ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 罰 ゲーム
- 日時: 2010/05/01 11:20
- 名前: さら (ID: qDXfsznh)
クリックありがとうございます^^
皆様はじめまして!さらです!
初めて小説を書くので上手くはないと思いますが暖かい目で見守ってくれると嬉しいです><///
コメやアド、宣伝などもバンバンどーぞ☆
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- Re: 罰 ゲーム ( No.1 )
- 日時: 2010/05/01 11:24
- 名前: さら (ID: qDXfsznh)
プロローグ
どこ?
どこなの?
私の、
私の居場所はどこなの?
ねぇ、誰か。
私を助けてよ。
ねぇ。
お願い。
私を光のあたる場所へ連れてって?
もうこんな闇の中をさまよいたくないの——
——おねがい———
- Re: 罰 ゲーム ( No.2 )
- 日時: 2010/05/01 11:43
- 名前: さら (ID: qDXfsznh)
1、「笑顔の裏側」
「ぎゃはははははは!」
「あはは!ウケるー!!マジキモい〜〜!」
笑いが絶えないこの教室で、私は一人泣いていた。
体中に水をかぶった私を取り巻くようにクラスの皆は立ち、私を見て大笑いしている。
黒板の前に突っ立っている先生までもが私を見て笑っていた。
****
私は「坂田 未来」。
「みらい」と書いて、「みき」と読む。
15歳の高校1年生。
楽しい高校生活を送るはずだったのに、
この私の激しい人見知りのおかげで友達はゼロ。
むしろ今はクラスの皆からイジメを受けている。
そんな学校に行くのは本当に憂鬱だった。
「いってらっしゃい、未来」
お母さんが玄関でそう言い、ほほ笑んだ。
「うん、行ってくるね」
私は無理矢理笑顔を作った。
いじめられてることは親には内緒。
心配かけたくないしね。
家から学校まで徒歩5分。
あっ、という間に学校に着いた。
「いやだな…学校…」
私はそう呟きながらも、学校に足を踏み入れた。
☆さらから一言☆
なんかイジメ小説みたいになってるけど、
一応違います;;;
怖くなる(?)のはこれからだと思ってて下さい><
あとココまで読んでくださってホントに感謝です!
- Re: 罰 ゲーム ( No.3 )
- 日時: 2010/05/01 20:21
- 名前: さら (ID: e.d4MXfK)
2、 「いなくなれ」
「うっ、うぅ……う……う」
私は屋上で大泣きしていた。
今日もいつもと同じように、
いじめられ、
泣いて、
またいじめられて、
泣いて。
ずっとコレの繰り返し。
人生なんて楽しくない。
皆、皆、死んでしまえば良いのに。
人間など、この世に必要無いから。
私は涙をぬぐい、教室に戻った。
「ぶっ、戻ってきたぜ。」
「コイツ、絶対泣いてたよな。目、赤ぇしっ」
教室に入るなり、男子が私をガン見してくる。
(うざい…この男子…死ねば良い…)
私はそう心で呟きながら席に座った。
「坂田さんっ」
ふいに声をかけられ、私はビクッとした。
私は声のしたほうに顔を向けた。
そこにはクラスメートの「平田 姫華」が居た。
姫華は優しくて、誰にでも親切……というキャラを思いっきり作っている女だ。
簡単に言えば「最強ぶりっ子女」って所だろうか。
どっちにしろ、私はこの女が大嫌いだ。
「あ…平田さん…な、なんですか…?」
「坂田さんてさ…可哀想だよねぇ…。いつもいじめられて…。私は坂田さんの見方だからねっ!ばいばい!」
姫華はそれだけ言うと、私のもとから離れて行った。
(あのぶりっ子め、また良い人ぶっちゃって…)
何が「坂田さんの見方」だ。あほらしい。
姫華だって思いっきり私をいじめてるじゃん?
あんなぶりっ子に同情されたくない!!!!
私へのイジメは日に日にエスカレートしていった。
そんな中で私はこう思うようになっていた。
——みんな死ね——
—死ね——!!
—人間など
必要無い!!!———
——殺してやる!!!———
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