ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

其は、神殺しの秘法なり——…
日時: 2010/05/27 15:08
名前: 夏虫 ◆ppenEzVtEc (ID: tUnkNpYv)

はじめまして、夏虫と申します。
ストーリーは、簡単に言うと、タイトルの通り、神をも殺してしまうと云われる秘宝を巡る物語、です。
小説は本当に素人なので温かく見守ってくれると嬉しいです。

詳しいことはまた後ほど此処に書いていこうと思います。

Page:1



Re: 其は、神殺しの秘法なり——… ( No.1 )
日時: 2010/05/27 15:25
名前: 夏虫 ◆ppenEzVtEc (ID: tUnkNpYv)

1

「ハァ、ハァ」

ただ、駆け続けていた。
其れも冷たい風の拭く月夜の中を。
腕に抱えた、赤い硝子の水晶を落とさぬ様にして、人のいない街道をひたすら駆けた。
息は上がり、心臓は喉元まで迫り上がっているみたいで、すごく苦しいはずなのに気分は最高だった。

「やっと、やっと手に入れた」

切れ切れの声で、俺はそう呟いた。


そして、翌日の王宮にて。

「どういうことだ!!」
「も、申し訳ありません」

どうやら、王家の秘宝が盗まれたらしい……
王宮に勤める学者、レナードが、彼の友人が大臣に問い詰められてるのを見かけたのはは昨日の夕方だった。


一時保存


Page:1



この掲示板は過去ログ化されています。