ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- れっつごー!
- 日時: 2010/02/03 22:14
- 名前: ひなた ◆KZnyecwpQw (ID: INtznFH6)
さあ、ぼくらだけの世界へ!
*
こんばんは。ひなたです。
数週間居なくなってたらいつのまにかサイトが改装されててびっくりです。そして自分の小説が開けなくなってもっとびっくりです\(^o^)/
内容他のところに保存してなかったのでもう思い出せません……あうう。なのでもういっそのこと新しい小説書いてやんよ! と意気込みました、はい(
更新はゆるゆるペースですがよろしくお願いします!
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- Re: れっつごー! ( No.1 )
- 日時: 2010/02/03 22:28
- 名前: ひなた ◆KZnyecwpQw (ID: INtznFH6)
序
「私たちはね、一心同体なの」
そう言うと、あの子はにこっとかわいらしい微笑みを浮かべた。そして、するりとその美しい真白な腕を僕の体に絡め、僕に抱きついた。
「たとえどんな事があっても私たちは一緒……どんな魔法でも覆せない、私たちの魔法よ」
とくんとくんと彼女の鼓動が体に伝わる。ああ、今すぐ彼女から離れたい。僕はこんな事したくないのに。
……でもそれはできない。いや、しちゃだめなんだ。
「だから、ね? その子は私たちの邪魔をしようとしたから……さよなら、しちゃったの。でも仕方ないよね? 私たちの邪魔をする子は、存在しちゃいけないもの」
彼女をこんなふうに狂わせたのは、歪ませたのは……まぎれもなく僕なのだから。
- Re: れっつごー! ( No.2 )
- 日時: 2010/03/24 15:35
- 名前: ひなた ◆KZnyecwpQw (ID: INtznFH6)
1
向日葵が好きだった。夏になると力強く美しく咲き、綺麗な黄色が太陽の光で照らされているその姿が好きだった。
でも、彼女がそれを嫌ったから、僕も嫌いだということになった。そして、真っ赤な薔薇が好きだということになった。
だから僕は薔薇が好きで向日葵が嫌い。それは覆せないことなのだ。彼女の言葉は僕にとっては絶対だから……。彼女を僕を全てとすることが僕の義務で……、
「……くん、ゆうくん」
「あ」
不意に声をかけられて、みっともない声が出る。いけない、僕はまたくだらないことを思いだしていたみたいだ。しかも授業中に。
「しっかり授業を受けてくださいね? もう入試はすぐそこですから」
数学担当の岩村先生が苦笑いをして僕に言うと、クラス中がくすくすと笑う。えーっと、こういう時は……。
「あはは、すみません! ちょっと考え事してたのでー」
「考え事って、どうせお前のことだからろくでもないことだろっ」
「うわ、ひっどいなあ」
クラスメイトの一人の男子と僕の会話で、またクラス中がどっと笑う。よし、なんとか切り抜け成功。
そんな僕らを見て先生が、くすくすと笑いながら「さっ、授業の続きですよー」と黒板にチョークを走らせた。
*
授業も終わって皆が帰る準備を始め、僕もそれに混じるように準備に入る。机の中に入れた教科書やノートなどを鞄の中に入れていると
「ゆうくんっ」
と、後ろから女の子の声が聞こえてきた。僕はその子のほうを向いて「どうしたの?」と尋ねてみる。
「ゆうくんの彼女が、教室の前で待ってるよ! あんまり待たせると可哀想だし早く言ってあげなよーっ」
その子は悪戯っぽく微笑んでそう言うと、他の女の子達の所へ走っていった。
いちほです)
- Re: れっつごー! ( No.3 )
- 日時: 2010/02/11 17:23
- 名前: ひなた ◆KZnyecwpQw (ID: INtznFH6)
と、とりあえず消えないようにあげておきまs
- Re: れっつごー! ( No.4 )
- 日時: 2010/03/24 15:29
- 名前: ひなた ◆KZnyecwpQw (ID: INtznFH6)
勉強のせいで随分間があきました\(^o^)/ヒエー
とりあえず上げて更新デス(
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