ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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蟷螂女ト呪 涙 怨___ オリキャラ募集
日時: 2010/02/27 14:39
名前: 翔愛 (ID: uOaFJYbm)

プロロ-グ

 グサッ_
ブシュウウウッ_


   「っうぅ.........たすけ......て」

暗い真夜中の路地裏に
 聞こえるのは、刃物の音と、血の吹き出る音_
そして、誰かの喚き声_

   「ふっ.....ふはははははっ♪」

ヨロコブモノハ、タダヒトリ_
 ヤラレルモノハ、スウオクニン_

「今度は誰を_」


    『ヤロウカシラ_♪』


             -ぷろろ-ぐend-

クリックありがとうございます。
こんにちわ♪
翔愛と書いてつばめと読みます。
こんなド素人の作品、見ていって下さる方は、
続きを見てください。
又に、殺す系が頻繁に出てくるので、
グロテスクなのが無理な方は戻ってください。


...。+*お客様*+。...

【只今0人】

 


*+。...。+*+。...。+*+。...。+*+。...。+*+。...。+*+。...。+*

*悪ノ館menu*

>>0 ぷろろ-ぐ(他)

>>1 #001 

Page:1 2



Re: 蟷螂女ト呪 涙 怨___ オリキャラ募集 ( No.1 )
日時: 2010/02/27 14:38
名前: 翔愛 (ID: uOaFJYbm)

#001


 世の中に死なんてもの、あるのだろうか。
 いや_ちょっとまてよ。

  そもそも、どうして死なんてあるのだろうか。
 
まあ、人間だから、俺は死ななきゃわかんねえ、
   そういう考え方をしていたのだ。
おかしいのか??、いいや、おかしくない。
だって、人間だもの。
 

 こんなことを考えるのは、つい3日前に見た、
 ある人のblogを見たからだ_


     「安藤!!!」

バシッ_
  「ってぇ.......」

「ってぇじゃないだろ!!
   後2カ月で大学受験だろーが!!!」

「あぁ....はい。」

    「ああ、はいって、ぼうっとすんな、バカ」


ふう.......
 俺は今、大学受験生まっさかりって感じの奴。
 めんどくさいけど、親が受けろってうるさいから。

今は、【勉強】よりも【死】について知りたい_
そのための唯一の手掛かりは、家にあるPCの中の
ネット上のとある誰かさんのblogだけ。
どうしてかって_??
 だってそうじゃない。
 他に、知るためには自分が死ぬのが一番...

「あ..._」
   
   「なんだ安藤。」

「いえ、何にもありません」

 「んじゃ、声出すな。」

「はい」

      あー早く帰りたい。


ネットの世界へ飛び込みたい。


      気持ちはどんどん高なる。


キーンコーン...______
 

  「れい。」

「ありがとうございましたあ。」

その合図とともに俺は暗がりの中を走る。


ガチャッ_


「ただいまあ_」

  「おかえりー悠哉。」

俺は無視した。
 
 「あら、あんなに急いでどうしたのかしら。」


カチャリ_

 ボンッ_

俺は塾のかばんをベッドに叩きつけ、
 とっさにPCの電源を入れた_


  

Re: 蟷螂女ト呪 涙 怨___ オリキャラ募集 ( No.2 )
日時: 2010/02/28 09:44
名前: 翔愛 (ID: uOaFJYbm)

#002

PCの電源を入れた。

「っとぉ....」

  呪 涙 怨 -死-

こんばんは
今日も更新しようとやってきました。
やはり、人を殺す感覚というものは、
たまらないものなのでしょうか。
ある日私はPCで何の用もないのに、検索していたのです。
すると、ある話題が私の眼の中にふと飛び込んできたのです。

その話題名は.....


        【蟷螂女】__

いやあ、どこかの都市伝説って感じですよね。
まあ、お遊び半分で見ていたんですよ。
そしたら、こんな話が載っていたんです。

蟷螂女は、あるくらい真夜中に、

 真っ暗な裏路地に表れて_

通りすがりの人々を、もっていた鎌で殺す_


殺してはその死体をバラバラにして、

     挙句の果てには彼女の顔に笑顔が_

甲高い女の笑い声響く裏路地。


死の果てをさまよう、世にも不幸なものの喚き声。

  吹き出る血の音

すべては【不幸】の中にありし_


どうでしたか??
あなたはこんな話、しんじるのでしょうか??

まあ、それはあなた次第....ですよね。

「ふふふ♪」

             -end-


「.........あなた次第...か。」


blogを読み終わった瞬間に、背後から寒気がした。
ゾクゾクッと押し寄せてくる空気。
誰かが俺を見ている気がした。

 その瞬間_

「ぎゃあああああああああああああああ!!!!!」

     「ふふっははははははははっ♪」

そんな声が聞こえた。

 「え_??そういや.......」

俺の家のすぐ近くに裏路地がある_


  しかも今は誰も通らないような暗がりに満ちている_


すぐさま、カーテンをシャッと開けた。

  裏路地になにも変化はない。

「ふぅ.....んなわけねーよな...うん。」

よかった。
よかった。
よかった。

 それしか頭の中になかったのだ。
いや、本当か??

 今は信じないでおこう_

その時はそう思うだけでよかった_
そのあと、なにもあるとしらずにいたのだから。

俺は怖くなり、ベッドに入って、目を閉じた。

「きゃきゃきゃきゃ♪」

その時、女の声が聞こえたような気がした_

Re: 蟷螂女ト呪 涙 怨___ オリキャラ募集 ( No.3 )
日時: 2010/02/28 18:13
名前: 翔愛 (ID: uOaFJYbm)

#003

  「はよー」

「おっはよおぉぉ★凛夜!!!!」

     「お前は朝からテンション高過ぎ...」

「凛夜が低いだけだって!!!」

 「え........。」

こいつは、俺の幼馴染の坂倉 麗。

  俺の名前は安藤 凛夜。

麗は頭がくるうほど、テンションが高すぎるのだ。

 「あっ凛夜あああ!!!知ってるー??」

「何が・・・。」


     「蟷螂女だよおおおっっ」

「え........__??」


    蟷螂女ってアレか??

あの、人を鎌で殺すっていう都市伝説らしきものの....


「えって知ってるのー??」

  「あ、ああ。ちらっと聞いただけだが。」

「へえええ★ネットでちょお話題だよねえ....

      凛夜わあ、信じるウ??」

「うーん。俺は、、、」


   俺は_信じるが、信じたくはない。

「信じねえよ。お前、信じてんのか??」

      「ううん。だって怖いジャン。」

「だよな。」


    「じゃああねぇぇぇっっ」

「うい。」


         そんなに話題なんだ。

まあいいか。

         今はしんじたくない気分だ_


でも、でも、でも_______

   確かめてみたいじゃないか。

うーん。


    さすがに一人は無理だった。

そこで、麗やダチを誘ってみることにした。

 プルルルル♪

    「もーしもぉし。」

「あ、麗??今日の夜ってあいてる??」

  「えーん??もしかして....そろそろ、
       ヤルきになった.....」

「お前となんでヤんなきゃねーんだよ。」

   「だよねえええ(笑)」

「あのさー....例の蟷螂女伝説。
     確かめてみたくなったんだけど」

「いいよいいよいいよおおおおお!!!!!!!」

   「じゃあ決まり!!今日の夜中俺の家の前しゅ-ごお。」

「おけおけえ。またいろいろしらべとっからあ!!」

「よろしくなあ。」

    次は奏。

プルルルー♪


「あ、奏??」

   「あ??どした?」


「ああ、あのさあ、今日の夜さあ。」

 「何??」

「蟷螂女の伝説ってのをしらべようと思うんだけど。」


「あ!いいぜ!!!知ってる!!!!!!」

  「知ってたんだ」

「あったりめえだろおが。超話題じゃね??」

「だな。」

     「んじゃおまえんちの前に夜中いくわ。」

「ありがと、じゃあな。」


ふう_

 こんくらいにしておこう。

その夜のため、俺は準備をした_

楽しみなのか、怖くて震えているのか分からなかった_

その時は、まだあんな恐怖が襲ってくるとは思わなかったのに_


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