ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 無人都市BEFUN
- 日時: 2010/04/11 21:46
- 名前: ザギ (ID: lZRL.MZu)
シリアス・ダークと言っても、そこまで話は重くはありません・・・・・
しかし、分類するならここっ!って感じです。
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- 無人都市BEFUN ( No.1 )
- 日時: 2010/04/11 22:05
- 名前: ザギ (ID: lZRL.MZu)
まず、キャラ紹介。
阪東 零太
本作の主人公。男。15歳。
気分の上下が激しく、喧嘩っ早い。
イマイチ、パッとせず喧嘩も弱い。
しかし、ここぞって時には頼りになる。
大神 達哉。
クール。15歳。男。
冷静な性格で、頭が冴える。
しかし、のんびり屋で出不精。
そのせいか極端なめんどくさがり。
新城 桃
学園のマドンナ。女。15歳。
容姿端麗で、学園のマドンナ。
雄一の彼女で、零太がひそかに好きな人。
足が速い。
桐島 雄一。
学園のカリスマ。男。15歳。
桃の彼氏で、零太からライバル視されてる。
細身の体をしているが、力持ち。
特技はサッカー。
もっとキャラを登場させますが、それは作中で描きたいと思います。
- 無人都市BEFUN ( No.2 )
- 日時: 2010/04/11 23:56
- 名前: ザギ (ID: lZRL.MZu)
chapter1/ 学園町
生まれたときから学校。
生まれた場所も学校。
育った場所も学校。
ハッキリ言うと、オレは・・・・俺たちは、
生まれて一度も学校を出たことが無い。
仲間たちとは15年間、ずっと一緒だ。
この学校は巨大なドームに包まれ、外の世界を遮断し
た状態だった。
照明は人工照明を使い、昼夜を区別していた。
そして、何よりその学園内の面積は
東京ドーム50個分と、とてつもない広さだ。
学校エリア、住宅エリア、牧場・海洋エリア
娯楽エリア・・・・と色々あり、
俺たちからすれば、小さな町のようだ。
この小さな『町』で喧嘩して
青春して、恋をして。
狭いながらも、大人を含めて人口150000人の
『町』は、また平和な一日を終えるのだった。
だが、オレはこの町を包むドームを見て思う。
『この町から出てみたい』と。
だが、町の出口は銃を構えた兵士が守っているため、
それを突破しなければ、町からは出られない。
到底無理な話だ。
なぜ、町からは出られないのだろう・・・・?
オレの名は、阪東 零太。
喧嘩っ早くて、学園町のボス・・・のつもり。
本人は自分が最強といってるが、そうでもない。
学園町の月曜日。本当は火曜日か日曜日かもしれないが、学園町のルールで今日は月曜日なのだ。
月曜日の夕方、学園町の照明がオレンジ色に照らし始めたころの学園エリア。
校内の放送室、零太と達哉は自信のたまり場である、
放送室に居た。
達哉は放送機材をいじり、零太は窓の外から見える
学園のマドンナ、新城 桃の姿を見ていた。
「零太。そろそろ時間だ」
「お、おう・・・分かった」
急に達哉に言われ、零太は少し焦った。
達哉と変わるように、放送席に座った。
声の調子を整える為に、机の上に置いてあった水を飲んだ。
自分のお気に入りのCDをデッキに入れ、マイクの電源を入れた。
一息ついて、
『は〜い!みんな、聞いてるか?学園町放送の時間だ!!』
零太は声の調子を上げ、放送を開始した。
『前回は、曲を再生する前に先公に中止にされたが、
今日は対策を取った。是非聞いてくれ』
零太の取った対策。それは、放送室の扉にバリケードを作り、誰も入って来れない様にすることだった。
・・・・
『・・・オーケー。今日は邪魔が入らなかったな。
んじゃ、また明日』
町中に流したい気持ちはあったが、それは流石に迷惑になるので、学園エリアだけに留まっている。
そんな、こんなで零太と達哉の『放送』は終わった。
「よいっ・・・しょっと」
二人はバリケードを外し、放送室の扉を開けた。
そこには、案の定、教師が2,3人立っていた。
「こらっ〜!お前らは!」
「やべっ!逃げるぞ、達哉!」
二人は、教師が立っている隙間を通り抜け、
一目散に逃げ出した。
走っている最中、後ろから静止を求める声がする。
零太は、こんな平和がいつまでも続くようにと思っていた。
いつまでも・・・・・
- Re: 無人都市BEFUN ( No.3 )
- 日時: 2010/04/11 23:58
- 名前: ザギ (ID: lZRL.MZu)
何か、コメディっぽくなりましたが、これからが本番です。
文脈、めちゃくちゃですみません・・・・・
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