ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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知らないほうが良い怖い話
日時: 2010/02/28 19:18
名前: *。+猫愛桜+。* ◆ZYXB0j8IMM (ID: AzyLAkTK)

クリックありがとうございます。猫愛桜さくらです
。はじめての方も、知っている方もよろしくお願いしますm(−−)m

前回の小説が消えていたのでまた作りました(汗)

というわけで、知らないほうが良い怖い話2です!


この小説を読む前に・・・

・荒しや中傷はしないでください。

・チャンメやおまじないも禁止です。

・ホラーやグロを含みますのでご注意ください。


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Re: 知らないほうが良い怖い話 ( No.10 )
日時: 2010/03/01 20:08
名前: 闇の中の影 ◆dYJ4KOGVjU (ID: YDf5ZSPn)

あー怖かった。フィクションだったのか。
思わず本物かとw

Re: 知らないほうが良い怖い話 ( No.11 )
日時: 2010/03/01 20:14
名前: *。+猫愛桜+。* ◆ZYXB0j8IMM (ID: V8df6PvY)

そう言っていただけて光栄です^^

もちろんフィンクションです。

あ!でも、「トミノの地獄」は実際に存在しますよ?

ぜひ検索してみてください^^

Re: 知らないほうが良い怖い話 ( No.12 )
日時: 2010/03/02 17:32
名前: *。+猫愛桜+。* ◆ZYXB0j8IMM (ID: VTUqeMcj)

第三話 「コトリバコ」


真っ暗な部屋のなかで、一人の少年が眠っていた。彼の名前は、田島駿(タジマ シュン)。高校二年生。

「お兄ちゃん!いい加減起きてよね!」

駿の部屋のドアが勢いよく開いた。彼女は田島美紅(
タジマ ミク)。今年で中学1年生になる。

「・・・・・」

妹の声にも反応しなかった。

ガシャァァア

美紅がカーテンを開けると薄暗い部屋に光が差し出す
。そのまぶしさに反応したのか駿は目覚めた。

「・・・・なんでこんな時間に起こすんだよ・・・」

「もう、7時よ?それに、今日はミチルちゃんに会いに行くんでしょ?」

「あっ!そうだった・・・」

満とは、駿の従兄弟にあたる存在。まだ6年生の満を
本当の妹のように駿は可愛がっていたのだった。

「お兄ちゃんは、満ちゃんがほんとうに好きよね…」

「まぁな、可愛い妹だから・・・」

「!・・・・私は?」

「・・・もう中学じゃん・・・」

(それにウザイし)と、駿は心のなかで思っていた。

満は確かに可愛いし、美紅のようにいちいちうるさく
ないところを駿は気に入っていたのだった。

まぁ、たまに変な性格なところがあるけど・・・

変な性格というのは、突然意味不明な言葉を放ったり
、人の後ろをみて叫ぶことがある・・・・そのこと

満の両親は神社の神主のため、駿はときどき「霊が見えるんじゃないの?」などと周りの人をからかっていた。

「とにかく、下で朝ごはん食べようか?」

美紅はそう言って一回に駆け出していった。

キッチン———

今日の朝ごはんは・・・・なんだ食パンかよ・・・

駿はがっかりしたものの、コーヒーカップを手に取り
、テレビのチャンネルをつけた。


「昨夜、▲▲▲県の、●●●小学校で血まみれの少女
の遺体を発見しました。少女の名前は六月優奈ちゃん
で、首のまわりに血が付着しているのを確認しました。しかし、少女の体には怪我や傷はなく、解剖検査
で、心臓がまるごと抜き取られていることを確認し、
警察は犯人を調べているもようです。」

読み終えると、どこかの小学校の映像が写っていた。

「あれ?この学校て、●●●小じゃん!うちの通ってた学校だよ!」

「てか、心臓がまるごと抜き取られているとか、ありえないだろう。」

「ほら、お母さんが呼んでるよ」

玄関のほうから声が聞えた。

そのまま俺は車で満の家まで言った。

つづく

Re: 知らないほうが良い怖い話 ( No.13 )
日時: 2010/03/02 17:55
名前: *。+猫愛桜+。* ◆ZYXB0j8IMM (ID: VTUqeMcj)

まだまだ続きます・・・

一話と三話のつながりを感じてもらえたらいいんだけ
ど・・・

Re: 知らないほうが良い怖い話 ( No.14 )
日時: 2010/03/04 23:15
名前: *。+猫愛桜+。* ◆ZYXB0j8IMM (ID: fgNCgvNG)

第四話 「コトリバコ」


やっと、目的地の神社に到着した。

最初に現れたのは、長い階段。その次は鳥井・・・そ
して、神々しい外見の神社。

美紅「あ!満ちゃん。」

満「美紅お姉ちゃん!駿兄ちゃん・・・!」

駿「満、元気にしてたか?」

駿の目の前には、二年ぶりの満が立っていた。少しだけ大きくなっている気がする。二年でこんなに変わる
ものだ・・・

美紅「で、おじさんは?」

満「お父さんは、いま手が離せないって・・・」

駿「ふぅん・・・じゃぁ、おばさんは?」

満「奥にいるよ」

満は神社の奥を指差した。

満はスタスタと指差したほうへ行くと、駿と美紅もついていった。

満母「あら、駿君に美紅ちゃん・・・ひさしぶり」


叔母おばさんは暗い表情で僕たちに言った。小柄で
すらりとした体型は二年たった今でも変わらない。
でも、いつもは明るい叔母おばさんが暗い表情でいるなんて珍しくて・・・駿はなにかの異変に気が付いた。

駿「おばさん?どうしたんですか?元気がないようですけど?」

満母「・・・いいえ・・・気にしないで」

駿「・・・・」

駿たちの言うおばさんとは、満の母にあたる人物。田島雪(タジマ ユキ)。

満の父親は、田島誠(タジマ マコト)。この神社の跡取りで
ある。
本来は、駿の父親、田島聖(タジマ ヒジリ)が跡取りのはずだったが、駿の父親、聖は、以上に霊感が強く、神社に群がる霊を恐れているため、跡取り候補を
満の父、誠に譲ったのだった。

満母「・・・ところで、駿君と美紅ちゃんの歳はいく
つだったかしら?」

突然の質問に駿は同様した。

駿「え・・・と・・・17ですけど」

美紅「13です!」

満母「・・・そう。」

叔母さんは深く考えると、こう言ったのだ。

満母「じゃぁ、納屋には絶対に近づかないでね」

駿・美紅「?」

満母「このことはお母さんにも伝えてね・・・」

そう言い残すと、叔母さんはスタスタと行ってしまった。

駿「・・・どうしたんだろ」

美紅「納屋って神社の奥にある建物だよね。と言っても、森の中だけど・・・でもあそこ、入れないよね」

美紅が言う「入れない」とは、納屋につながる森に入れないということなのだ。

駿が小さい頃に、一度だけ納屋につながる森に行ったときがある。でも、森につながる道はすべて門や仕切りでふさがっており、入ることは不可能だった。

それに、納屋には鍵がついているし、神主以外は誰も
入れなかった。

美紅「ここ神社だし、死体置き場とか?」

駿「そんなわけないだろ・・・」

美紅「・・・・」


(でも、本当になにがあるのだろう・・・大人の事情ってやつか?)

もう17歳なのに、大人として扱ってくれない事に駿
嫉妬しっとした。

でも、納屋には一体なにがあるのだろうか?

つづく


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