ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- ___光に潜む闇
- 日時: 2010/02/03 20:06
- 名前: 夜那〜yana〜 (ID: NegwCtM0)
おはこんにちばんわ!
初めまして、夜那って言います!
名前は女っぽいけど、一応男です。
マジですから。
消されました(泣)
で、作り直しました。
挫折しないように(すると思うけど)頑張ります!
駄作ですけどよければ見てください。
頑張りますんで。
≪目次≫
>>1 登場人物
>>2 第0話
>>3 第1話
>>4 第2話
Page:1
- Re: ___悪魔と死神___ ( No.1 )
- 日時: 2010/02/02 23:03
- 名前: 夜那〜yana〜 (ID: k41H6VkA)
【登場人物】
名前:壱夜 翔影(いちや しょうえい)
性別:男
年齢:13歳
性格:沈着冷静で物事に動じない。
容姿:黒髪に青紫の瞳。
能力:炎・雷
名前:天宮 光晴(あまみや こうせい)
性別:男
年齢:13歳
性格:天真爛漫でとにかく明るい。
容姿:茶髪にオレンジ色の瞳。髪をピンで留めている。
能力:氷・水
名前:柳ノ条 鳳(やなぎのじょう おおとり)
性別:男
年齢:13歳
性格:無愛想で無口で感情を顔にださない。
容姿:藍色の髪に黒の瞳。左目を髪で隠している。
能力:瞬間移動・治癒能力
- Re: ___光に潜む闇 ( No.2 )
- 日時: 2010/02/02 23:15
- 名前: 夜那〜yana〜 (ID: k41H6VkA)
第0話
俺たちは、普通の人間じゃない。
しいて言うなら『異常』だ。
欲しくて望んだ訳でもない力が、生まれ持ったカラダに備えついている。
幼い頃は、この忌まわしき力が嫌いだった。
そして俺たちを化け物扱いする汚らわしい人間も。
だから、俺たちは——
人 を 殺 す
腐った汚らわしい生き物を殺す。
人間が俺たちにしてきたなら、俺たちも人間に裁きを与える。
例え命が尽きようと——
- Re: ___光に潜む闇 ( No.3 )
- 日時: 2010/02/02 23:31
- 名前: 夜那〜yana〜 (ID: k41H6VkA)
第1話
腐った世界。
醜い人間共。
俺はその光景を毎日見てきた。
今日が終われば明日が来る。
明日が終われば明後日が来る。
その繰り返し。
「……」
学校の屋上は、腐った世界のほんの一部が見える。
人々は玩具のように同じことを繰り返す。
「翔影?」
「……何?」
俺の隣で壁に寄り掛かり遠くを眺めている少年。
天宮光晴。
俺の友達、いや同じ力を持った家族だ。
「アレ、殺していい?」
「……好きなようにしろ」
光晴は視線を投げかける。
その先には真っ黒な胴体をしたカラス。
アレに目掛け光晴は指を鳴らした。
—パチンッ
静かにその音は響く。
カラスの最後の鳴き声。
カラスは一瞬にして氷ついて虚しく砕け散った。
「お見事」
「どーも」
屈託の無い笑顔を向ける光晴。
人懐っこいような笑顔からはまるで元気と印象を与える。
「光晴」
「あっ、鳳」
空中に立ってる藍色の髪の少年。
柳ノ条鳳。
こいつも俺の家族同然。
「……ダメ」
「何が」
「………」
「うん。わかった」
どうやら、光晴は鳳の無言の訴えが通じるようだ。
俺にはサッパリ。
- Re: ___光に潜む闇 ( No.4 )
- 日時: 2010/02/03 20:04
- 名前: 夜那〜yana〜 (ID: NegwCtM0)
第2話
「なんかね、鳳が無駄な殺生はダメだって言ってる」
「……そうか」
鳳を見ればコクリと頷いた。
どうやらカラスと言う生き物が好きならしい。
「ごめんね、鳳」
「………」
首を左右に振っている。
まったく何故口にださないのか。
「俺、ちょっと出かけるわ。行くか?お前らも」
「僕は行く!」
「………」
鳳はコクリと頷く。
光晴もニコニコと笑っている。
「鳳、頼むぞ」
「……うん」
小さく尚且つ細く呟く。
俺達の周りは光に包まれた。
次の瞬間その光はパッと消えた。
「………?」
「どうしたの?鳳?」
「……危険」
「危険だと?」
鳳は深く目を閉じた。
「……翔影…上」
—バンッ!
「…ッチ」
真上からは弾丸が放たれていた。
その弾は地面に勢いよくあたる。
「……何だ?」
- Re: ___光に潜む闇 ( No.5 )
- 日時: 2010/02/03 20:19
- 名前: 夜那〜yana〜 (ID: NegwCtM0)
第4話
「避けるんだ…へぇ〜」
「……誰だ、テメェ」
空中に立っている、一人の女。
見るからには俺たちと変わらない。
「あたしは、君たちを抹殺しに来たの♪」
「………」
笑顔と供に吐き捨てられる台詞。
「……油断は禁物だぜ?」
「えッ?」
女の後ろには、光晴がいる。
光晴は笑顔。
でも、目が笑ってない。
「ばいばぁい…♪」
「!!」
—パチンッ
「んぐッ!!・・・」
女は水の中でもがき苦しんでいる。
「…光晴」
「はーい!わかってますって」
—パチンッ
水は一気に氷になり、女の動きが一瞬にして止まった。
哀れなもんだ。
「…ん?」
「……?」
「紙?」
風に乗って俺の足元に止まった一枚の紙。
そこには記されてあった記事を読んでみる。
「…俺たちが指名手配だと?」
「ふぅん。カッコイイね」
「……」
俺はその紙を燃やし。
さっきの女について考えた。
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