ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 時とともに・・・。
- 日時: 2012/03/27 02:17
- 名前: しのぶ (ID: X7Da.dhQ)
初めてですけどがんばります!よかったらコメしてください!必ずお返事します!
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- Re: 時とともに・・・。 ( No.2 )
- 日時: 2012/03/27 02:18
- 名前: しのぶ (ID: X7Da.dhQ)
『嫌だ!』
「・・・うるっさいなぁ・・・!」
ただ、人を信じたかった。でも、もう無理かもしんない・・・。なんで?あなたは・・・。・・・愛利は私に笑いかけてくれたじゃない・・・?
『愛利!』
「・・・!私の名前なんか呼ばないでよ!!汚らわし い!」
グシャッ!グシャッ!
愛利の足で、私たちの思い出が、無残に潰される。
「こんなっ!くっだらないっ!嘘ばっかのっ!ノートの中身っ!要らないっ!でしょ・・・?」
愛利がしゃべっている間にも、ノートは踏まれ、もう原型をとどめていない。
- Re: 時とともに・・・。 ( No.3 )
- 日時: 2010/05/20 17:39
- 名前: しのぶ (ID: VMvMkRLZ)
つまらなくて・・・。毎日が鬱陶しい・・・。そんな日常にようやっと救いの道が見えたのに・・・。
『やだよ!愛利!愛利はもっと優しくて・・・。いつ でも笑っている子だったのに・・・。』
「やばい!先セーが見回りに来たよ!!」
愛利の取り巻きのひとりが叫んだ。その途端、私を囲んでいた7、8人がにげていく。
- Re: 時とともに・・・。 ( No.4 )
- 日時: 2010/05/22 10:31
- 名前: しのぶ (ID: JD5DDSYn)
私はスカートをパンパンとはらい、たちあがる。
「おい!櫻木!そこで何してる!」
『なんでもありません。失礼します。』
なおも追求しようとする教師を無理やり追っ払い、一人、廊下を歩く。教室に入ると、私の机が消えていた。いつものことなので、気にしない。
キーンコーンカーンコーン
取り付けられたスピーカーから授業の始まりを告げるマヌケな音が聞こえてくると、担任が何事もないかのようにHRを開始する。当然のように、私の名前をよばず。
「櫻木夏紀さんは、先生にも見放されましたぁー」
馬鹿みたいな実況なんかしなくても分かるっつーの。
心の中で悪態をつき、廊下にポツンと放置された机を持ってくる。
- Re: 時とともに・・・。 ( No.5 )
- 日時: 2010/05/22 10:53
- 名前: しのぶ (ID: JD5DDSYn)
いまだにコメント一つもないのはさすがに悲しいです・・・。だれかコメントください(泣)
- Re: 時とともに・・・。 ( No.6 )
- 日時: 2010/05/27 20:58
- 名前: しのぶ (ID: VMvMkRLZ)
櫻木夏紀。14歳。中2。私は今、いじめにあっている。最初は帰り道に荷物をほんの数分持っているだけ。でも、だんだん、まるで漫画でも見ているかのごとくエスカレートし始め、今では私の周りにいる子なんて一人もいなくなっていしまった。そんな毎日。
「入ってくんじゃねーよ。」
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