ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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真・学校の怪談
日時: 2010/04/21 20:43
名前: 闇の中の影 ◆xr/5N93ZIY (ID: YDf5ZSPn)

最近忙しいとか暇だとかごっちゃになった
闇の中の影でふ。以後お見知りおきを。

A「題名がwwwwパクりすぎwww」
B「内容も同じだったりしてwwww」
C「タイトルがwww」
とか言わないで下さい。スレ主泣きます。泣くか!
まぁ学校の怪談なら誰でも知ってそうだから
これにしました。
此処でルールを。

・スレ主は闇落ち&最新遅いよ!ごめんね!
・たまに一週間ぐらい来れないけど後で来るよ!
・怖くなくてもスルーしてね!

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Re: 真・学校の怪談 ( No.4 )
日時: 2010/04/23 20:53
名前: 闇の中の影 ◆xr/5N93ZIY (ID: YDf5ZSPn)

「ねぇ、今日肝試ししてみない?」

「……は?」

いきなり頭が良い馬鹿、差和水が話しかけてきた。
「頭が良い馬鹿」とは矛盾しているが、まぁ
よく居るはずだ。頭は良いけど天然っていうか。
まぁとにかくドジな奴なんだ。分かったかな?

「俺も——!」

秋、春も突っ込んできた。うるさいよオチビちゃん。

「勝手にやれよ」

「……ビビってるんだ?」

春がこそりと言った。その手には乗らないぞチビ。
秋ですら「ちっちゃい男だね……」とか言ってる。
お前に言われたくねぇよ。チビ。

「お前に言われたくねぇよチビ兄弟」

「兄弟って、漢字変えると強大なんだぜ」

……うるさい。漢字が変わるぐらいで威張るな。
こんなどうでも良い会話は、恐怖の入り口と
なっているなんて、夢にも思わなかった——

Re: 真・学校の怪談 ( No.5 )
日時: 2010/04/23 17:45
名前: 月花 (ID: 9qYqZOsB)

みっけた!闇sの小説めちゃおもしろいから楽しみです♪

Re: 真・学校の怪談 ( No.6 )
日時: 2010/04/25 10:34
名前: 闇の中の影 ◆xr/5N93ZIY (ID: YDf5ZSPn)

夜の七時。俺は屈辱的だが学校の前に居た。
古くさい灰色の建物は、夜になって一層不気味さを
感じさせる。俺は別にビビってる訳ではないが、
普段使わない木刀を持っていた。先生に見つかると
確実に没収されるな。いや、別にビビってないが。

「やっぱり来たんだぁ〜」

チビ兄弟やあの馬鹿はもう着いていたようだ。
俺が来るのを待っていたかのように学校へ進む。

「本気で行くのかよ」

別にビビってはないけれど、やっぱり行くのは
気が引ける。幽霊なんて信じては居ないが、
ナニカが居そうだ。この学校は古いし、何より……
理科準備室があるのだ。本当の名は生物研究室。
たまに理科の先生が入っているらしいが、
塩酸などがあるらしく、ほとんど開いていない。
この中学は、色んな怪談がある。全部で九つだ。
普通は七つらしいが、この学校は九つもある。
なぜそこまであるのかは、誰も知らない。
俺達は、第1話から本当なのか確かめに行った。


次回『第1話 4−4の右一列三段目田部君』

Re: 真・学校の怪談 ( No.7 )
日時: 2010/04/25 12:41
名前: uitti (ID: owa39mxZ)

おおっかなり面白そうな小説ですね!
ども!uittiっていいます^ω^
更新楽しみにしてまっす!

Re: 真・学校の怪談 ( No.8 )
日時: 2010/04/25 20:02
名前: 闇の中の影 ◆xr/5N93ZIY (ID: YDf5ZSPn)

草木も眠る丑三つ時——なんて言うが、まさに
その通りだと思う。まだ九時だけど、辺りは
真っ暗。それに物音一つしない。ライトを持って
来なければ前も見えないところだ。
俺はキャラメルを食べている。皆にもあげたが、
食う気がしないんだろうか。言い出した差和水も
ビビッている。ふっ。所詮は女だ。

「やっぱり、お前もビビッて——」

——前言撤回。こいつは全然ビビッてない。むしろ
目がらんらんと輝いている。怖いよこいつ。
幽霊よりもこいつが怖いです。帰りたいです。いや
ビビってはないけど。

「えっと、4−4は此処だけど?」

勿論何もいない。残念に思う自分と安心している
自分がいる。なんだか変な気分だ。とにかく
さっさと次へ行こう。

「おい、あれってさ」

ハゲが……おっと、号詩がナニカを指さした。
嘘だろ。右一列目の三段目に、血まみれの男子が
いる。こっちを睨んでいる。もう駄目だ。元々
此処には来たくなかったし、もう帰ろうかな。

「……」

残りの三人は、恐怖で悲鳴もあげられないようだ。
俺もそうなんだが。こうして理性を保つのも限界だ。

「もう俺は帰——」

その時、血まみれの男子が目の前に出てきた。
そして、俺の意識は途絶えた。


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