ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- Tragedy to exhausted
- 日時: 2010/05/05 13:14
- 名前: 瑠鳥 (ID: JgiXnGnD)
Tragedy to exhausted 〜力尽きるまでの悲劇〜
初めまして^^瑠鳥と言います。一生懸命頑張るので、応援宜しくお願いします〜♪
えぇっと、最初に言いますがこの話、ちょっとグロテスクな部分があります。
苦手な方は、読まない方が良いですよ。
では、始まり始まり……
>>1 【プロローグ】
>>2 【人物紹介】
>>3 第一話 【釘と鮮血と悲鳴】
>>4 第二話 【沈黙の目】
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- Tragedy to exhausted ( No.1 )
- 日時: 2010/05/04 21:42
- 名前: 瑠鳥 (ID: JgiXnGnD)
歩けば……進めば……
振返っても
見えないの
来た道が
帰る事はもぅ無理
先だけを見て
進むしかない
それがこの運命の決まり
後戻りは無しよ?
そう……
この話を知った貴方も
この運命の悲劇を背負う
引き返すのは無理よ?
It is a rule of the tragedy from which it cannot run away when caught.
<<捕まったら逃げられない悲劇のルール>>
You who shouldered it were caught.
<<背負う貴方は捕まった>>
- Tragedy to exhausted ( No.2 )
- 日時: 2010/05/04 22:00
- 名前: 瑠鳥 (ID: JgiXnGnD)
【人物紹介】
名前・飯島 聡史 (いいじま さとし)
年齢・16歳
身長・187cm
容姿・目付きが少し悪い。髪は茶色、長さは短い。(←肩に付かないくらい)筋肉質な体。男らしい顔立ち。バスケをしているため、指が長くて手が大きい。
趣味・音楽鑑賞、バスケ、筋トレ
性格・優しい(一応)嫌な事などが、すぐ顔に出る。頼りになる。短気なところもある。苦手な人などには、優しくない。
名前・谷原 香 (たにはら かおり)
年齢・14歳
身長・164cm
容姿・黒髪、髪は長くて(背中の半分くらいまで)ツインテール。色白な肌、ニキビとかはない。一重、一応目は大きい。垂れ目(若干)優しそうな顔をしている。
趣味・ピアノ、映画鑑賞。軽く走るくらいが好き。散歩とか、色んな物を見るのが好き。植物栽培。
性格・基本、大人しくて優しい。我儘な所も少しはある。甘いものが好きで、ついつい食べてしまう。
- Tragedy to exhausted ( No.3 )
- 日時: 2010/05/04 22:16
- 名前: 瑠鳥 (ID: JgiXnGnD)
覚えている最後の記憶は、帰路の記憶だ。
歩いていると、急に後ろから誰かに頭を殴られて、気絶した。
そして、気が付けば俺はこの部屋に。
「何処だよ、此処……。」
「此処からは、出られるのかな?」
この部屋にはもう一人、女の子が居る。
優しそうな顔立ちで、凄く不安そうな表情をしている。
「まぁ、大丈夫だろ。」
俺は、女の子に言った。
女の子は、ニッコリと笑った。
「はい……えっと、名前は?」
「飯島聡史……君は?」
「谷原香です。」
「そっか、あ…敬語とか別にいいから。」
まだ、暢気な話を二人でしていた。
暫くして、放送か何かで天井から声がした。
『初めまして二人とも。早速だけど、君達には大切な仕事があるんだ。その先のドアを、開けてくれるかな?』
「ふざけるなよ!!此処は何処なんだよ」
『今は、話し合う時間なんてないから。早く進まないと、この部屋毒が充満して二人とも、苦しんで死んじゃうよ?』
すると、何処からとも無く煙が部屋に入ってきた。
吸うと、喉がヒリヒリした。
どうやら、本当に毒らしい。
俺達は急いで、ドアの向うへ行った。
「香ちゃん、大丈夫だから。絶対、警察が助けに来てくれる。」
「う、うん。」
ドアの向うは、広い部屋。何も無いところで、ただ在るのは目の前に、鍵と不思議な硝子の窓だけだ。
俺達は、立ち竦んでいた。
『では、仕事を始めてもらいます。』
一瞬で、見えなかった硝子の向うがこちら側に見えた。
其処には、信じられない光景が広がっていた。
二人の女性が、壁に釘で撃ちつけられている。釘が刺さっている手と、腹からは鮮血が流れ落ち、二人は痛みに耐え切れず叫びを上げていた。
これは、一体なんだ?
- Tragedy to exhausted ( No.4 )
- 日時: 2010/05/05 13:12
- 名前: 瑠鳥 (ID: JgiXnGnD)
約三年前_____
轢逃げ技事件があった。
被害者は、何処にでも居るような家族。
平凡な家族は、仲が良く、幸せだった。
しかし、この事件で子供一人、母親を失い家族は一瞬にして不幸になった。
残された娘と、父親は未だ犯人を捜している。
『この二人は、事件の犯人を知っています。だって、目撃者ですから。しかし、二人は犯人の情報を家族には教えませんでした。』
俺は、気持ち悪くなって目を逸らした。
『では、仕事内容です。この二人を、一瞬で銃殺するのか、釘に刺さって長く苦しんでから殺すか。決めるのは、聡史君香ちゃんの二人です。』
鏡の向うの二人は、俺達に向かって叫んだ。
「い、一瞬で殺して!!」
香は、余りの事に泣き出した。
そうだ。こんな事、俺達が決めることではない。
しかし、此処はそんなに甘くは無かった。
『三分です。時間内に決められなかった場合、更に二人の釘を増やし、聡史君たちが居る部屋の鍵が閉められ、毒ガスが入ります。』
「そっ、そんな。」
悩んでいると、硝子の向うのテレビがついた。
其処には、中学生くらいの女の子と、父親らしき人物が写っていた。
『この二人が、被害者の親族です。』
『お願い!!この二人は、苦しませて。』
『私達の家族は、もっと苦しんで死んだんだ!!』
この映像は、更に俺達の決断を困らせた。
俺と、香は黙り込んだ。
目の前の二人は、犯人ではない。しかし、家族を苦しませている。
「さ、聡史君……どうする?」
「こんなの、俺達が決める事じゃない。」
「でも、黙ってたら二人とも死んじゃうよ!?」
『残り時間、一分切りました。』
俺達は、焦った。
一体如何すれば……
「二人とも、一瞬で殺せ……殺してやれ、よ。」
テレビの中の家族は、信じられないと言う風に俺達を見た。
パアァンッ_______
硝子の向うは、真っ赤に染まった。
さっきまで生きていた二人は、俺の決断によって死んだ。
俺は、その場に嘔吐した。
『ご苦労様〜♪じゃ、次の部屋へどうぞ。』
扉の鍵が開く音がした。
『あっ、そこの鍵持って行ってね。次の部屋で必要だから。』
香は、俺を心配して背中を撫でた。
暫くして、俺達は次の部屋へ向かった。
- Re: Tragedy to exhausted ( No.5 )
- 日時: 2010/05/05 17:27
- 名前: ユエ (ID: NSuGMJPT)
初めまして!
一体何なのでしょうか・・・。
いきなり人を殺しちゃうって・・・!
でも面白いです!
頑張ってください!!
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