ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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魔術と神の聖書
日時: 2010/06/09 19:48
名前: 蒼 (ID: NSVIs41c)
参照: http://www.youtube.com/watch?v=cLHmrNmCS98&feature=related

こんにちわ♪蒼(あお)です(´3`)//♪

この小説の題名は『魔術と神の聖書』。
魔法とか、神話とかが結構出てくる話です。

初めてなのどぇうまくでくるか分かりませんが、
あたたかく見守ってもらえたら嬉しいですww


(ちなみに、この小説のイメソンは上記のURL参照、
なのですっ)



 ..*.*魔法図鑑(ちょっとずつ更新します)*.*..
※魔法名の後に「*」が付いている魔法は基本の魔法
 です


гミラー・エンド(鏡と終末)*
 属性・ダーク  
 撥ね返しの補助魔法
гゼーテ
 属性・闇
 特定の範囲内のものを全てのみ込む攻撃魔法
гリア
 属性・水
 大海の如く、静かで強力な攻撃魔法

Page:1 2



Re: 魔術と神の聖書 ( No.1 )
日時: 2010/05/26 21:47
名前: くれは ◆2nq4FqQmFc (ID: Rk/dP/2H)

はじめましてー♪
魔法!神話!楽しみです(*´∀`)

頑張って下さいね!期待していますっ

Re: 魔術と神の聖書 ( No.2 )
日時: 2010/05/27 23:43
名前: 蒼 (ID: NSVIs41c)

1章 前世の記憶

「凛ッ!早くしないと、入学式、遅れちゃうわよ!」
「はっ、はぁ——ぃッ」

私は嘉埜凛(かのりん)。
今日から魔術学校中等部1年!


『これからの学校生活を不自由なく送れるように、私
達上級生には、困った事や質問があったら言って下さ
いね』
「きをつけ、礼」


「遥!」
「え?凛ッ!!?」

「凛もここだったんだー」
「当然。だって、この国で魔術学校って言ったらここ
くらいでしょ?」
「まあね。あとは全部外国だし」
「ね。それより、受験のときの、何点だった?」
「アタシは500点満点中、470点」
「おぉッ!すごぉい」
「凛は?」
「私は468点」
「1問違いかぁ。あとちょっとだったんだ」
「うん!」
「ねぇ、それよりさ、いい男子、いっぱいいるよね」
「いるいる」
「特に、新入生代表の結城直哉(ゆいきなおや)くん
!超タイプ〜♪」
「私は、隣の席だった松山くんかなぁ」
「どんな人?」
「超美形。ヤバイ」
「そんなに?今度偵察行くねっ」
「どうぞどうぞ。そっか、クラス違うもんね」
「ま、どうせいつでも会えるよ。そんじゃ、またね」
「また明日!」

さてと、帰りますか。

「オイ、お前、嘉埜凛か?」
「へ・・・?」

「えっと、確か、結城直哉くん?」
「お前、もしかして・・・・・・・・だろ」
「え?聞こえないよ」

「まあ、今日は見逃してやるけどよ」
「み、見逃す?」
「誤魔化すんじゃねェよ。お前、・・・・なんだろ!
!?」
「え?」
また、聞こえない。重要な部分だけが。
「じゃあな」
「へ?ちょっと、待ってよ!」

一体、結城くんは何を言ってたのだろう。
私は、結局分からぬまま、家へ帰った。

Re: 魔術と神の聖書 ( No.3 )
日時: 2010/05/28 00:10
名前: 蒼 (ID: NSVIs41c)

1章 前世の記憶


「ねぇ、あなた、もしかして・・・・・じゃないでし
ょうね?」
「え・・?」
「まさか、図星だったりするワケ!!?」
「うそでしょ・・・・なんで、こんな小娘が・・・な
の!?」
「私達は日々努力してきているのにッ!」
「なんて憎たらしい小娘なの!?」

え?何?また、重要な部分『だけ』が聞こえない・・

私、凛。
今、上級生に知らない事を話題に絡まれてます・・・

「なんだよ、お前等」
「結城くん・・・!?」
「ちょっと、なんなのよ!あなた!!」

「逃げるぞ」
「へっ?」
結城くんは私の腕を掴んで走り出した。
「どっ、ドコに行く気なの!?」
「いいから、付いて来い」


「はぁ・・はぁ・・・」
「ここまで来れば、もう平気だろ」
「ここは・・どこ?」
「覚えてないのか?・・・・なのに」
「へ?」
まただ。また、聞こえない。
「ここは、俺達が前世で死闘を繰り広げた場所。
今は庭園だが、昔は戦場だった」
「戦・・・場・・」

想像するだけでも恐ろしい。戦場なんて。

「本当に、覚えてないのか?」
「何を・・・?」
「前世のこと」
「前世・・・・・」

前世の私。
分からない。分からないよ。

「ごめん。分かんない・・・」
「だよな・・・・そっか」

なんか、ごめんなさい・・・・

        ドクン

「・・・・ッ!!?」
「どうした!?嘉埜!」
「何かが・・・流れ込んでくるの・・頭の中に・・・
・っ」
「何!?」

       ドサッ

そのまま私はその場に倒れた。
意識は失せて、頭がボォーとする。


『やぁっ!』
  
     キンッ

『ぐぁ・・・っ』
『よくもやってくれたな・・!?神の手先め!』

       ザッ

『ぐ・・っ』
『凛!しっかりしろ!』
『お前もその女とともにあの世へ行け——!!』
『く・・・・っ』

      カンッ

『ここで死なれちゃ困るんだよね』
『亮!』

『ん・・・・』
『凛!しっかりしろ!!』
『直哉・・?・・亮?』
『凛ちゃん!!!』

『私・・もう、駄目みたい・・・』
『何言ってんだよ!バカ凛!』
『ごめんね。直哉、亮・・・・』

      ドサッ

『凛!!!!!』




何?記・・・憶?




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