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- ≪幻想歯車≫
- 日時: 2010/03/22 21:19
- 名前: 黒 (ID: uRjlitq/)
人々は、また1つ新しい物を見つける
≪魔術≫や≪魔法≫発見や進展が進むにつれて
豊か、また力を持ち出していく
—そして、いつからだろうか
素晴らしいその力が
人に苦痛をあたえる物になったのは
【第1章】 『記憶亡き主君』
≪中央盟騎士団ヴュラット≫によって作られた
独立法≪対魔族亜人法≫
様々な部族達が差別、迫害を受けた…。
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- Re: ≪幻想歯車≫ ( No.1 )
- 日時: 2010/03/22 21:33
- 名前: 黒 (ID: uRjlitq/)
『異眼の少年』
雨が強く地面を叩きつけた。
暗い森の中、夜なのに辺りがとても明るい。
炎が辺り一面を焼いていた。
煙の異臭が鼻を突く
長髪の男が、森の出口へと走っていた。
手には赤子、…寝息を立てている
親子ではないようだ。
髪色も顔つきもだいぶ違った。
男は、走りながら口を開いた
「……お前だけでも、守るから…」
「だから……」
苦しそうな顔を赤子に向けながら
また口を開いた
「頼むから生きてくれ」
「ロイド」
その赤子の目は、片目は青もう片方は竜のような目だった。
その種族− ケルト族 −
この世から除外される存在となる
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