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オワリのハジマル詩。
日時: 2010/02/17 17:57
名前: えみ ◆.OTuS3XQxg (ID: EbMOb6mj)

はじめまして。こんにちは!!

 おもいついちゃったのでしょーがない!小説をかきます^^
 良かったら暇つぶしにどうぞ。

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Re: オワリのハジマル詩。 ( No.1 )
日時: 2010/02/17 18:08
名前: えみ ◆.OTuS3XQxg (ID: EbMOb6mj)

♪プロローグ

 ・・・の空のように・・・
 ・・灰色の運命・・・・背負って・・
 明日・・・い色・・残酷な・・呪って
 ・・・永久に・・続け・・


 詩が聞こえた。ほとんどかすれて聞こえないが、確かに詩だ。
 茜色に染まり始めた空を見上げ、少女は少しだけ首を傾けた。
 「誰も居ないのに・・・。」
少女は、不思議に思いつつも再び歩き出す。両手に白いビニール袋をぶら下げ、鼻歌を歌っている。きっと、おつかいでも頼まれたのだろう。
 その少女は、黒いサラサラの髪の毛を2つ縛りにし、肩の辺りまで垂らしている。クリーム色のセーターを着て、ピンクの運動靴。とてもキレイな顔立ちだ。大体7、8歳くらいだろうか。
 
 
 世界は・・・る・・・
 ・・の前に・・・を・・める
 ・・・・・・・・・・・・・・
 オワリがハジマル 楽しい世界へ


 最後の部分が、さっきよりも随分聞き取れた。
 「終わりが始まる?」
思わず少女は、歌詞を呟いた。その直後だった。少女の視界が真っ暗になり、光はふっと消えていった。


 その後、彼女を見たものは1人もいない___。


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