ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 右手には銃を、左手には…まだ無い【キャラ募集】
- 日時: 2010/04/27 20:14
- 名前: teech ◆Puie0VNSjk (ID: /od6a26Q)
初UPになるteechと申します
チラリとでも見てくださってもらえればうれしいです
コメントをもらえたら感激ですw
それではごゆっくり
オリキャラ募集!
ルールは一人、一つ!あまりにも強いのは駄目!
(強くてもいいが主人公メンバーがその上を行きますby暁美)
オリキャラが敵になるかもしれない!
(文句は聞かない、意見は聞くby仮面)
勝手な作者の判断でオリキャラの設定が変更されるかも・・・・
(死んだり、強くなったり・・・・暁美)
まぁそこら辺がルールです、では下の用紙に書いてください
名前:
歳 :
性格:
性別:
異能者?(YESorNO)
異能者(YESの方で三つまで)
1:
2:
3:
武器(能力者が1番に、能力者じゃなければ2番に)
1:
2:
設定:
設定に関しては出来るだけ近くしてみようと思います
少し違うかもしれませんがご了承ください
オリキャラよろしくお願いします
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登場人物
●名前:神持 月人(カミモチ ツキヒト)
・歳:17歳
特徴
・二次元で主人公(豊談)、下半身(足)破壊神、黒髪
・とてつもない脚力と運動神経の持ち主
・いつも10本のナイフを携帯している
・左腕の手の甲に傷がある
武器:ナイフ、刀(たまに)、脚
・異能の武器を持ってはいないが異能の持ち主《高速治癒》がある
●名前:ヨル
・歳:18
特徴
・長く黒いスカートに黒いワイシャツ、黒髪、ロング
武器:銃
・異能を持つ→?+?+?
●名前:仮面
・歳:???
特徴
・仮面とフードかぶっている
武器:チェーンソー
・異能を持つ→斬撃の操作+?
●綺堂 瞬(キドウ シュン)
・歳:16歳
特徴
・イケメン眼鏡、生徒会副会長、白髪
武器:ワイヤー
●北条 豊(ホウジョウ ユタカ)
・歳:16歳
特徴
・イケメンではないが眼鏡、通称辞書、緑髪
・実験が好きで色々やっている内に何故か髪が緑になり染めても染まらない髪になってしまった
●武田 尚(タケダ ナオ)
・歳:16
特徴
・可愛い武道家(男です)、上半身(腕と顔)破壊神、茶髪
・顔を見て女だと思って告白した人間は数が多い、その男の末路は・・・
・基本は素手でも壁にヒビいれる奴だがたまにメリケンを付けて・・・
●神持 暁美(カミモチ アケミ)
・歳:18
特徴
・月人の姉、半端ではない運動神経の持ち主
・七月刀所属、七月刀内では二番目に強い
・自称武勇伝百科事典(自称じゃなくても皆が言っている)
武器:?
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世界観>>2
プロローグ >>1
第一話>>3 >>
1.5話 >>6 >>14 >>15
- Re: 右手に銃を、左手には? ( No.1 )
- 日時: 2010/04/13 19:11
- 名前: teech ◆Puie0VNSjk (ID: /od6a26Q)
プロローグ
俺は走っていた
暗い、暗い夜の狭い路地を。周りは溝臭かった。体も溝臭くなっていた
辺りには誰もいない、こんな路地に居ても困るがな。逃走の邪魔だし
「はぁ・・・はぁ・・・」
もうどれくらい走っただろうか、学校のマラソンでもここまで走らない
これなら溝くさくなるのも理解できるわけだ
タッタッタッ、と小さな足音が近づいてるのが分かる
後ろにはまだ仮面をした女がいた
そいつは俺を追っていた
何故?理由簡単、俺が女の素顔を見たから。その仮面の女にはある噂があった
————仮面女の素顔を見れば殺される————
————仮面の中には化物が入っている————
化物なんかは無かった、そこには人の顔があった
化物と言うには可愛すぎるくらいの顔だ
いや、逆に可愛すぎるから化物か?
「くっ・・・」
信じてはいなかったのでこれは急すぎる、会いたくもない仮面にあってしまうとは
偶然は怖いものだと身をもって体験した
だが俺も生き物だ、死にたくはないし死ぬつもりもない、やり残した事もある
俺は渾身の力でポケットにあった最後のナイフを投げつけた
キンッ!
刃物と刃物が交じり合う音がした
「後はっ・・・逃げるっ・・・だけかっ・・・」
右左右左、これを何回繰り返した?
右左右左、右左右・・・・
「行き・・・どまり」
目の前には緑色の新しいフェンスがあった
俺は絶望を感じた
が、絶望を感じても死にたくない、死ぬつもりもない
「ちっ・・・」
俺はすこし後ろに下がり助走をつけてフェンスを蹴り飛び越えた
タッ、と着地をした
「っ・・・!」
着地の途端足が悲鳴をあげた、かなりの時間走ったツケが回ってきた
だがアイツはまだ追ってくる
タッタッタッ・・・
足音がした、小さな音だ
そしてフェンス越しに仮面女を見た
「チェックだ、少年」
「どう、かな?・・・まだ・・・走れるぜ・・・」
「今にも倒れそうだぞ?後ろを見ろ」
俺は後ろを見た
そこには壁があった、普段なら乗り越えられるが今は無理だ
「くそっ・・・」
「それに壁がなかったとしても」
ギュィィィィン!ズシャァァン!!
とてつもない音と共にフェンスが真っ二つになっていた
手にはチェーンソーがあった
「その足じゃ逃げられない」
仮面女がチェーンソーを振りかざした
おいおい、ここで俺が死ぬのか?
冗談じゃない、まだやるべきことは沢山残っている
仲間に別れも言ってない
・・・それにまだ童貞も卒業してない
それに、今死んであの世でじぃさんに何て言えばいいんだ?
だが死は突然やってきて命を奪う
親を奪われたときと同じ
じぃさんを奪われたときと同じ
俺は覚悟した、死ぬ覚悟を
けれど・・・・・まだだ、覚悟はしない
俺の心の奥底には人が居る、そいつに任せるしかない
けれど、次にそれをやったら本当に死ぬ覚悟をしなければならない
けど仕方が無い、やるしかない
俺は行動に出ようとした・・・その瞬間—————
バンバン!
銃声、目の前の女は腕と足から血を流していた
俺はその銃声があった場所にゆっくりと目を向けた
目の先には壁、その上に人が居た
その姿は魔女に見えた
魔女のような帽子をかぶり、黒い服、黒いスカート
魔女とは違うのは持っているのが箒ではなく銃という所だけだ
「あなたは切り裂きジャック・・・かしら?」
バン!銃声がまた一つ
「誰だ?」
「自分で考えたら?」
バン!銃声がまた一つ
「私は切り裂きジャックなどではない、私は仮面だよ」
「チェーンソー持って人殺してるあんたが切り裂きジャックじゃないって言って誰が信じる」
「切り裂きジャックなどすでに滅んだ」
「ふふ、知ってるよ、ちょっと試しただけ」
タッ、壁に居た人が降りてきた
月明かりがスポットライトのように仮面の女を照らした
狐の仮面がすこし暗い印象を与えていた
仮面の女は言った
「お前の名は?」
「人に名乗るときは・・・」
「『仮面』だ」
「仮面?それが名前?」
「ああ、貴方の名前は?」
月明かりのスポットライトは銃を持った人を照らした
「殺し屋・・・ヨル」
ヨルと名乗った人は女性だった、男の俺から見て凄い綺麗な人だった
雑誌に載っても違和感がないような人だった
だがそれは一瞬、月が隠れて顔が見えなくなった
ヨルは仮面に銃を向けた
「その子を渡して」
「駄目だ、コイツは顔を見た」
「いいじゃない顔くらい」
「駄目だ、顔だけは」
「・・・あー、わかった、コンプレックスとかそこら辺ね、きっと」
「いや、凄い可愛かったぞ」
ヨルはそう言って俺に銃を向けた——
「えぇ!?」
「どっちが可愛い?」
「いやどっちも・・・」
「コロス」
「えー」
「嘘よ、大丈夫よ殺さないわ」
「いや、殺す」
仮面は再びチェーンソーを構えた
ギュィィィン!
チェーンソーが唸りをあげる
バンバンバン!
銃声がしてやがてチェーンソウが止まった
「何も見なかったことにしてもらうから」
「駄目だ」
「困るのよ殺されちゃ、パートナーにするもの」
パートナーと言う言葉で仮面が反応した
仮面はチェーンソーを投げ捨て元来た道に帰っていった
「次ぎあう時生きていれば手合わせ、頼む」
「はいよー」
仮面の声とヨルの声が響き渡った
いつの間にかチェーンソーが無くなっていた
「立てる?」
「あ、ああ」
俺は立ち上がった、と思ったがうまく足が動かなかった
「あら?足痛めてるの?」
「多分」
「なら私が特別におんぶして上げるよ」
「えっ、いや、別に」
「いいって、いいって!」
と、おんぶされる形になってしまった
恥ずかしい、とてつもなく恥ずかしい、唯一の救いは周りに人が居ないことだ
普通だったら男がするだろ?これ、男のロマンの一つだろ!!
「あの・・・ありがとうございます」
「いいよ、ただしお礼はしてね」
「はは、分かっていますよ、命の恩人ですからね」
「ふふ、そうね・・・けどあなた凄いね、人の死んだとこ見ても何にも反応しないじゃん」
そう言ったヨルの声は少し暗く殺気が含まれていた
その言い方は『本当』の「殺し屋」の雰囲気を漂わせていた
「まぁ馴れてるんで」
「ふふ、馴れてるなんて若いのに苦労してるのね・・・名前は?」
「神持月人です、あなたは?」
「神持君ね、覚えとくよ。これからのパートナーだからね」
俺はその時パートナーと言う言葉の意味が分からなかった
俺は段々と意識を失っていった
だが俺は後々後悔する、あのまま斬られてた方が良かったと
いや、斬られていなかったからこそいい事もあるかもしれない
ただ路地でヨルと会った一週間後、これから良い事があるかは分からない
- Re: 右手には銃を、左手には…まだ無い ( No.2 )
- 日時: 2010/04/23 20:55
- 名前: teech ◆Puie0VNSjk (ID: /od6a26Q)
〜〜〜世界観〜〜〜
これは「裏」社会の話
寿命が100年以上ある人間は神から武器を預かる
だがしかしその事実を知らずに死ぬ人間もいる
その中でその事実を知ったものはその瞬間から命を狙われる存在となる
そしてそれは表には出されない
武器は銃、剣、斧、爪、チェーンソーetc・・・
などの様々な武器がある
中には鍵やリモコン、USBコネクタやカメラなどの物がある
武器を持ったものはいくつかの能力が与えられる
その中の例として身体能力の上昇、斬撃の操作、敵を追尾する弾丸などがある
この世界は700年前に「鬼」が制定した
鬼は「法」と「国」を作った
今でも生きているという噂がある
鬼は双剣で剣の名前は不明
武器には形状変化型、固定型、固有型ある
状態変化:周りにある特定の物質を自由に変化することができる、素材があれば幾つでも武器を生み出せる
固定型:自分の体に直接武器が埋め込まれている、それの多くは翼などの別の動物のものだ
固有型:一般的な剣や斧や銃etc・・・など
形状変化以外の武器は破壊されると「何か」を失う
何かが何かは確実に特定されていない
- Re: 右手には銃を、左手には…まだ無い ( No.3 )
- 日時: 2010/04/15 20:52
- 名前: teech ◆Puie0VNSjk (ID: /od6a26Q)
第一話
見える傷、見えない傷
どちらもある
嫌になるほど痛い
けど逃げるわけはいけない
だって————「————会う・・・・」
「起きろカス」
ゴスゥ
「ぐあぁぁぁぁぁぁあああああ!」
血がぁ!血がぁ!
アイツ本気でハンマーで殴りやがった!!
「あ、すまんな手が・・・」
「滑った無し!」
「取れ・・・」
「取れたも無し」
「取れ・・・てハンマー持って勝手に殴ったんだ」
「いってぇ・・・・」
俺の姉はやりたい事をやる素直で(悪い意味でも)自分の思いを突き通す人だ
だが俺には容赦がない、今日はハンマーだったがたまに銃で俺の頭を撃ってくるのだ
ありえない、本気で酷い姉だが武勇伝は多い、芸人の何とかラジオのネタ以上に
「はっはっは!まぁ良いじゃないか≪高速治癒≫があるんだから」
「スキルに頼るつもりはない・・・まぁいつも殺ってくれて助かってるけど」
何か俺Mみたいだな・・・・オレ、オチツケ
俺は頭の傷を触った
血は固まり、傷は塞がっていた
「しっかしすごいねぇアンタのスキルは」
「人の体で遊ぶのはやめろ、殺すよ?」
今朝一番の笑顔で言って見せたつもりだった
鏡を見た俺はその先に移る俺を見た、物凄い不機嫌な顔をしていた
「いや、笑えないよ、その冗談・・・・はは」
(結局笑ってるじゃん・・・・)
世の中には不思議なことがある
何故か俺は死ぬことが出来ない
傷はすぐ塞がり、俺は死なない
ハンマーも刀も銃も爆弾だろうが戦車でも何でも持って来いだ
何故かと言うと?決まってるじゃないか、おきまりだよ
俺は、人間では・・・・・・
ない
- Re: 右手には銃を、左手には…まだ無い ( No.4 )
- 日時: 2010/04/16 20:22
- 名前: teech ◆Puie0VNSjk (ID: /od6a26Q)
ageるよ
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