ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 黒薔薇様。
- 日時: 2010/03/19 16:37
- 名前: アリス (ID: FMKR4.uV)
初めましての方が多いでしょうが、初めまして^^
アリスと言います。
注意事項
1、アリスが嫌い
2、荒らしに来た
3、題名何これ
4、間違って押しただけだから〜
以上が当てはまる方は今すぐUターンお願いします。
ちなみに私は恐ろしく亀更新でございます。
それでもよろしければ下にどうぞ。
お客様
更紗蓮華様 みちる君様 ジャスティン様 埋郷様 六様 邪聖剣ネクロマンサー様
- Re: 黒薔薇様。 オリキャラ募集!! ( No.1 )
- 日時: 2010/03/06 23:11
- 名前: アリス (ID: SGJxjeZv)
キャスト
・夜 ♀ Yoru
人間の滅亡を願う、悪しき魔女。
使い魔の闇と共に日夜人間滅亡に励む。
絶大な魔力を持ち普通の人間では太刀打ちは出来ない。
・闇 ? Yami
夜に忠誠を誓う忠実なる使い魔。
人間滅亡と、夜が笑うことを心から願っている。
満月の日には女に新月の日には男になる。夜とのみ話せる。
・アリス ♀ Alice
ひょんなことからいつの間にか夜の弟子になっていた悪魔。
俊足で動き、主に従う。今の主は夜。
闇とは喧嘩仲間。
普段は敬語。キレたら何故か関西弁らしい。
- Re: 黒薔薇様。 オリキャラ募集!! ( No.2 )
- 日時: 2010/03/06 23:17
- 名前: アリス (ID: SGJxjeZv)
−プロローグ−
さぁ、そこの貴方が欲しい物は一体何?
お金? 富? 名声? 恋人? 家族? 絆?
何だって願えば叶えられる。
けど、一つだけ忘れないで。
その願いは三つまで。
甘い誘惑に負けて四つ目の願いを叶えて貰ってしまった時…。
貴方の体は
破 滅 す る か ら 。
- Re: 黒薔薇様。 オリキャラ募集!! ( No.3 )
- 日時: 2010/03/08 14:24
- 名前: アリス (ID: FMKR4.uV)
- 参照: 廻ル廻ル…全テノ運命ハ廻リ出ス——…
—01夜 カウントダウン—
「…おや…もうこんな時間か…まだ闇は来ないか…アリスも来ないしな…」
腕時計を見てから憂鬱そうに夜が顔を上げた。
現在時刻は12時を過ぎている。少女が出歩いて良い様な時間帯ではないのである。だが、彼女達は違う。彼女達の行動は主に夜から始まるのである…。
「ふぅ…遅いな…」
少しイラついた様に夜が眉間に皺を寄せた。
その時。
大きな黒い翼を背中に付けた少女が舞い降りて来た。その少女はニッコリと微笑みながら、片手に黒猫をしっかりと抱きしめている。よほど大切な猫らしい。
「遅かったな…俊足の妖じゃなかったのか?」
「俊足でも人間がやったら一日以上かかるようなデータ1時間ぐらいじゃ出来ないって!!」
「そうか…でも出来たんだろう?」
「…夜にかかっちゃ敵わないなぁ…はい、コレ」
アリスは夜に書類を差し出す。夜は書類をペラペラっと見て行くと、怪しげな笑みを浮かばせた。
「成程な…もう暗記はした。処分は頼むぞ」
「もう!?私が1時間もかけて頑張った書類なのにたった数秒で読み終えるなんて、邪道が!!」
「口を慎め!!」
夜でもアリスでもない声が凛と響き渡った。二人が猫をガン見する。
そう、先程の声はこの黒猫から発されたものである。
「この僕の目が黒いうちは夜に下品な言葉なんて聞かせない!!」
「そんなのどうでも良いの!!それより今日は満月なのに何で人間化しない訳?」
「喧嘩になるからに決まっておろう!!それに何故お前の様な低級妖怪が夜に付き纏っておる!!」
「低級妖怪って失礼な!!一応悪魔って人間界でも人気なんだから!!」
「ふん。どうせ人間の命を吸い尽くす下衆共だろう。僕に敵う筈もない」
「…二人共静かにしないか。もう帰ろう」
夜が疲れた様に溜め息を漏らした。仕方なさそうに二人が睨み合った。
人の魂を吸い、生きる悪魔…
人間の滅亡を企む魔女…
魔女に忠誠を誓う使い魔…。
彼女等を元に人間滅亡の駒は着々と進んで行く——…。
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