ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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死神が僕に微笑んだ日
日時: 2010/04/18 19:42
名前: ふと想いつく幻想・・・ (ID: 5A9iE8mS)

はじめましてっ^^

夢に小説家が入っている天月ですっ

普段は雑談スレで詮索をしているのですがww

今回は小説のほうに挑戦してみたいと想いやってみます!!
初心者なため至らぬ点があるかも知れませんが

優しく指導して下さると嬉しく思います!!^^

実際中①なため更新は夜7:30〜9:00の間になると思いますが宜しくお願いします!

       **=更新ノ履歴=**
1・・・小説ノ始まり (4/18)    

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Re: 死神が僕に微笑んだ日 ( No.1 )
日時: 2010/04/18 20:07
名前: ふと想いつく幻想 ◆3WmQZKDzxM (ID: 5A9iE8mS)

====プロローグ====


『なぁ葵また放課後アノ場所行こうぜ!!』




『いいけど今日は少し部活が長引くかも・・・少し遅くなるけど・・・それでもいいなら・・・行く?』



『おぅっ!!それ位なら・・・多分・・・・・何時位に終わりそうだ?部活・・・』



『うぅん・・・まだ解んないけど・・・多分六時半くらい・・・かな?』



『・・・・門限普通に過ぎてるなwまぁ今日は特別だしかーちゃんも許してくれるだろっ解ったそれまで待ってるよ!!』


『ん・・・・?特別って何かあるの??それなら急ぐんだけど・・・?』


『いや・・・まぁ来たらのお楽しみ・・・かなwまぁ待ってるよ・・・じゃぁなっ』


『あっ・・・和也ったら・・・まだ三時半なのに・・・三時間も待つ気かな・・・??』


これがいけなかった・・・・全部・・全ての引き金になってしまったんだろう・・・・
この時に戻れれば・・・よかったな・・・——————
どれだけ悔やんでも・・もう戻れない・・・それが現実リアルなんだ・・・


             

Re: 死神が僕に微笑んだ日 ( No.2 )
日時: 2010/04/18 20:44
名前: ふと想いつく幻想 ◆3WmQZKDzxM (ID: 5A9iE8mS)

第一章ノ壱
【〜神は何をどうしたかった?〜闇に包まれた空】


いつもの場所・・・今は夏・・もちろん蒸し暑い暑さがじわじわ滲んでゆく・・・けれど彼女は何も感じていないような無表情だっだ・・・・



『なぁ・・・葵・・・・これ受け取ってくれないか・・・?///』


『・・・・・』

『葵・・・・?嫌・・だったか?僕なんか・・・何か言ってくれないか・・・?葵・嫌なら別に良いんだぞ・・・葵・・』


『・・・・・・』


『葵・・・笑ってるのか?それとも・・・——————』



『サ・・・—————ヨ・・・——ナ・・・ラ』


彼女は凍えるような小さな声で言った・・・



それまで青かった空はその言葉と友に真っ暗闇へと変った・・・

なぜだろう・・・二人・・葵と居るはずなのに一人で窓の無い箱に閉じ込められたような・・・気味が悪い・・・

抜け出せるのなら・・・今にも抜け出したい・・・・面白い程に目眩や頭痛がする・・・・・
抜け出したい・・・・こんな所は嫌だ・・・それしか考えられない・・・
重い頭・・・重い目蓋・・・・・頑張って目を開けてみた・・・

それでもナイフが突き刺さったような痛み・・・

泣きたくなる・・でもそれまで痛みで忘れてしまっていた彼女が見えた・・・目眩のせいで何も解らない・・・

知りたかった答えも・・・—————

目を凝らして見た・・・彼女は・・・泣いているのか笑っているのか・・・・それとも悔やんでいるのか・・・・

選択肢は絞られた・・・・けれどもそのと時の僕には目眩のせいか・・頭痛のせいか・・・全てが混ざっているように見えた・・・

その表情は本当の孤独・・興奮・・悲しみ・・嬉しさ・・
全てを物語っているようだった・・・・
そんな表情は僕には一生に一回・・・死んでしまう前にしか見えないような・・・・・————

こんな表情・・・ずっと見たくは無かった・・・
だから重い目蓋でフタをしようと想った・・・
けれど・・さっきまで開いているのが苦痛だった目蓋が閉じなくなってしまった必死に閉じようとしたでも閉じる事は出来なかった・・・・———
だから僕はみていたんだ・・・その残酷な表情を・・・・————
見たくない表情を・・・・・——————


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