ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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何でもない物語。
日時: 2010/04/21 18:18
名前: 水龍 ◆ZdPdHqmtMA (ID: LvO7QDqq)

PSPからの人のためのリンク>>0-1000

−プロローグ−

ただ時の流れに沿って流れるだけ

それだけ

たったそれだけのチッポケな人生

目を閉じて

耳を塞いでる

ただそれだけ

−−−−
1話「日常」>>1-2
2話>>
3話>>

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Re: 何でもない物語。 ( No.1 )
日時: 2010/04/21 15:54
名前: 水龍 ◆ZdPdHqmtMA (ID: LvO7QDqq)

−1話−

とある中学
三階廊下

教室から出て目の前に広がる光景。
「最悪だ」
つい言った言葉。
普通の学生から見れば驚く事だろうか?
男子が廊下で全力の殴り合い、いや、殺し合いって言うのがシックリ来る。
一ヶ月前にそれで骨折した奴が居るほどの、遊び混じりの殴り合い。
割合は1%遊び20%殺し合い79%暇つぶし
以前は100%虐めだった。
対象が転校したため、休み時間が暇になったのだろう、喧嘩が増えた。
半径3m以内に入ると巻き込まれる、野次馬もかなり遠くから見ている。
「陸也何してんだ〜?つっ立ってたら喧嘩に巻き込まれるぞー」
俺の名前は陸也、
そして、笑いながら話す彼は幼なじみの霧谷慶太、喧嘩こそ参加しないが別な意味で問題児。
「陸也知ってるか?転校したあいつ、また他の学校に転校らしいぞ」
彼奴とは飯島八平、虐められて転校した人。
「そんな噂別にどうでも良くね?」
「ま、そうだな〜。」
「それより陸也、お金貸してっ!」
「また?」
「来月返すからさぁ、2000円貸して!頼む!」
「何に使うのさ?」
「期間限定のゲームの追加データなんだよ〜」
「お小遣いをもっと計画的に仕えよ」

Re: 何でもない物語。 ( No.2 )
日時: 2010/04/21 16:23
名前: 水龍 ◆ZdPdHqmtMA (ID: LvO7QDqq)

と、言いながら財布を出し2000円を渡す。
「有り難う陸也様っ」
「ちゃんと返せよな」
「あ、ずりぃ、俺にも金貸せよ!」
近くに居た、金を返さないのに金を貸せと言う足立明が俺から財布を強引に取った。
すると足立に霧谷の回し蹴りがクリーンヒットする。
「ろくに金返さない人はあっちへ行きなさ〜い」
足立は財布を返し、覚えてろと俺を睨み付け逃げるように教室から出ていった。
「そう言えば転校生が来るらしいぞ」
「ふーん」
「陸也〜、反応がとっても冷たいぞ…」
「別に転校生来たって慶太の無駄遣い症は治らないし」
「地味に痛い所突くんじゃねーよ」俺の脇腹を人差し指でつつきながら俺に言った。
「事実だからしょうがないよな」


一話END


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