ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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         憎しみに満ちた少女
日時: 2010/03/29 21:17
名前: あかり ◆qkhuJKgvqw (ID: XiewDVUp)

こんにちは!!
あかりです(*^^)v
初めてのシリアス小説なので
下手だと思いますがよろしくお願いします\(゜ロ\)
タイトル怖いですが(?)
書く本人は かなりおバカキャラです(どうでもいいわ!!
コメント貰えたら 嬉しくて興奮します!!(笑
しょうがないなぁ〜友達になってあげるよww
っていうお優しい方に巡り会えたら 泣くかもしれません・・・(嬉しくて
ちなみに中1です!!
よろしくお願いします!!

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Re:          憎しみに満ちた少女 ( No.1 )
日時: 2010/03/30 10:58
名前: あかり ◆qkhuJKgvqw (ID: XiewDVUp)

プロローグ


 
 悲しみと苦しみと憎しみを味わうと

 
 その人は悪魔に変わるらしい。

 
 なんて、「キレイゴト」の世界に住む人間達には

 
 分からないだろう。

 
 「イタミ」の世界に住む人間は

 
 誰もが幸せになりたいと願っている。

 
 今日もどこかで———・・・

 

 

Re:          憎しみに満ちた少女 ( No.2 )
日時: 2010/03/29 21:30
名前: あかり ◆qkhuJKgvqw (ID: XiewDVUp)

キャスト


□三條 梓 SANJOU AZUSA

□相川 夏美 AIKAWA NATSUMI

■櫻井 昭光 SAKURAI AKIMITSU

□咲宮 花蓮 SAKIMIYA KAREN

□三條 桜 SANJOU SAKURA

■三條 寛 SANJOU HIROSHI

□三條 蕾 SANJOU TSUBOMI

Re:          憎しみに満ちた少女 ( No.3 )
日時: 2010/03/30 10:59
名前: あかり ◆qkhuJKgvqw (ID: XiewDVUp)

#01



——バシャアアアッ

「キャアアアッ!!」

私は三條梓。

今 学校でいじめられている。

「あははははっ!! ビショビショになっちゃったね〜♪」

いじめのリーダー 咲宮花蓮。

この学校の理事長の娘だから、誰も逆らえない。

私は 力をふりしぼって花蓮を睨んだ。

「花蓮様に向かって 何睨んでんだよ!!」

取り巻きの子達から 顔にモップを押しつけられる。

「やめてよ・・・!! 嫌だぁぁぁっ!!」

「クスッ。やめてよって言われて やめる人なんていないわよねぇ?」

「ホントにバカな女!!」

「これでも喰ってな!!」

汚れた雑巾を口に無理矢理入れられた。

やだ・・・っ!!

「うぅっ・・・!! んんんっ!!」

「キャハハハッ!! 汚なぁ〜い!!」

「水で洗い流しておかないと♪」

皆が一斉にバケツの水をかけてくる。

いつもこうだ。

もう嫌・・・

Re:          憎しみに満ちた少女 ( No.4 )
日時: 2010/03/30 11:01
名前: あかり ◆qkhuJKgvqw (ID: XiewDVUp)

#02



「ただい・・・」

「まぁ!! 蕾は本当にすごいわね!!」

「えへへ・・・昨日 徹夜で復習しておいたんだ」

「蕾はいい子だな!! 梓と違って・・・」

「そうねぇ!!」

私は『ただいま』と言おうとしたが辞めた。

ここ何年間、『ただいま』なんて言ってない。

小学生くらいの時は言ってたけど

無視されるのがオチだから 言うのは辞めた。

「梓なんか勉強も運動もできない ただのバ・・・」

「ちょっと!! お父さんっ」

お母さんは、私が帰って来たのに気づいてお父さんを止めた。

「なんだ梓・・・帰ってきてたのか。部屋に行って勉強してなさい」

「そうよ。蕾と違って 梓は頭悪いんだから」

「分かった・・・」

「分かったじゃない!! 分かりましただろ!!」

お父さんが怒鳴った。

「・・・分かり・・・ました」

お父さんもお母さんも、お姉ちゃんの蕾ばっかり可愛がってる。

挙句の果て『梓なんていらなかった』とまで言われた。

学校でも家庭でも、私は嫌われている。

「蕾!! 今日はお祝いにケーキを作るわ!!」

「ありがとうママ!!」

「梓はいらないよな。勉強ができないバカは ケーキなんていらないだろ」

「そうね〜じゃあ、3個作りましょうか」

私は廊下で聞いていた。

こんなのは・・・もう慣れた。


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