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