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薬物依存症
日時: 2010/02/27 14:18
名前: ぽんきち (ID: fLPAPacp)

− ≪小説を読む前に≫ −


□ 小説カキコの規約をよみましたか?

□ 素通りしませんか?

□ 連打文、長文をうちませんか?


チェックしてくださいね。




サア、ココカラガ ホンバン。


アナタハコノキョウフニ


サイゴマデタエラレル — ?

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Re: 薬物依存症 ( No.1 )
日時: 2010/02/27 14:20
名前: ぽんきち (ID: fLPAPacp)

≪人物紹介≫



□ 今野 真紀 ≪konno maki≫

【データ】


今野家の一人。長女として産まれてきた。

高校生で、サバサバした性格をしている。

頭は良くないほうだが、何かと違うことに

頭をつかう。


□ 今野 笑美 ≪konno emi≫


【データ】


今野家の一人。次女として産まれてきた。

中学生。小学生のころは、真面目で賢かったが

中学生で、何がキッカケか分からないが

不良になってしまった。森井中学の問題児5人組の一人。



□ 今野 明日香 ≪konno asuka≫


【データ】


今野家の一人。母親。

一つの会社を立ち上げた親をもつ、

娘であった。その会社はまだ続いていて

明日香の母から一ヶ月100万円送金してもらっている

そのため、パートには出ていない。

Re: 薬物依存症 ( No.2 )
日時: 2010/02/27 14:21
名前: ぽんきち (ID: fLPAPacp)



チチチチチ・・・



『 ん 〜 ・・・・ 』




不意に目覚ましが鳴り、私はおきる。




カーテンの隙間からから差し込む光が、



目を刺激する — 。



顔をしかめながら、布団から出る。



『 あれ・・・・。 』



起き上がって、部屋を見渡すと、




自分の部屋ではなかった。




母の部屋だった。



『 なんでここに・・・ 』



私は自分の部屋で寝ていたはず・・・


と思いながら、



短いはずなのに長く感じる廊下を



のそのそ と歩く。




『 お母さん? 』



リビングにいつもならいるのに


今日はいなかった。



自分の部屋を確認した。



ドアをあけると、母が、


自分のベッドで寝ていた。




『 何で ? 』



もう時間だし、母を起こすことにした。



肩を軽くゆらすと、母は薄く目をひらき、



2秒後ほどに目をパッチリ開けた、



「 あら、 今日は早いわね 」



ニコニコしながら起き上がった。



『 お母さんが目覚まし時計勝手に買ったからでしょ・・・』



「 ははは、 ごめんごめん 」



笑い事じゃないよ、と私は母の布団を片付ける。



『 で・・・なんで私お母さんの部屋で寝てたの? 』


「 昨日あんたが夜中遅くトイレにいって、トイレの

中で眠ってたからよ。 お母さんびっくりしたわ

トイレにいこうとおもって、ドアを開けたら


あんたが鼾しながら寝てるんだから 」



『 なんだ、そういうことか 』



「 さ、真紀、笑美起こしてきて。

朝ごはんよー!!」



母の威勢のいい声から、一日が始まった-------

Re: 薬物依存症 ( No.3 )
日時: 2010/02/27 14:21
名前: ぽんきち (ID: fLPAPacp)

私は、笑美を起こそうと、笑美の部屋へ向かい、


ドアを音をたてず、と開けた。


笑美は、布団の中にもぐりこみながら、携帯を


操作していた。



「 何 」



昔とはちがう低い声で携帯を操作したまま私に尋ねる



『 何って・・・おきなよ・・・もう7時・・・ 』



「 今日学校行くのダルいから休む 」



そう、いつもこの理由。笑美は一ヶ月ほど


学校にいっていない。母はいつも叱っているが、


母もとうとうあきれ、「勝手にしなさい」と


言った。






私は、リビングへ戻り、母にこう伝えた



『 さっき、笑美、熱計ったら微熱だったから休ませてあげて? 』



ほんのり微笑む私に母は




「 あら、そうなの、珍しいわね笑美が熱なんて 」




『 私、今日学校休んで笑美の看病するから 』





「 真紀 」



『 ん? 』



「 笑美をよろしくね 」



母は微笑むと、バッグを肩にさげて


家からでていった。




机の上には置手紙。





”朝ごはん作れなくてごめんね。笑美の看病よろしくね”




母は、私がいおうとしたことを、すべて分かっていた・・・


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