ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 占い
- 日時: 2010/05/07 15:46
- 名前: 果歩 ◆6SZzMdEA5U (ID: 08bdl7kq)
街中
私はある一軒の店を見つけたんです。
占い店
これが私の人生の第一歩でした。
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- Re: 占い ( No.1 )
- 日時: 2010/05/07 16:04
- 名前: 果歩 ◆6SZzMdEA5U (ID: 08bdl7kq)
プロローグ
私は一般の高校生。
ただみんなと違ったのは
私がいじめられていたこと。
どうにかして明るい未来を見つけたい。
どうにかしてみんなと同じことをしたい。
その一心で迷い込んだのが
この占い店。
帰ろうとした。
急に来たんだもん。
かなりびっくりした。
けどここはどこかわからない。
行く末もなかった。
どうしよう
不信感だけが高まっていくだけだった。
「御嬢さん。名前は?」
占い店の女の人が話しかけてきた。
思わず身震いをしてしまった。
「えっと・・・・・・。咲田舞です」
この時から
私の運命は変わっていた。
- Re: 占い ( No.2 )
- 日時: 2010/05/07 16:19
- 名前: 果歩 ◆6SZzMdEA5U (ID: 08bdl7kq)
一話
「占おうか?」
「・・・・・・・・え?」
「あんた、苛められてるでしょう。」
「っ!?」
「忌々しい悪女共だねえ。朽ちてしまわぬものか」
女の人が言った。
確かにそう思っていた。
忌々しい。死んでほしい。そう思っていた。
どうやら本物の占い師らしい。
暇だし。来たついでに占ってもらおう。
「生年月日・・・年・・・」
「えっと———」
そして女の人は行き成り口を叩いた。
「貴方の未来・・・素晴らしいものはひとつもありません。」
「え・・・・・・」
「自殺することが高い。」
自殺!?あたしがっ!?
この高校生活も辛いのに。
未来までも辛くならないといけないの?
なんで私だけっ・・・・
「でも、救えることならできます」
「え・・・」
「本来、人の未来を無断で変える事は禁じられていますが、貴方を救いましょう」
「何を言って・・・」
信じられなかった。
もしかしたら手間なのかも。
本当は幸せになれるけど、女の人が知らないだけで・・・ そう思った
けど————
「私の運命を使うと、必ず成功します」
「必ず?」
「運命のそれ以上のものがあるかもしれません」
「それ・・・・以上ですか?」
「はい。明日から苛めはないでしょう」
占い師の言葉が2~3分のあいだ信じれらなかった。
でもここまでのことを良く考えると、苛めの事まで当てたっけ。
私の人生も幸せになれるなら———ー
「お願いします」
「はい。毎度あり」
占い師の口元がゆるんでみえた。
「これをお持ちなさい」
そう言って、黒い布切れを私に差し出した。
「いいかい?舞さん、これは貴方の運命を大逆転する第一歩の紙。絶対に手放してはいけないよ?」
「・・・・・・」
私が占い師の手を掴んだときには
もう私はそこにはいなかった。
ここから危険な道へと入っていった
- Re: 占い ( No.3 )
- 日時: 2010/05/07 16:42
- 名前: 果歩 ◆6SZzMdEA5U (ID: 08bdl7kq)
二話
「あっ!舞〜!おはよー!!」
????何?
陸久が妙に騒がしい。なんで?
なんで私に挨拶を?いつもは「糞女」とか言って・・・
「陸久?」
「んっ?何ぃ?」
「あっ!舞来たよー!!来た来たー!」
「待ってたんだよー」
「そういえば修学旅行近いねえ」
「あたし絶対舞となりたい!!」
「なんでよー。あたしだよー」
登校してすぐの私の周りにたくさんの人が集まってきた。
どうしたんだろう。まさか・・・ ほんとに?
まあどうでもいい。
人が集まってきた事に変わりはない。
嬉しい。今までにないような試み。
もう私は「下」じゃない。「上」という天に立ったんだ!!
「あ・・・」
「ん?舞どうした?」
「綾は?」
「???」
「あいつ苛められてるじゃーん!めっちゃうざいよねー」
苛めの主犯格だった子。
一番怖かったことに変わりはない。
醜い。苛められてる?本当に?
あ は は は は は
「キャアアアアアアアアッ」
綾の声がした。
「ほらほらっ!綾もやりなよ!!」
綾は汚れていた。
私を思い出す。確かに今の私は、クラスで一番の人気がある。
このまま名誉を汚すわけにはいかない。
その一心で
「やめなよっ!綾が可哀想でしょ」
一瞬空気が重くなる。
あたしだって本当は殺してやりたい。
けど
自分のために。
「舞!?」
「こいつは———」
「やめなって!」
「舞・・・」
みんなは私のいうことに従い、次の日から苛めはなくなった。
綾は私にべったり。
正直むかつく。
けど・・・・・・・
「舞・・・っあたしたち、一生友達だよね?」
「・・・さあ」
少し強い口調でいった
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