ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- ・+*悪夢の果てで*+・
- 日時: 2010/05/16 07:06
- 名前: ・+紅アリス+・ ◆oQwO6pOV0U (ID: rUpk0CSp)
初めての投稿です。よろしくお願いしますm(_ _)m
※グロが入る時があります※
あらすじ
・*+ +*・
ー貴方を永遠の夢の中へご案内しますー
ナイトメアの”ルイス”がアリスに話しかけた。
夢というものは、かならず目覚めるもの…
だがこの夢だけは覚めなかった。
全てはナイトメア達が作った残酷な夢の始まりにすぎなかった…
Page:1
- Re: ・+*悪夢の果てで*+・ ( No.1 )
- 日時: 2010/05/16 21:11
- 名前: ・+紅アリス+・ ◆oQwO6pOV0U (ID: rUpk0CSp)
第一章・*果てしない悪夢*・
いつもと変わらぬ風景。
いつもと変わらぬ街並み。
いつもと変わらぬ青空。
全てが変わらぬこの世界に飽きていた少女がいた。
ー名前は”アリス=ヴォルテール”ー
ツインテールの美しい青色の髪が風になびいている。
アリスはいつもどうりに学校へかよっていた、だが頭の中はいつも”自分の世界”でいっぱいだ。
こんな世界にいるよりアリスは、自分の世界にいるほうが好きだった。
学校について、5時限目の授業が訪れた。
眠そうにうとうとしだすアリス、しばらくしたら意識がとぎれ夢の中に入りそうになった、その時。
組んでいた腕が崩れイスから落ちた……
が、なかなか床に落ちない…むしろ体が浮いている感じだった。
しばらくすると目が覚めたと同時に「ゴンッ!」と頭が床に打ち付けられた。
「ーっ痛っ!」
アリスが頭を両手で押さえムクリと起きあがる。
そして頭が真っ白になった…
ーなぜならー
教室ではなく全てが無に包まれた暗闇の中だったからだ。
「ーっな、どうして…何…此処?」
アリスはしばらく呆然としていたが、立っているだけではどうしようもないので、とにかく進むことにした
歩いていると、スポットライトぐらいの薄暗い円形の光が見えてきた。
「…光…?」
アリスはそっと円形の光の中に足をおろすと光はみるみる大きくなり、目の前にゴシック風の屋敷が現れた
「うわぁ、こんな所に屋敷…?」
と言うよりも早く元の世界に戻りたいと思っているアリス。屋敷を眺めていたらドアがゆっくりと音を立てて開いたので、おそるおそる足を踏み入れる屋敷の中は真っ暗だ。
「誰かいませんかぁ?」
小さい声で問うと屋敷の中が反応する。
ロウソクが数本明かりが灯り周りが明るくなると、屋敷の中が見えてくる。
アリスは屋敷の中を見たとたん気分が悪くなった、屋敷の天井には数体の人間死体が宙吊りにされていた。
いったん外に出ようとひきかえそうとしたがドアが「バタンッ!」と閉じた。
そして屋敷の中に閉じこめられる…
アリスは必死にドアを叩いた。
「ちょっと!!此処からだしてよ!!」
ドアを叩いていたら後ろの方から声が聞こえてきた…
「待ちくたびれたよ…ようこそ僕の屋敷へ」
振り向けばアリスより少し年上に見える銀髪の青年が立っていた。
Page:1
この掲示板は過去ログ化されています。