ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 傷だらけの天使
- 日時: 2010/04/24 13:45
- 名前: 龍蝶 華 ◆OAs4V/bQf2 (ID: p./2qFOd)
クリックありがとうございます。
私の書く小説は最も腹黒い女の子のお話しです。
あまり言うとストーリーがばれるので
これから先はもう秘密です。
ゆっくり楽しんでいってくださいね。
荒らしなどは現在も未来もお断りです。
登場人物紹介
北村 かれん 15歳 ♀
大好きな岡村翔に殺されかけたため
リベンジをする。
岡村 翔 16歳 ♂
かれんを殺しかけた張本人。
イケメンだから人気物。
鈴木 菜々 15歳 ♀
かれんの友達。
あの出来ごとのことは知らない。
Page:1
- Re: 傷だらけの天使 ( No.1 )
- 日時: 2010/04/24 13:38
- 名前: 龍蝶 華 ◆OAs4V/bQf2 (ID: p./2qFOd)
第1話 【許されない出来ごと】
一瞬で私の命を取ろうとした。
あの出来ごとはまだ心に残っている。
6年前…
私は大好きな友達の翔君と遊んでいた。
翔君は私と1歳上のお兄ちゃんみたいな存在だった。
「わーい!海だ海だ!」
ある日。私は翔君に海へ連れて行ってもらった。
翔君は優しいから何処にでも連れて行ってもらえた。
遊園地でも水族館にでも動物園でも…
そんなある日、悲劇が襲った。
「翔にぃ!海が綺麗!」
私は崖の上に立って海を見ていた。
そして…
ドボンッ
私は翔君から海へ落とされた。
「翔にぃ!翔にぃ!」
私が何度名前を呼んでも、振り向いてはくれなかった。
それから私は近所の人から発見され
レスキュー隊に助けられた。
それから…私は傷をうった。
そして…傷だからけの天使として動いた。
2年後
「かれん!!」
今の私は高校2年生。
私は幸せだった。
友達もいて、とてもいい毎日をおくった。
「あ…菜々…おはよう」
忘れなれない日の傷を忘れて…
キーンコーン…
「かれん。3年に転校生が来たんだよ!」
ふぅーん。
3年なら私には興味がなかった。
それに。年上は嫌い。
「菜々。それはなんて名前の人?」
なんとなく予想はできている。
あの人だってね…
「えーと…たしか岡村翔君だっけ…」
やっぱりあの翔にぃだ。
ううん。もう翔にぃなんかじゃない。
私を殺そうとしたんだから…
私は翔にぃが嫌い。
「そう…ちょっと失礼するよ」
私はイスから立ち上がった。
いますぐ、リベンジをするべきだから…
- Re: 傷だらけの天使 ( No.2 )
- 日時: 2010/04/24 13:47
- 名前: あげは ◆EBrPZT4Om6 (ID: p./2qFOd)
これは面白い…
リベンジが楽しみです。
- Re: 傷だらけの天使 ( No.3 )
- 日時: 2010/04/24 14:02
- 名前: 龍蝶 華 ◆OAs4V/bQf2 (ID: p./2qFOd)
第2話 【消えない】
今こそリベンジをするべき。
私はそう心に覚えさせ、3年の廊下に来た。
もう…何があっても許さない…
「きゃー!翔君ー!!」
廊下にはもうあの翔にぃの姿があった。
イケメンな顔だから女子には人気。
いちおう男子にも人気はあるんだけどね。
私は翔にぃが嫌いだけど。
「岡村翔。ちょっといいかな?」
いきなり呼び捨てしちゃったけどいいよね?
嫌いなやつなんてどうでもいい。
すると、女子視線は私の方へきた。
「はぁ?翔君になんの用?」
「翔君は私達のものなのよ?」
ああもう…うるさいなぁ…
私のあの日の出来事も知らないくせに…
だいたい「私達の物」なら私も物でもあるし。
でも、私は嫌いだけど。
「分かりました。何ですか?かれんさん」
!!!!??
なんで…私の事を分かるの…?
私…名札も付けてないし…
ま…まぁいいわ…
「ちょっと屋上へ来なさいよ」
私は翔にぃを屋上へ連れて行った。
ふふふふ…
いますぐケチョンケチョンにしてあげるから…
許さないのよ…岡村翔!!
「どうかしたの?かれんちゃん」
なによ…気軽にかれんちゃんなんて…
私を殺そうとしたくせに…
私はしばらく黙りこんだ。
そして翔にぃが口を開いた。
「分かった。僕と付き合いたいんだね?」
はぁ?
冗談じゃないよ。
私を殺そうとした人と付き合うなんて…
ぜったいに…
「ぇえ…あの…」
私は流石にあせってきた。
嫌だ…嫌だよ…
こんな奴と付き合うなんて。
「僕は…OKだよ?」
嫌だ…えーと…他に考えは…
ん?まてよ…?
にや…
「はい、よろしくおねがいします!」
今に…後悔させてやる…
- Re: 傷だらけの天使 ( No.4 )
- 日時: 2010/04/24 16:32
- 名前: ササイア (ID: p./2qFOd)
うまっ!
どうやらかれんsは何かたくらんでいるのか…
つづきが気になるw
- Re: 傷だらけの天使 ( No.5 )
- 日時: 2010/04/29 13:58
- 名前: 龍蝶 華 ◆OAs4V/bQf2 (ID: p./2qFOd)
第4話 【リベンジ】
キーンコーン…
学校の終わり。
私は翔にぃと下校した。
「あの…翔君って…あしたあいています?」
私は女の子らしくバックを両手で持った。
別にこんな奴の前で女の子らしくしなくても
こいつ完全に私の事気にいったみたいだし
本当はいいんだけどさ。
しかもバック蹴りそう。
「明日?あいているよ?」
よっしゃ。
リベンジを開始。
「それなら…遊園地の券をもっているから行きません?」
本当はこれ、友達と行こうと思っていたけど
私のためならかまわない。
「え!いいの??」
「はい、明日の午前10:30からはどうでしょう」
「うん…もちろんOK!」
ひっかかった…
でも、過去の事覚えていないのかしら。
のんきそうな顔して…
ますますムカツいてきた。
まっ。いいか。明日リベンジするから。
次の日。
翔にぃからメールが届いていた。
『弁当とかいる?それとも買う?かれんが決めていいよ(^v^)』
弁当…かぁ…
それにしても男が4顔文字なんてめずらしい。
せっかくの顔文字もこいつが使うと汚れる。
弁当くらい作ってやるか…
ピッピッ…
私はメールの返事をした。
そしたらすぐにメールは返ってきた。
『わかった。待っているね(^O^)/』
できれば待って欲しくない。
気持ち悪い。こいつとデートなんて。
でも…作戦のためにはこれを生かすしか…
とりあえず弁当作ろう。
えと…オムライスとポテトサラダでも作るか。
本当は毒とか入れたいけど捕まるし。
そしてようやく出来たお弁当をつつんで
荷物を確認して外へ出た。
バスで遊園地へ。
そして遊園地に着くと私服の翔にぃ。
似合うけど残酷。
翔にぃがイケメンだからいいけど
私がこいつをほめるのは正直ヤダだよ。
「かれん!」
うわっ。
メールの時も思ったけど「かれん」って呼び捨て。
「翔に…翔君…行こう!」
リベンジは始まったばかり。
Page:1
この掲示板は過去ログ化されています。