ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- Proxy−電子戦争−
- 日時: 2010/05/03 09:55
- 名前: Lir ◆ZdPdHqmtMA (ID: LvO7QDqq)
>>0-1000
−目次−
プロローグ >>1
一話〔現在更新中です〕 >>2
−コメント−
ども、余り上手くないですが見てくだされば幸いです。
舞台は、異世界 電脳リアルネットワーク
黒串と呼ばれる荒らしと世界のクライアント達が戦う話です。
もしかしたらオリキャラ募集するかもw
Page:1
- Re: Proxy−電子戦争− ( No.1 )
- 日時: 2010/05/02 22:29
- 名前: Lir ◆ZdPdHqmtMA (ID: LvO7QDqq)
−プロローグ−
仮想世界 電脳リアルネットワーク
一見普通の世界、
この世界は、
異世界だ。
この
痛みや
苦しみや
死こそない世界で、
戦争が始まった。
- Re: Proxy−電子戦争− ( No.2 )
- 日時: 2010/05/02 23:22
- 名前: Lir ◆ZdPdHqmtMA (ID: LvO7QDqq)
−1話[残らなかったCookie]−
事件は発生してからたった数分で世界の人間(クライアント)に知れ渡る世界、
電脳R.N(リアルネットワーク)
疑似の星空の下、情報がまた一つ世界へ飛び立った。
クライアントの娯楽、
R.N公式ストア日本A地区店前の広場。
日本中の利用者が集中する場所で、以前多くの利用者のアクセスにより、ストア周辺のメモリが耐えられなくなり、仕舞にはポッカリとストア周辺が消えた事もあった。
現在はA〜Zまで沢山のストアを建てて、アクセスを分散させている。
『おい、知ってるかアンタ? また黒串が出たらしいぜ?』
『またぁ?最近多いね黒串』
『今回も、アレ、無かったらしい…』
最近世間を騒がせる黒串、
なんでも一般のクライアントを操って、サイバーテロを起こすそうだ。
これだけならただの串って奴だ、
普通他人のクライアントをプロキシーとして使用すると、接続元の情報(Cooke)がクライアントに残るが、黒串の場合は情報は残らない。
このどうにもならない事態にR.ネットポリスはかなり苛立ちをクライアントにも見せていた。
とある一例では黒串を他のクライアントを巻き添えにしながら攻撃したのだ。
- Re: Proxy−電子戦争− ( No.3 )
- 日時: 2010/05/03 23:00
- 名前: Lir ◆ZdPdHqmtMA (ID: LvO7QDqq)
−三話「喰らう者」−
R.N貿易情報管理センター
右手に黒い日本刀の様な刀をぶら下げ、ゆらりゆらりと管理センターの正面玄関に近づく人影が疑似の星空の下に現れた。
植え込みから出てきて、木の陰から出てくると月明かりに当たり姿がハッキリと分かった。
女性だ。
明らかに雰囲気がおかしい女性に警備員は気づいた。
俯きながら、ゆらりゆらり。
ゆっくりと正面の門から敷地内に入ってきた。
「あの〜?ここは関係者以外立ち入り禁止ですよ?貴方は誰でしょうか?」
警備員の問いかけを無視し、警備員の横を通り正面玄関へ入ろうとした。
「ちょっと、ここは入っちゃダメです!今すぐ出てってください。」
女は振り向くと、警備員を黒い刀で斬り裂いた。
警備員は右肩から左のわき腹にかけて斬り裂かれ、切り傷から血が吹き出しながら倒れて動かなくなった。
すぐに管理センターの警備システムが作動し、ベタな未来系アニメに出てくるような卵型のロボットが沢山現れ女を囲んだ。
「…邪魔だ。」
男口調、黒串だ。
右側の警備ロボを串刺しにし、串刺しにした警備ロボを刀を一振りして隣の警備ロボにぶつけた。
ガッシャン!
一気に数台が大破した。
- Re: Proxy−電子戦争− ( No.4 )
- 日時: 2010/05/04 10:56
- 名前: Lir ◆ZdPdHqmtMA (ID: LvO7QDqq)
- 参照: _目の前の敵を潰せ、前へ進むためなら何でもしろ。_
すぐにもの凄い早さで警備ロボを斬り裂き、あっと言う間に警備ロボは残骸と化した。
黒串は残骸を踏み、階段を登り始めた。
もう一人、管理センターに忍び寄る男の陰。
黒いコートを着ていて、手はコートのポケットの中に入れていて見えない。
二階の窓を見上げ、黒串が中で人を斬り裂いているのを見ると男は走って正面玄関へ入り、階段を上っていった。
ストア前広場
『聞いた?黒串、喰われたんだってさ〜』
既に広場に管理センターの件の情報は来ていた。
『誰?誰が喰ったの?』
『プロキシーイーターに決まってるだろ?』
プロキシーイーター、それは通常プロキシー利用者を襲う荒しの事。
喰らうと言うのは仮説で、誰も喰べている所を見た訳でもない。だが、残されたクライアントの残骸は全て喰べられた様な外見になっていたらしい。そのためプロキシーイーターと呼ばれている。
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