ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 〜FALL〜Episode1−8話更新♪
- 日時: 2010/03/17 14:28
- 名前: 麻里子 (ID: EWcIN/Ij)
初めて小説書く麻里子(まりこ)ですっ!!
初めてで読みにくい文になると思いますが、どうかよろしくです♪
■□注意&呼びかけ■□
1.荒らしや喧嘩は絶対ダメ!!
2.コメントはジャンジャン下さいm(__)m
3.誤字・脱字があれば言ってください。
☆Episode0★
用語集>>11
★Episode1☆
キャスト紹介>>6
>>1 1‐1 【プロローグ】
>>2 1‐2 【離陸5時間後の悲劇】
>>7 1‐3 【困惑する者たち】
>>8 1‐4 【無人島‘オールディ’】
>>9 1‐5 【謎の男 零堂駿治】
>>10 1‐6 【悪夢の連鎖】
>>11 1‐7 【ジャミング装置0−44】
>>13 1‐8 【動き始めた計画】
- Re: 〜FALL〜一度見てください♪ ( No.4 )
- 日時: 2010/03/15 13:42
- 名前: 遊太&麻里子 (ID: EWcIN/Ij)
麻里子というのは僕の友達が書いている小説です。
たまにぼくの名前で更新してしまいますが、気にせずお読みください。
- Re: 〜FALL〜一度見てください♪ ( No.5 )
- 日時: 2010/03/15 13:53
- 名前: 麻里子 (ID: EWcIN/Ij)
>>3 椿薔薇s
ありがとうございます!!!!
初めてなんでうれしいです。
後、この更新されているパソコンは今度から私の物となります。
遊太が書いている小説は一時更新ストップになるのでご了承を・・・。
- Re: 〜FALL〜一度見てください♪ ( No.6 )
- 日時: 2010/03/15 15:10
- 名前: 麻里子 (ID: EWcIN/Ij)
◆◇Episode1のキャスト紹介◆◇
本城アキラ
性格:明るい、負けず嫌い
職業:高校1年生
位置:無人島‘オールディ’浜辺
皆川恵美
性格:明るい、優しい
職業:高校1年生
位置:無人島‘オールディ’浜辺
宮木宗助
性格:大雑把、親切
職業:高校1年生
位置:無人島‘オールディ’森林
澤本玲奈
性格:いじわる、横暴
職業:高校1年生
位置:無人島‘オールディ’浜辺
岩山浩太
性格:優しい、デブ
職業:高校1年生
位置:無人島‘オールディ’浜辺
横山桃香
年齢:34歳
職業:スチュワーデス
位置:無人島‘オールディ’岩場
古谷陣
年齢:45歳
職業:機長
位置:無人島‘オールディ’森林
馬場義光
職業:副機長
死因:高度1600メートルから落下し即死
国沢孝博
職業:教師
死因:エンジンに身体が巻きこまれ死亡
川本里香
職業:高校1年生
位置:行方不明
山本ルカ
性格:暗い、不気味
職業:高校1年生
位置:無人島‘オールディ’浜辺
山田琴菜
年齢:22歳
職業:教師兼ファミレス店員
位置:無人島‘オールディ’浜辺
柿本太一
年齢:20歳
職業:フリーター
位置:無人島‘オールディ’浜辺
アンソニー・ラヴロック
名称:アン、ラウリー
職業:アメリカ政府関係者、FBI捜査官
位置:無人島‘オールディ’山のふもと
- Re: 〜FALL〜一度見てください♪ ( No.7 )
- 日時: 2010/03/15 15:39
- 名前: 麻里子 (ID: EWcIN/Ij)
Episode1-3 【困惑する者たち】
砂浜に突き刺さった右翼。
いまだに動いているエンジン音が恐怖を感じさせる。
荷物は浜辺に散乱。
「そこの坊主!!手伝ってくれ!!」
アキラは恵美を慰め、柿本太一のもとへ駆け寄る。
柿本は足から血を流している。
柿本は飛行機の部品の下敷きとなった岩山浩太を助けようとしていた。
「手伝ってくれ。ビクともしない!!」
「分かった。」
アキラ、恵美、柿本は一気に残骸を持ち上げる。
その間に浩太は隙間から残骸の下から抜け出した。
「あ、ありがとう!!」
「それより、これはひどいな・・・」
アキラ達は改めて周りを見渡す。
すると、恵美があることに気付いた。
「そういえばさ、残骸から見てコックピットともう半分の機体はどこに落ちたんだろう?」
「確かにそうだな。」
「それより、いまはみんなを助けるぞ!!」
柿本の言葉で、4人は再び救助活動を開始した。
**********
アキラ達のいる浜辺から西へ7キロへ
アキラ達が言うもう半分機体は森の中に落ちていた。
宗助は座席ごと地面に放り出されており、静かに目を開けた。
「ここは・・・・」
「大丈夫か?」
宗助の目の前に見覚えのある人物が現れた。
宗助はその人物の顔を見ると愕然とした。
確か、あの時空へ放り出された機長の姿だ。
「なんで・・・生きてるんですか・・・?」
「奇跡だよ。木がクッションとなった。」
機長の古谷陣は宗助のシートベルトをはずす。
宗助は立ち上がると、森の中を見渡した。
「ほかの人は?」
「あいにくだが、この場にはコックピットの残骸しかない。君は偶然ここに落ちたんだ。」
「ここはどこです?」
宗助の言葉に古谷は悩む。
古谷はバラバラになった操縦席に向かい、操縦席にある地図を出す。
宗助は古谷に近づいた。
「我々は太平洋上空を飛行していた。落ちたとしたら、たぶんまだ日本側の近い場所か。運が悪ければ太平洋のど真ん中。」
「は!?そんな!!」
「無線が使えるか試してみよう。」
古谷は地面に落ちていた無線を拾うと電源を入れた。
「こちら、JAL国際便アメリカ行き飛行機機長の古谷。聞こえますか?」
ガーーーーー・・・・・ピッ
古谷の応答に無線がつながった。
宗助はガッツポーズを見せる。
「こちら管制塔。古谷先輩、私です。」
「おぉ。後藤か?」
「はい。どうしました?」
古谷は周りを見渡しながら話し始めた。
「今は君一人か?」
「えぇ。もう夜中の3時ですし、私も帰るつもりです。」
「そうか。落ち着いて聞いてくれ。」
古谷の言葉で後藤の呼吸音が無線越しで聞こえる。
「成田空港を離陸して約6時間後、飛行機が墜落した。」
「え!?」
後藤は古谷の言葉に驚く。
「場所は不明。墜落原因も不明。生存者も不明。大至急救助を頼みたい。」
「そ、そんな・・・。いまからここに全員が集まって救助を向かわせるにしても場所がわからないんじゃ・・・・。」
「大体、何時間後には来れる?」
古谷の言葉に、宗助の心臓を動きが速くなる。
「早くても、丸4日、いや、1週間・・・。」
「そんなにかかんの!?」
宗助が叫ぶ。
「場所が分からないのではそれくらいはかかります。それに・・・・・」
ガ、ガ、ピーーーーーーーーー
後藤は何かを言おうとしたが、それと同時に無線が途絶えた。
「くそっ。落ちた時にどこかでぶつけて壊れてやがる。」
古谷は無線を地面にたたきつけ、宗助を見る。
「とりあえず、ここらを捜索するぞ。」
「は、はい!!」
二人はどこかも分からずに、森の中に足を進めた。
**********
古谷と宗助の場所から更に北へ4キロへ
アキラ達とは違う浜辺にいる横山桃香は目の前に広がる光景に呆然としていた。
副機長の馬場義光が岩場にたたきつけられ死んでいた。
手や足を変な方向に曲がり、血が岩に染みついている。
横山はその場に倒れ、霞む視界に何かをとらえた。
自分のすぐ横の地面に何か埋まっている。
横山は倒れたまま手を伸ばし、土を手で払う。
すると、木でできた看板が出てきた。
その木には赤い文字で英語が書かれてある。
「無人島・・・オール・・・・・ディ・・・」
横山はそうつぶやくと気絶した。
- Re: 〜FALL〜一度見てください♪ ( No.8 )
- 日時: 2010/03/15 21:18
- 名前: 麻里子 (ID: EWcIN/Ij)
Episode1-4 【無人島‘オールディ’】
救助活動を続けて1時間
アキラ、恵美、浩太、柿本は地面に座って休んでいた。
「大体ここだけで何人?」
「14人だ。全然いない。ほかの乗客はどこかに落ちたんだろう。」
柿本がため息をつきながら言った。
恵美は柿本の表情を見て首を傾げる。
「一人で、アメリカに?」
「いや。彼女の仕事の都合だったんだが、彼女はここにいなかった。」
柿本は立ち上がり、周りを見渡す。
「それより、救助が来るまでどうする?」
「こういう時ってさ、火が必要じゃないの?」
「俺が燃えそうな物持ってきます。」
「私も行く。」
「お、おれも!!」
浩太、アキラ、恵美は森の中へと薪を探しに行った。
**********
浜辺から500メートル地点 山のふもと
座席に座ったまま気絶していたアンソニー・ラヴロックはようやく目を覚ました。
アンは急いでシートベルトをはずし、辺りを見渡す。
「墜落したのか・・・。俺が生きてるのなら、あいつも生きてるはずだ・・・・」
アンは腰から銃を取り出し、周りに注意しながら拳銃を構えて歩き出す。
「必ず捕まえてアメリカに送ってやる。」
アンはそう言うと、浜辺の方へ向かって歩いた。
**********
森の中を進む3人は、薪を持ちながら浜辺へ引き返そうとしていた。
その時だった。
「本城君、あれ!!」
恵美が指さす方向に、一人の男性が頭から血を流して倒れていた。
3人は慌てて駆け寄り、男性に声をかける。
「大丈夫ですか!?」
「うっ・・・・ぐっ・・・・」
男性は頭を押さえながら起きた。
男性は目の前に広がる森林に唖然としていた。
「墜落したのか?」
「はい。それより、大丈夫ですか?」
「あ、あぁ。」
「・・・・・あれ?」
浩太が突然男性の顔を見て首を傾げた。
男性は浩太の表情を見て一瞬驚く。
「な、なにか?」
「いや。どこかで会ったような気が・・・」
「どこにでもある顔ですよ。それより、ほかに生き残りは?」
男性は立ち上がりながら3人に聞く。
その質問にはアキラが答えた。
「生き残りは浜辺の方にいるよ。一緒に行こう。」
アキラを先頭に、4人は浜辺へと歩き始めた。
「ところで、お名前は?」
恵美が男性に聞く。
「俺は・・・柿本だ。」
「え?」
男性の答えに3人の足が止まった。
「柿本って、浜辺にいる人の名前じゃ・・・」
浩太が言ったその時。
「くそが!!!」
男性は浩太を突き飛ばして森の中へと姿を消した。
「岩山君!!」
恵美が倒れた浩太に駆け寄る。
「な、なんだよあの人・・・・」
3人は男性が消えた方向を見て不思議に思った。
**********
3人が浜辺に着くと、11人の乗客が3人の帰りを待っていた。
「おかえり。薪はあったかい?」
柿本が笑顔で歩み寄る。
「はい。これだけあれば。」
「よし、浜辺でたき火をして今後のことを話し合おう。」
柿本の指示通り、14人は浜辺でたき火を始めた。
たき火を始めて5分後
14人はたき火を囲むように円状に座り、今後のことについて話し始めた。
「まずは、今後のことについてどうする?」
柿本が進行を始めたその時だった。
「ちょっと!!なんであなたが仕切るのよ!!」
アキラは真正面に座る女子生徒を見てため息をついた。
自己中心的な澤本玲奈は柿本に怒鳴る。
柿本は年下に怒鳴られどう対応すればいいのか分からない。
「黙ってろよ。」
隣に座っていた雰囲気が暗い山本ルカがつぶやいた。
その言葉は玲奈に届いていた。
「何よ?あなたは見知らぬ人の命令を聞くとでも・・・」
「黙れ。」
澤本の隣に座っていたスーツを着た男が物凄い形相でつぶやいた。
玲奈は男の表情を見て驚き、渋々黙り込んだ。
「・・・え〜っと。それじゃあ、これからどうするか話し合おう。」
「救助が来るから大丈夫なんじゃない?」
「それはないな。」
柿本の隣に座る体つきの良い男が言った。
全員は口をあけてポカンとした。
柿本が冷静に動いた。
「あなたは・・・」
「俺は飛行機の荷物置き場で働いている近藤一だ。飛行機には何も異常はなかったんだ。この飛行機に原因がある時は真っ先に荷物置き場にいる俺らに連絡が来るはずだ。その連絡は管制塔にも同時につながる連絡だ。だが、飛行機自体の原因はなかった。連絡もしてない。つまり、空港の方は墜落したことに気づいてもいない。」
近藤の言葉に全員は愕然とした。
「はぁ!?何それ!?」
玲奈が絶望の顔を見せる。
ほかの12人もその言葉に愕然としていた。
救助が来る以前に、墜落したこと自体に向こうが気づいていない。
そうなると、問題が違う方向に進む。
「近藤さん、救助がここに来る確率は?」
柿本が近藤に聞く。
「向こうが墜落場所を知らなければ、救助が来る確率は0%。だが、もしこの島の近くを船や飛行機が通れば30%には上がる。」
柿本はその答えに浜辺から海を見渡す。
しかし、海には船が一隻もない。
空に至っては雲ひとつない青い空だ
「うそでしょ・・・・」
浩太と恵美が愕然とした表情でつぶやいた。
「救助を待つより、この島で生き残ることを考えた方がいいな。」
近藤が全員に言う。
「来ない救助を待っても意味がない。まずは生き残る方法を見つけるぞ。」
アキラはその言葉を聞いて呆然としていた。
「・・・・どうなんの?高校生活・・・」
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