ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 怖い話〜都市伝説集〜
- 日時: 2010/03/30 21:45
- 名前: みぅ (ID: U0fMGoxO)
このお話?は携帯で載っていたものを書きます。
皆さんに読んでもらいたいと思い、作成しました。
怖いです(たぶん)。
知ってる話もあると思います。
自作のお話も書くつもりですが・・・
下手すぎて分かっちゃうと思います。
では、お楽しみに・・・・
※この小説に書かれた事を実行して
何かあなたに起こったとしても責任はとりません・・・・・
- Re: 怖い話〜都市伝説集〜 ( No.1 )
- 日時: 2010/03/30 22:16
- 名前: みぅ (ID: U0fMGoxO)
『廃病院のメス』
ある日の夜中にA、B、Cの若い男3人が暇潰しに心霊スポットに肝試しに行きました。
その心霊スポットは廃病院。
そこはその辺りにある病院の中では割と小さな方だけど医師2人、看護師3人が働いていて、ある日狂った患者が医師、看護師をナイフでめったざしにして殺害。
その日からそこは心霊スポットになった場所であった。
ABCは入口に鍵が閉まってある事を確認するとすでに誰かが割ったのだろうと思われる窓から侵入しました。
А「雰囲気でてるじゃん♪」
B「幽霊出るってのは手術室って噂だから着いたらなんか戦利品持って帰ろうぜ」
C「いいねぇ。ついでに写真も撮っちゃう(笑)」
3人は始めは笑いながら進んでいたものの暗く静まった廊下を進んでいく内に誰一人しゃべらなくなっていました。
A「ここが手術室かぁ」
B「やっと着いたなぁ。今んとこなんも起こらないからつまんねぇ」
C「・・・」
B「ん、Cどした。」
C「ここ本気でやばくないか」
A「な、何雰囲気だそうとしてんの(笑)そんなんいいからさっさと入ろうぜ」
3人は少し怯えながらも手術室の中に入り持ってきていたカメラで一枚写真をとり帰ることにした。
部屋を出る際Aは落ちてあった錆び付いたメスを見つけ二人には内緒で持って帰ることにした。
3人は何も起こらなかったことに拍子抜けし、そのままBの住んでいるアパートに向かった。
B「ったく何も起こらなかったからつまんなかったな」
A「ほんまそれ。カメラも何も写ってねぇよ。あっ。そうだ俺帰りがけにメス見っけたから持ってかえってきたぜ(笑)」
B「うわっ。まじかよ。俺もなんか見つければ良かった。」
C「・・・そのメスなんか着いてないか。」
AB「えっ・・・・うわ。」
AとBは持っていたメスを見ると床に投げた。
そのメスにはまだ真新しいような血が付いていた。
A「な、なんだよ。これ」
B「お前どっか切ったんじゃないのか」
A「切ってねぇよ。切ってたら自分で気づくだろ」
B「じゃぁなんだよそれ」
A「そんなの俺が聞きてぇよ」
C「ほんまにやばいんじゃ・・・・・」
ABC「・・・・」
その時Aの携帯が部屋に鳴り響いた。
プルルルル・・・・
ピッ
A「もしもし。Aだけど」
「〇〇病院です。先ほど貴方達が持ち帰ったメスを取りに向かいます」
A「えっ」
ピンポ〜〜〜ン
「返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ」
- Re: 怖い話〜都市伝説集〜 ( No.2 )
- 日時: 2010/03/30 22:59
- 名前: みぅ (ID: U0fMGoxO)
『約束』
先日二年間付き合ってた彼氏Aが死んだ。
死因はバイクの運転中コーナーを曲がりきれずに崖から転落。
首の骨が折れて即死だったらしい。
B子は悲しみを押さえきれず涙を流したまま彼の葬式に参加する。
結局終始泣き続けていたB子を心配しAのお父さんが車で帰りを送ってくれた。
マンションの四階にある自分の部屋に帰っても涙は止まらず、B子は泣き続けた。
次の日は仕事が控えてあったので寝ないといけないと思いながらも中々寝付けない。
その為B子はAと2人でとった写真を見ながらお酒を飲んだ。
そしていつの間にか眠りについた。
A「B子、この先子供を生んで一生、幸せに生きような」
B子「うん。私この先A以外考えられない(照)」
A「俺が先に死んだらお前を迎えに行くよ(笑)」
B子「うん。でも死んだらヤだよ。Aが死んだら私も死んでAの所に行っちゃうかも」
A「俺も同じだよ。絶対お前を一人にはしない。だから他の男を見るなよ(笑)」
B子「うん。」
それはつい先月交わした約束。
B子は夢で見たAとの思い出に泣きながら目を覚ます。
B子は暗くなった部屋に明かりを付け時計を確認する。
B子「まだ2時か。」
プルルルル・・・・・
B子の携帯が鳴り出す。
相手はAと表示してある。
B子はAの父親が掛けてきたと思い電話に出る。
B子「こんな時間になんだろ?」
ピッ
B子「もしもし」
「・・・・・」
B子「もしもし。お母さんですか」
A「俺だよ。Aだよ」
B子「えっ!?」
A「俺先に死んじまった。ごめんな」
B子「本当にAなの?」
A「ああ。俺だ」
B子「良かった。最後にAの声が聞けて良かった」
A「そうか。でもこれからは一緒にいよう」
B子「えっ。どうやって」
A「だから・・・・
死んで」
B子「えっ!?」
A「俺の為に・・・・・
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね・・・・・」
プープープー
B子は怖くなり電話を切り電源を落として投げ捨てた。
B子「もしかして先月の約束を・・・」
ピンポ〜〜〜ン
B子はその音に驚きつつドアに近づく。
A「B子、迎えに来たよ」
B子「ごめんなさい。私まだ行けない」
A「・・・そうか。」
B子はドアの外にあった人気が去っていくのを感じる。
B子はその場にうずくまり泣きながら、ごめんね、ごめんね、とつぶやき続ける。
ガチャン
ドアのほうから音が聞こえB子は頭を上げ、ドアの方を向くと掛けていたはずの鍵が開いている。
B子「イヤ・・・・」
ガチャッ・・キ〜〜・・・
A「B子、逝こう」
B子は怖さのあまり声が出ない。
這(は)いずりながらAから離れるために部屋のほうへと逃げる。
後ろを振り返るとそこには、手足の骨が折れ曲がり、首もあり得ない方向へと曲げ、片目がなく血だらけのAが立っていた。
Aの足元には血だまりができている。
B子はその光景を目の当たりにし、気を失った。
目を覚ますとそこは見慣れぬ白い天井が見える。
B子「ここは・・・」
「目が覚めた?」
B子「お母さん?」
母「あんたがA君亡くなったから寂しかったんだね。
あんたが心配で電話したけど連絡が取れないから管理人さんに連絡して様子を見てもらったのよ。
そしたらあんたがお風呂場で手を切ってたんだよ」
B子「そうなの。あれは夢だったのかな」
母「何言ってるの。ちょっとお母さん先生呼んでくるから」
B子の母親は病院の先生を呼びに部屋を出る。
B子「そうよね。Aがあんなこと言うはずないもん。夢だったんだ。うん。そうだ。
・・・お母さんに心配かけちゃったな。
よし。Aのコトから立ち直って元気になって安心させたげよ」
コンコン
部屋のドアからノックの音が聞こえる。
B子「お母さん?ハーイ。どうぞ」
「・・・迎えにきたよ」
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