ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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学校なんて大嫌い
日時: 2010/02/26 22:10
名前: 弓長 美那 ◆gqPN62ayAU (ID: hJCQM.po)
参照: チェックテストやったら軽症うつ症ですってわーお


◆エピローグ

私は長崎科梨(ナガサキ-シナリ)。

私と真紀とスズは、

学校中に知られるほどの仲良しだ。

ある日、真紀に好きな人ができ、

バレンタインに真紀が好きな人に

チョコレートを渡したいと言い出した。

そして私と鈴も手伝ってほしい

といわれて、手伝うことになった。

そして全員そろって、緊張感ある

空気の場で鈴が言ったんだ。

「ちょっと早くして私、用事あるから」

って。その言い方に少しむかついちゃって

私は鈴に、

「用事あるなら帰れば?」

って言ってしまったんだ。

それから私の孤独は始まった。

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第一話「本当の友達じゃない」 ( No.1 )
日時: 2010/02/26 22:31
名前: 弓長 美那 ◆gqPN62ayAU (ID: hJCQM.po)
参照: チェックテストやったら軽症うつ症ですってわーお


次の日学校へ行ったんだ。そして

扉をゆっくり開けて、私は椅子へ座った。

「おはよう」

真紀に私は話しかけた。

…。無視?

そんなことを思いながら、

かばんの中身を取り出した。

そして授業が終わり放課になった。

いつもなら鈴が私の席にきて

真紀と三人で絵を描いているはず。

だけど鈴はこない。そりゃそうだ。

しばらくしてトイレにいこうと思い、

廊下に出たときだった。

真紀と鈴と、あと、由梨香ちゃんと

夏美ちゃんが四人で話していた。

四人が私の存在に気づくと、

そそくさと別の場所に移動していった。

なんだろうか…。

というか、鈴は

由梨香ちゃんと夏美ちゃんが嫌いなはず。

だってつい一昨日…バレンタインの前の日まで

鈴は由梨香ちゃんと夏美ちゃんの悪口を

私の前で平気でいってたんだもの。

でも由梨香ちゃんと夏美ちゃんは

真紀ともともと仲がよかったっけな…

其処で私は気がついた。

鈴は私の悪口を四人で言うつもりなんだ…

そう考えているうちに

放課が終わったということを告げるチャイムが

全校舎に鳴り響いた。

やがて放課が終わると私は席に座り、

後ろの席である真紀に話しかけた

「四人で何はなしてたの?」

真紀にそう聞くと、真紀はおどおどしながら

「あ…の…その、普通に修学旅行とかの…」

嘘だ。すぐに分かった。

修学旅行はすごくとっくの前に行ったから。

「私の悪口でしょ?」

鈴が私の悪口をいうのはかまわない。

私と鈴が喧嘩したんだから。

喧嘩していないけれど真紀はギリギリわかる。

けれど…由梨香ちゃんと夏美ちゃんは

何にも関係ないのに。

私悪口を言う資格はないはずだ。

もともと由梨香ちゃんとも夏美ちゃんとも

私は、全然話していなかったわけだから。

「悪口は…いってないよ…」

やっぱり嘘をついている。

「本当に?」

「う…ん…」

「はぁ…」

思わずため息が出た。

どうしてそんなに隠すの?

そうだよ…

「もういい!!!真紀なんて友達じゃない!!」


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