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はみ出し人間のホラー体験記
日時: 2010/02/02 16:29
名前: 妃常 (ID: kI4KFa7C)


どーも♪
妃常です。(読み方は「ひづね」で)

続くかな・・・´・ω・

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Re: はみ出し人間のホラー体験記 ( No.1 )
日時: 2010/02/02 16:41
名前: 妃常 (ID: kI4KFa7C)


プロローグ



目が覚めたら白かったー・・・

「ー・・・?」


周りには知らない土地。

都会のように高くそびえ立つビルなどの建物は、


どこまでも続く。



思わず顔を上げようとしたらー・・・

「ッ・・・」

・・・うごかないー・・・


固定されたように頭が上げられなかった。


助けを求めようとしても辺りに人はいない。




取り残されたみたいに自分はその場で立ち尽くした。


真っ白な世界にビルが立っているだけで無音。

小さな自分一人がこの世界にいる。


思わず呟いた。


「アリスになった気分だ・・・」


ため息が出てくる。


この状態に対して僕は何の不安や恐怖も抱かなかった。



ただ・・・孤独感だけが僕を包んでいた。



その時、


「何してるの?」


不意に声をかけられた。

「あ・・・」


Re: はみ出し人間のホラー体験記 ( No.2 )
日時: 2010/02/02 16:58
名前: 妃常 (ID: kI4KFa7C)


気づいたら女の子が立っていた。

僕を見下ろしている。


「・・・何してるの?」


もう一回聞いてきた。


「ぁ・・・」

さっきよりも声が小さくなる。

「具合でも悪いの?」

その子は、華奢な体をしていながら強い視線を僕に送ってきた。


「悪くない・・・」

「そう、ならどうしたの?」

「・・・迷子」

「そう、小さいのに」


そう僕はまだ見た目五歳だった。

実年齢は100歳を超えるだろう。

家の中の僕は、一人だけ成長しなかったんだ。


「一人?」

「・・・たぶん」

「そう」

白い世界にやはり白い少女。

僕だけが服のおかげで目立っている。


「ここへ来るにはある条件を満たさなきゃこれないのよ」

「うん」

「それにここは、時空の境目。現在も過去も未来も無いからね。嫌なら新しい時間と自分をつなげることもできるけど・・・わかる?」

「・・・微妙」



何故か、言ってることは分かった。

でも心が鉛となって何かをひきずっている。



「ここはどこ?」

「・・・周りを見なさい。見えるでしょ?」

「白いビルが複数ある」

「目をこらして見なさい」


Re: はみ出し人間のホラー体験記 ( No.3 )
日時: 2010/08/31 22:55
名前: カラス ◆SpFtX8L72A (ID: uoVGc0lB)

こんばんゎ^^
カラスといいます!!
この小説不思議で面白いですねッッ!!
早く続きが読みたいですッッ>0<y
応援してます!!
頑張ってくださいッッ^0^y


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