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満 月 殺 人 事 件
日時: 2010/04/01 12:48
名前: みぅ (ID: U0fMGoxO)

わたしたち三年三組は、もう卒業と言う事なので担任を含めたクラス全員で、学校でお泊り。


学校でお泊りとか・・・絶対ないとか思ってたから
めっちゃわくわくしてた。


これない人が一人、いたんだけど・・・

何でだろう?もったいない。



とか思ってたのに・・・


こんなのに来なければよかった。



この日は、満月の夜だった———

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Re: 満 月 殺 人 事 件 ( No.1 )
日時: 2010/04/01 15:14
名前: 暗刻の導き手 ◆MCj.xXQAUE (ID: yL5wamFf)

題名見てちょこっと気になって、読んでみました。
続きが気になる書き方をされているので、ワクワクしました。どうなるのか今から気になってます。
みぅさん、頑張ってください。

Re: 満 月 殺 人 事 件 ( No.2 )
日時: 2010/04/01 16:05
名前: みぅ (ID: U0fMGoxO)

ありがとうございます!
がんばって書きます。

Re: 満 月 殺 人 事 件 ( No.3 )
日時: 2010/04/02 11:24
名前: みぅ (ID: U0fMGoxO)

第一話 お泊り


今は夜だ。

まぁ、集合が夜だから夜なんだけど。


だって、夜じゃないとお風呂どーすんの!!

わたしはくさいのとかやだし。


「おー・・みんなそろってるか?」

「ねー、なんでみっくんいんのー?」


みっくんとは、本名竹沢稔(たけざわみのる)。

うちのクラスの担任だ。


「えー、・・校長に頼んだとき、お前らが何するか分かんないから一緒に泊まってやれ(笑)。って、言われたからだ。」


「ふーん。あ、サトは来ないよー」

「休み?急用か親の反対だろう」


サトとは、佐藤和(さとうかず)。

なんか結構顔がいい奴なんだー。

なーんでやすんだんだろ?


友だちとかとお泊りって、楽しいと思うんだけどなー・・。


「あ、ねーねーみっくん。何処で寝るの?」


私の隣にいた、黒澤光輝(くろさわこうき)が言う。


「えー・・あー、まぁ・・・何処でもいいんじゃね?」


うわ。みっくんてきとう。

「えー!じゃ、俺校長室〜♪」

「おい、新藤。さすがに、校長室はダメだ。・・そうだな・・・やっぱ、教室とか?」

「あ!宿直室は??」

「えー、でもそこちょっと狭くない?」

「二部屋あるから男子(先生を含めた)と、女子で別れればいいよ。うちのクラスそんな人数多くないし」


そう。わたしたちは田舎に住んでて、一クラス二十五人くらい。

あ、先生入れて二十六人なんだけど・・


なんか普通の学校だったら、40人はいるとかいないとか・・・。

「ね、サトちゃん。どう思う?」

「う〜ん・・・まぁ、そこ(宿直室)のほうがいいかもな。いざという時、一階だからすぐ逃げ出せるし」


「そういえばさぁ、何で学校でお泊りなんて、オッケイしてもらったの?」


「あー、知らん。たぶん、校長の頭がいかれてるからだろう」

「うっわ!みっくん超毒舌!!今度ハゲジジイ(校長)にいいつけてやろ!」

「はは。西中だってハゲジジイとか言ってんじゃないか」


「はははー」



こんなに楽しいから、怖い事なんてないと思ってた。




でもさ、知ってる?


今日は満月。

たしか—————





殺人事件が一番多い日なんだって。



そんなことも知らずに、


わたし達はただ、楽しく最後の思い出を残そうとしてた。



でも、本当は最後 じゃなくて最期 だってことに


わたし達はこれから思い知らされるんのだった———


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