ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

この先、お人形以外立ち入り禁止(ご主人様(オリキャラ)募集中
日時: 2010/05/01 15:28
名前: 真紅 ◆Ko89POtU5A (ID: F35/ckfZ)

心なき人形。魂なき人形。でもね、ご主人様あなたが動いてほしいと望んでくれれば私は動ける。
私はあなたを満たす為のお人形。あなたが望むことならなんでもできる。

闇の国で作られたお人形は、ご主人様の言うことに逆らいませんからね…?


クリックthank you!真紅って名前で気づいた人もいるかな…?ローゼンメイデン大好きです!アリプロ大好き!アリカ様お美しい!(←いきなり趣味に走ったよ)
さて、本題に入りましょう。簡単に説明すれば、ヤンデレ気味のお人形さん達がご主人様を自分だけのモノにしよう!という感じでバトルします!
ですが、なんと全くご主人様(男)が思い浮かばず、募集中です!どうかよろしくお願いします!(ぺこり)
ルールと言うルールは特にありませんが…。荒らしだけはしないで下さい!それぐらいかなぁ…?

では、ご主人様オリキャラの投稿の仕方です。

名前 (漢字の場合読み仮名をお願いします!)
性別 (男がいいです!)
性格 (暗くても明るくても普通でも何でもOk!)
年齢 (なるべく若手がいいです!)
容姿 (髪の色、髪の長さ、目の色などなるべく具体的にお願いします!)
設定 (なぜこの人形を買ったのか、生い立ち、何か特別な能力があればすべてここへ!)
誰のご主人様? (どの人形のご主人様か教えて下さい!)
武器 (難しいものならなるべく具体的に!)

ご主人様の武器は、自分の人形は誰にも渡さない!っていう感じで、人形を守るために使います。ご主人様同士の戦いとかもあるかもしれません!
こんな人形を作ってほしいとかのリクもOKです!

「誰にも渡さない。ご主人様は私だけのモノ…」

題名「bloody doll」 作者 真紅
登場人物>>1
0-0「闇の世界」>>9
0-1「拾われたのは人間?人形?」>>14
0-2「私が守ります」>>16
0-3「片割れ」>>17
0-4「カタワレ」>>18
0-5「残酷な海と綺麗な星空」>>19

〜素敵なご主人様〜
牙暁様が考えて下さった嘉神 花礫様(>>2)
金平糖様が考えて下さった天竺 朱夏様(>>3)
りん様が考えて下さった遠藤 祐季様(>>6)
みちる君様が考えて下さった歌部 鯉時(>>7)
更紗蓮華様が考えて下さった七国 一華(>>13)

〜ご主人様募集中キャラ〜
鈴蘭花スズラン
夏花ヒマワリ

Page:1 2 3 4 5



Re: この先、お人形以外立ち入り禁止(ご主人様(オリキャラ)募集中 ( No.13 )
日時: 2010/04/30 04:37
名前: 更紗蓮華 (ID: lNJ.MCVY)

こんにちは?・・・じゃないですね。おはようございます。
・・・下手したら、こんばんはですね。

えっと、面白そうですね。
オリキャラいいですか?

名前 七国 一華(ななくに いちか)
性別 こんな名前だけど男
性格 ホントはふんわりしててすごく優しいけど、いろいろあったからちょっとひきこもり気味。
と言っても家がないので、いろんな人気のないところをふらふらしている。あんまり大人を信用してない。
笑うとかわいいけど、自分のお人形に対してしか笑わないし、可愛いと言うと怒る。でも、ふくれっ面してても可愛い。
年齢 7
容姿 灰銀の髪を肩くらいまで伸ばしている。というか切っていないだけ。目は濃い紫。
設定 元々は大企業の社長の三男。イギリス人とのハーフ。
かなりのお金持ちで、人形もその頃に買ってもらったもの。
だけど、ビジネスに失敗して、一家離散。服一着と人形以外の全部の持ち物を失った。
顔立ちが可愛いので、ソッチ系の趣味(ロリショタ、ホモ)の人にさらわれそうになったこともある。
誰のご主人様? 残ってるのは、赤薔薇さんですね。
武器 銃。なにも持っていなかったので、ローズにもらった。


ありふれた設定ですね。もちろんボツもOKです。

頑張ってください!

Re: この先、お人形以外立ち入り禁止(ご主人様(オリキャラ)募集中 ( No.14 )
日時: 2010/04/30 20:44
名前: 真紅 ◆Ko89POtU5A (ID: F35/ckfZ)

0-1「拾われたのは人間?人形?」

「…?」
これは人間か?いや…。人間をゴミ捨て場に捨てはしない。それなら、このでかいのは人形…?
「…」
白い肌、長い睫毛、桜色に色づく唇。鼻筋の通った高い鼻。細い手足、豪華そうなドレス。恐ろしいくらいに美しいその人形に何故か惹かれた。
俺は人間が嫌い。だから、人間に似た人形も嫌い。ただ、何かほっとけなくて、その人形を拾った。
「軽…」
かなり長身である人形だが、かなり軽かった。10㎏もないだろう。そして、かなりリアルに動いた。肌も柔らかく、関節も人間と同じように動く。身体にぬくもりこそないものの、人間のようだった。

そして、家に帰った。メイド達は不思議な者を見る目で見ていた。
「お帰りなさいませ…。そのお人形はどうなさったのですか?」
50人くらいのメイドが荷物を持ち、部屋へ持っていく。
「…拾った」
人間が嫌いだから、メイドもこんなに雇わなくてもいいのにと思う。
「こんなに大きなお人形、どうなさいましょう…」
「俺の部屋に置く。この人形のことは気にするな」
「はい」
「…」
メイドは俺に逆らわない。俺が人間嫌いということも知っていて、必要以上に接触をしない人間だということも知っているから。
「…」
そして、部屋についてその人形をベッドに横たわらせる。
「寝てるのか死んでるのかってとこだな…」
人形に死も眠ることもないだろうが。
そして、暫くその美しい寝顔(?)死に顔(?)に見とれていた。
「…」
        グイッ
「おわっ!」
死んでるのか眠ってるのか、微妙な人形が急に目を開けて、俺のネクタイを引っ張ってきた。そして、ベッドに倒れこむ。
「おい!?お前…!?」
急に動き出した人形にビビりながら、問いかける。
「…見つけた…」
「はぁ?」

「これから宜しくお願いします。ご主人様」
そして、右の手の甲にうやうやしく口づけた。

Re: この先、お人形以外立ち入り禁止(ご主人様(オリキャラ)募集中 ( No.15 )
日時: 2010/04/30 20:54
名前: 真紅 ◆Ko89POtU5A (ID: F35/ckfZ)
参照: http://www.youtube.com/watch?v=TbXI05Ueqys

0-2が思いつかない!!(笑)さすがに何もしないのは悪いので、私の好きな曲、そして、この小説をイメージした曲をURLに。

お美しい声をしている…。何という美声なんでしょう!初めて聞いた瞬間から中毒になりましたww

Re: この先、お人形以外立ち入り禁止(ご主人様(オリキャラ)募集中 ( No.16 )
日時: 2010/04/30 22:31
名前: 真紅 ◆Ko89POtU5A (ID: F35/ckfZ)

0-2「私が守ります」

「おい!お前…!?人間なのか人形なのか…!?」
「人形に魂が宿ったモノ…。人間と言うには未熟すぎて、人形と言うには完璧すぎる…。このような所でしょうか」
「何だよ、それ…」
とりあえず、互いに倒れこんだベッドから離れた。
「私のような人形はたくさん存在します。私が知っているのだけで、私を除き6体あります」
「皆、お前のように動くのか?」
「はい。その通りです」
「そうか…」
気色悪いが、興味はあるな。
「貴方は、私が守ります」
「…?」
その人形がそう言った途端、床から気色悪い物体が生まれてきた。
「なっ!?」
「心配要りません。この程度のドール、私一人で倒せます」
「…」
とりあえず、この人形にすべてを任せた。
「〜♪♪〜〜♪」
傍にあった笛を手にとって奏でる。俺が何となく、形が気に入って買った笛だった。
「キャアァァァァ……」
ドールと言われた気色悪い物体は、それを聴いて狂いだした。
「今です」
「お、おい!」
そして、クローゼットの中に俺を押しこんだ。
「はっ、てやっ!」
その笛で叩いたり突いたり、たまには蹴りを繰り出してそのドールと戦っていた。
「もう大丈夫です」
そして、俺に出てくるように言った。
「わ、血まみれじゃねぇか…」
「それなら問題ありません」
両手を胸の前でクロスさせ、左右に開くと、ベッドやカーテン、窓やカーペットに染みついた血が消えていった。
「すげ…」
でも、この人形が血まみれだった。
「貴方、名を何というのです?」
「俺は…遠藤 祐季」
人に名前を教えるのはあまり好きではない。馴れ馴れしく名前で呼ばれたくない。
「祐季様…」
確かめるように呟いた。
「お前は?」
秋桜コスモスです」
「片仮名か?」
「いえ、漢字で秋桜と書きます」
「ふーん…」

「祐季様、お食事の時間です」
「…今行く」
「…」
人形は不思議なことを聴いたような感じだった。
「お前の分は持ってきてやる」
「…感謝します」
『食事』とは何なのでしょう?やはり、私も人間と言うには未熟ですね。

そして、1時間くらいたって戻ってきた。
「ほら、お前の分だ」
「秋桜です」
私にも一応名前はあります。名前で呼んで下さらなければ、契約は成立しない。
「…秋桜の分だ」
「感謝します」
契約成立。私も貴方も、互いから離れることはできません。
「食わないのか?」
「…どうやって食べるのですか…?」
「人形に食事はないからな。口を開けろ」
スープにスプーンを突っ込んで、すくって口元まで持ってきてやった。
「ん…」
開いた口の中にスープを流し込んだ。
「…美味しい…」

Re: この先、お人形以外立ち入り禁止(ご主人様(オリキャラ)募集中 ( No.17 )
日時: 2010/05/01 14:59
名前: 真紅 ◆Ko89POtU5A (ID: F35/ckfZ)

0-3「片割れ」

ここは闇の世界という店。まるで人間のように精巧な人形が作られ、たくさん置いてある所。
「タキシードうさぎさん、あたしを人間サイズにして」
「はい、桃白様」
そして、桃白が差し出した血を飲み干す。
「…美味しい。願い事を叶えてあげましょう」
「ありがと、タキシードうさぎさん」
そして、その身体が白い光に包まれ、人間の大きさになった人形がその場には立っていた。
「どう?人間に見える?」
「完璧でございます」
「ふふっ。あたしもご主人様が決まったんだから、ちゃんとしなきゃね」
「では」
軽く頭を下げる。美味しい血を下さった桃白様の願いを叶えたため、私は感謝されています。
「バイバイ」
嬉しそうにご主人様の元へ行く。
「…」
誰かに変われるということは、醜い争いの中にその身を放つのと同じ。ヒトの心を、自分のモノだけにしようという醜い争いの中に、何も知らない無垢な少女が入り込んだ…。

「あれ、何だ?この人形…」
ピンク色のお姫様のような服を着ている人形を見つけた。ふわふわのパーマで、毛先は方に着くかつかないかくらいの長さ。
「ずいぶん大きいな…」
よいしょとその人形を持ちあげた。関節は人間のように動き、柔らかい肌。まるで人間のようだった。
「高そうだし、売ろうかな…」
「ちょっ!?売るなんて何考えてんのよ!?」
「えっ!?」
今まで腕の中で死んだようにしていた人形が急に飛び起きて大声をあげた。
「あたしを売る!?ふざけないでよ!そんなんでご主人様が務まると思ってんの!?」
「いや…。あ…?えっ…?」
急に動き出した人形を落としそうになりながらも抱えている。
「って言っても、あんた、まだなぁ〜んにも!知らないでしょ?あたしの名前は桃白サクラ。水を司る人形よ!」
「いや、ボクが聞きたいのはそうじゃなくて、何で急に動き出したのかを…」
「別に驚かせるつもりはなかったんだけど、あんたが売ろうなんて考えてるみたいだから飛び起きちゃったわよ。あんた、名前は何ていうの?」
「朱夏…。天竺 朱夏」
「朱夏ね!宜しく、ご主人様っ♪」
「ご、ご主人様!?」
まるでお金持ちにでもなった気分だった。『ご主人様』なんておつきのメイドが言うことと思ってたから。
「そうよ。あたしは何があっても朱夏の言うことは聞く。朱夏から絶対に逆らったりしないの」
「ふーん…」
ボクの本性を知ったらどう思うんだろう。きっと呆れていなくなっちゃう。


Page:1 2 3 4 5