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- _バンパイア
- 日時: 2010/03/03 18:36
- 名前: 郭真 ◆9lm9BDrwx2 (ID: K.4zPHaY)
- 参照: http://
僕は思った。
長く、長く、素晴らしい感動の物語は、
「僕は元々人間。普通の奴だった___」
そう書き出したらどうだろう。
始めまして。
郭真です。上手く書けるかどうかわかりませんが、
本当のことだと思い、想像を広げて欲しいです。
では_
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- Re: _バンパイア ( No.1 )
- 日時: 2010/03/03 19:06
- 名前: 郭真 ◆9lm9BDrwx2 (ID: K.4zPHaY)
- 参照: http://
第一章
僕は元々人間。普通の少年だった__。
僕はある日、友達と公園でいつものように駆け回っていた_。
別に普通のことで、珍しくもなんともない。
僕の名前はレリン・ジクス。どこにでも居る普通の少年だ。自分で言うのはなんだけど、イケメンだと思っている。
勿論、他はどう思っているのか分からない。
「おーい!レリン!ボーっとしてんじゃねーよ!」
「あ、ごめん.」
割とゴツイ体形で、太い声のこいつは、
アズマ・マイトル。僕の友達だ。心友ではないが、とても心と心を通わせられる、一番の「友達」だ!
「いてええええっ!!!!!」
ケデーの叫び声だ。またいつもの仮病だろう!
ケデーはいつもこうやって、やりたくないことをやらずに済ませる、あまり気の向かない奴だ。
僕はそんなケデーにわざと大きい声でいってやった。
「おーい!大丈夫か!?...痛そうだな...帰っていいぞ!それ!」
するとケデーは嫌々そうに、
「...あ!ありがとよ!レリン!お前のおかげですっかり直ったみたいだぜ!」
とたんに周りが「おおー」という声がする。
「けっ、ケデー、お前が悪いんだぞ?」
「チツ、わかってるさ」
アズマが軽くケデーを叱り、ケデーは嫌々そうな顔でアズマを見ていた。
そんなある日、アズマが僕にこんなことをいった。
「なあ、レリン、お前、大きくなったらなにになりたいのか?」
僕だって勿論、夢はある!それは、世界一の宇宙飛行士になり、世界を魅力させ、体感をしたい。
「あるさ。宇宙飛行士だよ。」
「けっ、立派な夢じゃねーか」
アズマは僕にいやみをいったのか、うらやましいのか、よくわからなかった。
「俺な、化物になりてえんだよな」
アズマが急にこんなことをいいだしたから、かなり驚いた。
「いつか、俺がばけもんになって、お前を食っちまうぞ!」
僕は大声で笑った。
「はっはっは。やれるもんならやってみろ!」
僕は大声でわらった。
続
- Re: _バンパイア ( No.2 )
- 日時: 2010/03/03 19:22
- 名前: 郭真 ◆9lm9BDrwx2 (ID: K.4zPHaY)
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第二章
「ジャジャーン!!!これはなんだろう!」
アズマがいう。それは何かの紙きれで、何も書いてないように見えた。
「なんだよ。ただの紙だろ?」
僕はクスクスと笑いながらいった。
アズマはそんな僕もこずき、すぐに続けた。
「これはな...ある奴の血なんだよ!」
何いってんだ。コイツは。紙切れが血のわけないだろう!僕は思わず笑ってしまった。
するとまたアズマが僕をこずいた。
「おい!レリン!お前、馬鹿にしてんのか?」
当たり前だろう。といってやりたかったが、こずかれるのはもう散々だ。言わないようにした。
「いや...馬鹿にしてはないけど...血?その紙切れが?」
「いいか...?これはな...かるく火であぶるんだ。
すると、赤い液体になって、血のようになるんだ!まあ血だからな。」
アズマはそういい笑った。するとアズマは、
これ、あぶろうぜ!といったので、僕はそくざに反対した。
「何言ってるんだよ!あぶないだろ!第一、あぶるところなんて__・・・」
そう言っている途中に、僕はニヤりとした。
「そうだ!エリスの家であぶろう!」
僕は大声で笑った。アズマも楽しみで楽しみでたまらないようだ。
そして僕はアズマに質問をした。
「なあ、この血ってなんの血なんだ?あっ、僕は別に_」
アズマはそこでニヤりとした。
「なんだ?レリン。それくらいも分からないのか?」
当たり前だ、分かるわけがない。僕はムッとして、早口でいった
「なんなんだよ?」
「いいか?レリン、これはな___・・・・・
バンパイアの血だ!」
僕はまたしても笑った。
続
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