ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- ─Unreality game─4話うp
- 日時: 2010/05/08 19:05
- 名前: 天魔 (ID: EWcIN/Ij)
☆タイトルの意味は‘非現実ゲーム’(^O^)/☆
クリックありがとうです♪
初めて小説を書く天魔(てんま)でぇーす!!
今後ともよろしくおねがいしますm(__)m
※注意事項※
1.荒らしや喧嘩は絶対NG
2.パクリは一切してないので誤解を招くようなコメントはダメ!!
3.アドバイスや誤字・脱字があれば言ってください
>>14オリキャラ募集用用紙
〜『開催』〜
キャスト>>2
第1話>>1 『プロローグ』
第2話>>10 『逃亡生活の始まり』
第3話>>12 『カーチェイス』 牙暁sとリンsのオリキャラ登場♪
第4話>>15 『ミスターⅩ』
第5話
- Re: ─Unreality game─オリキャラ募集♪ ( No.11 )
- 日時: 2010/05/05 17:34
- 名前: 天魔 (ID: EWcIN/Ij)
>>11 金平糖s
初コメ&オリキャラありがとうですm(__)m
今後も愛読お願いしまース\(゜ロ\)(/ロ゜)/
- Re: ─Unreality game─2話うp ( No.12 )
- 日時: 2010/05/06 18:11
- 名前: 天魔 (ID: EWcIN/Ij)
3話 『カーチェイス』
自宅のマンションから駆け出した真一と太志は周りを見渡した。
色々な場所から悲鳴が聞こえ、銃声音が絶えず聞こえる。
「し、真一!!ここじゃ居場所が丸分かりだ!!」
「・・・よし。駐車場に俺の車がある!!」
2人はマンション下の駐車場に走り、真一の軽自動車に急いで乗り込んだ。
真一は大急ぎでエンジンをかけ、アクセルを踏んだ。
「ど、どこ行くの!?」
「とりあえず安全な場所!!」
「どこだよ!?」
「知るか!!」
車が動き出した瞬間だった。
物陰から突然先ほどと同じ敵が現れた。しかも今度は3体。
2人は目を丸くして驚く。
しかし、道は敵3人が塞いでいる場所以外ない。
「突っ込むぞ!!」
「嘘ぉぉぉぉ!?」
真一は右足に力を込め、一気にアクセルを踏み時速100キロを超えた。
敵3人はボンネットに正面衝突し、そのまま後ろに流れていく。
だが、残りの一人がフロントガラスの淵にしがみついて中々離れない。
「う、うわぁぁぁぁ!!!」
太志は目の前の敵に恐怖を感じ、すぐ様後部座席に移動する。
「くそ!!太志、何かに掴まっとけ!!」
真一はそう言うと、そのまま車道に飛び出して走行させる。
しかし、敵もかなり粘って手を離さない。
さらに、敵が身につけているロングコートのせいで全然前が見えないのだ。
「前が見えねぇんだよ!!」
真一は出鱈目にハンドルを操作し、後部座席に座る太志は左右上下に激しく動く。
「あ、安全運転しろよ!!」
「うるさい!!」
真一は右の角を曲がり、渋谷109の交差点に出た。
すると、そこには衝撃的な光景が広がっていた。
真一は一瞬運転を忘れ、外の光景に呆然とする。
「そんな・・・・」
ガスマスクに黒ずくめの敵が一般市民を追いかけている。
それも、かなりの量だ。見たことのない光景に呆然としてしまう。
「運転!!」
太志の声で真一は我に返る。
逃げ惑う市民と追う敵が走りまわっている車道を猛スピードで走りきる。
何かぶつかる音がするが一々気にしてる場合ではない。
「もういい!!このまま突っ込むぞ!!」
「何に!?」
「知らん!!!」
「あぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
太志は叫びながら、座席にしがみつく。
真一もアクセルを精一杯踏み、スピードが180キロを超えた。
その時!!!
ガシャァァァァァァン!!!!!!!!
車が轟音をあげてコンビニ店内に突っ込んだ。
敵はそれと同時にガラスが全身に刺さり、そのまま店内へと車のフロントから転げ落ちた。
真一はハンドルに頭をぶつけてそのまま気絶。
太志も後頭部を強く打ち、2人は気絶してしまった。
**********
東京 渋谷109
どうにか敵から逃げ伸びた嘉神雅焔は、亜麻色の長髪を靡かせ物陰で休んでいた。
すると、どこからか轟音が聞こえて雅焔は驚いて思わず立ち上がった。
「な、何!?」
雅焔は物陰から顔を出すと、近くにあるコンビニに車が突っ込んでいるのが見えた。
「大変だ!!」
雅焔は隠れながらコンビニに近づく。
コンビニの窓はすべて割れ、店内は完全にめちゃくちゃな状態だ。
そんな店内を歩き、雅焔は車に近づいた。
雅宴が車を覗くと、車内には気絶した真一と太志がいた。
「大変だ!!助けないと・・・・」
雅宴がドアを開くと、先ほどの轟音を聞きつけて2人の女性が入ってきた。
スタイルが良く、目がクリクリした咲山鈴奈と渡辺真奈は大慌てで雅宴に駆け寄る。
「大丈夫ですか!?」
「手伝ってくれ!!中に人がいるんだ!!」
真奈と鈴奈は車内を見ると思わず声をあげて驚いた。
「ちょ、中村君に木本君!?」
二人を顔を合わせて驚く。雅焔は首を傾げて2人を見ていた。
「友達ですか?」
「同じ大学です!!助けないと!!」
3人は車から2人を助けだすと、一旦その場から離れた。
- Re: ─Unreality game─3話うp ( No.13 )
- 日時: 2010/05/07 18:20
- 名前: 天魔 (ID: EWcIN/Ij)
4話の更新は遅れますm(__)m
ご了承を・・・
- Re: ─Unreality game─オリキャラ募集中♪ ( No.14 )
- 日時: 2010/05/08 16:23
- 名前: 天魔 (ID: EWcIN/Ij)
☆彡☆ミ☆彡☆ミ☆ミ☆彡☆ミ☆彡
オリキャラ募集用用紙
名前:
読み方:
位置:「敵」か「ゲーム参加者」のどちらかを選択
性格や特徴、言葉遣いなど
♪よければ自分の作品紹介♪
☆彡☆ミ☆彡☆ミ☆ミ☆彡☆ミ☆彡
- Re: ─Unreality game─オリキャラ募集中♪ ( No.15 )
- 日時: 2010/05/08 19:09
- 名前: 天魔 (ID: EWcIN/Ij)
4話 『ミスターⅩ』
現在建設中 東京スカイツリー 50階
東京全体を見渡せる50階に、スーツを着た男が立っていた。
男は窓から東京を見下ろし、ニヤニヤと笑っている。
「ミスターⅩ。今の時点で約1万人の参加者を捕獲しました。それと、さっそく裏切ったグリップスの近藤治を射殺しました。」
ガスマスクを外したグリップスはミスターⅩと呼ばれる男に言った。
髪をオールバックで整えてスタイルの良いミスターⅩはその言葉に不満を見せる。
「裏切り者か・・・。まあいい。それは、グリップスを仕切る隊長の君によろしく頼むよ。」
ミスターⅩがそう言うと、グリップスの隊長は深々と頭を下げた。
「それと、警察の動きは止めれたか?」
「はい。ゲーム開始時に約400人のグリップスが東京県警を襲撃し、完全に機能停止の状態です。」
隊長の言葉にミスターⅩは笑顔で頷く。
「ほかに何かあったか?」
「特には何も・・・。あっ!そう言えば、先ほど無線で渋谷区で事故があったと・・・」
隊長の言葉にミスターⅩは首を傾げて復唱した。
「事故?」
「はい。どうやらグリップスから逃げる際にコンビニに突っ込み、再び逃げたと連絡が・・・」
「ふ〜ん。」
ミスターⅩはその情報でなぜか上機嫌になる。
「結構、粘る人もいるね。今後が楽しみだよ。」
ミスターⅩは隊長の方を振り向く。
隊長はガスマスクを装着すると、敬礼をしてその場を後にした。
**********
渋谷109から離れた某ビル
気絶した真一と太志を運んだ雅焔と鈴奈、真奈の3人は無人と化したビル3階に隠れ休んでいた。
ビル内はオフィスとなっており、デスク等が無残に置かれっ放しである。
さらに、床には書類やファイルなどの資料が大量に落ちていた。
「2人とも、中々目を覚まさないな。」
雅焔が言うと、2人も心配そうに頷いた。
真奈は気絶している真一の傍に来ると、頭から流れている血を持っていたハンカチで拭きとる。
「それにしても、このゲームは一体なんだよ・・・」
雅焔の言葉に鈴奈や真奈、気絶している2人もそう思っているだろう。
突然始まったこのゲーム。逃げる期間は5カ月。
理由不明、目的不明、奇怪で不思議な謎のゲーム。
「パパにママ、大丈夫かな・・・」
鈴奈がふと、そうつぶやくと残りの二人も両親の顔を思い浮かべた。
3人とも大学で昼食を食べている最中に始まったため、両親がどのような状態かまったく分からない。
鈴奈は涙を流し、泣き始める。
と同時に、気絶していた2人が目を覚ました。
「うっ・・・・ここは・・・・は!!!」
真一は驚き、すぐさま飛び起きて周りを見渡した。
「どうなって・・・あれ?」
真一は大学が同じである真奈の顔を見ると、呆然と雅焔と鈴奈を見る。
「気絶したのを助けたの。あなた達、車でコンビニに突っ込んだんだよ。」
真奈の言葉で真一は気絶する前の記憶を思い出した。
太志は頭を抱えながらその言葉を聞くと、安堵の息を漏らした。
「とりあえず、助かったんだ・・・・」
「やばいぞ・・・」
真一と太志が安心した瞬間、雅焔が窓の外を見ながら言った。
「どうしたの?」
「敵だ。2人来る・・・。」
その言葉を聞いた真一と太志はニヤリと笑い、顔を合わせる。
そんな2人を見た雅焔たちは首を傾げた。
「返り討ちにするぞ。さっきのお返しだ。」
真一の言葉に3人も顔を合わせて頷く。
「そうだな。逃げてばかりじゃその内捕まる。」
「そうね・・・」
「うん!!」
真奈は元気よく返事をして頷いた。
「よし。倒すぞ!!」
5人は顔を合わせると、戦闘態勢に入る。
そして、この5人はこれからも協力し合うことになる______
だが、これから襲いかかる最大の脅威に______
5人はまだ気づいていなかった_______
この掲示板は過去ログ化されています。