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透明の糸
日時: 2010/05/08 00:41
名前: 蓮太 (ID: cX9VSRxU)

初めて小説家来ます。
暇だったらコメ…していってくださいね。

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Re: 透明の糸 ( No.1 )
日時: 2010/05/08 01:49
名前: 蓮太 (ID: cX9VSRxU)


何も出来ない落ちこぼれ


皆川秋男(みながわあきお)は自分自身にそんなイメージしかうかばなかった。


ある裕福な家で生まれた長男、皆川リュウジ、次男、皆川夕士(ゆうし)はとてもできる奴だった。

顔はどちらもととのっており、スポーツも万能、頭もきれていて、小さいころからの秋男の憧れ、いや、みんなの憧れになる子供だった。


そんな子供は親からも期待されているのはあたり前。

それに比べ、秋男は顔はあまりととのっていない、頭は中の中、スポーツもあまりできないほう。
もちろん、親からほめられることはあまりなかった。

そんな秋男にぴったりの言葉は落ちこぼれ。
別に容姿は平凡、勉強も平凡、スポーツはちょっと悪いだけ。
どこにでもいる普通なのだ。
だが、とても裕福な家庭、それに完璧な兄弟の中生まれたため感覚が少しずれている。
つまり、秋男は親にとって、いや、家族にとって残念な奴とのことだった。

とりあえず、そんな兄弟に少しでも追いつこうと必死で勉強し、必死に努力し、いい高校、いい大学を出ようとがんばった。


だが、もう遅かったのだ。


あの二人はいい仕事につくところか、きれいな奥さんを貰い、今では大金持ちで一躍新聞にものるくらい。



それに比べ秋男は


必死で勉強し、必死に努力したが


いこうとしていた大学は落ち、親しい仲の彼女もいない。
それに仕事は普通のサラリーマン。


絶望的だった。

努力をしたのに、必死で勉強したのに。

やはり、おいつけなかったのだ。


この世の中に公平という言葉は必要なのだろうか?


秋男はひとつため息をついた。



どうしたらおいつける?
どうしたら落ちこぼれじゃなくなる?





もう・・・つかれました。

一応続く

Re: 透明の糸 ( No.2 )
日時: 2010/05/08 10:25
名前: nanasi (ID: udZFMs3r)

なんかすごく、悲しい様な(リアリティがありすぎて)

つかれたって見たところでビックとしました(付かれた と間違っていそうな脳内変換)


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