ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 嘘の蒼
- 日時: 2010/06/27 11:53
- 名前: 狼華 (ID: SrQtU7C2)
初めまして。
小説を初めて書くので色々と不敏なところはありますが、
そこは目を瞑ってやってください。
ですが、間違い等は注意をできればお願いします。
*メイン*
プロローグ >>1
第一話 平並凡悩 上段 >>4
第二話 平並凡悩 下段 >>7
第三話 不完全別 >>10
第四話 偽善否心 >>13
*お客様*
神無月さん(第一号)
嶽屡さん
*キャラ紹介*
- Re: 嘘の蒼 ( No.1 )
- 日時: 2010/05/31 12:38
- 名前: 狼華 (ID: 2GGQ3F7r)
プロローグ
「世界は虚構だ」
と何処かの国の偉い人が言った。
たぶん言った。
もし、それが本当なら
「現実」って何?
テレビの中のドラマやアニメの世界?
それとも俺の夢の中?
あぁ。もう何が何だか分からなくなったな。
嘘と本当。
現実と虚構。
夢と今。
- Re: 嘘の蒼 ( No.2 )
- 日時: 2010/05/31 18:19
- 名前: 神無月 (ID: XOYU4uQv)
どうも、はじめまして。題名がかっこよすぎて立ち寄った者です。
見れば、期待以上に素晴らしくて、お気に入り登録しちゃいました!テヘッ(殴
続き楽しみにしてます! 頑張って下さい☆
- Re: 嘘の蒼 ( No.3 )
- 日時: 2010/06/05 15:35
- 名前: 狼華 (ID: ipWQKyVJ)
コメント返信
神無月さん
来ていただいてありがとうございます。
お誉めの言葉ありがとうございます・・・^^
頑張りたいとおもいます。
- Re: 嘘の蒼 ( No.4 )
- 日時: 2010/06/04 09:41
- 名前: 狼華 (ID: TPJwhnvu)
第一話 平並凡悩≪へいへいぼんのう≫上段
「世界は虚構だ」
・・・・ぶっちゃけた話。俺はこの間もこの話をルームメイトにした。
ルームメイトの頭が悪かったおかげで理解されないで済んだ。
俺は自分をさらすのが大嫌いだ。
正確にいえば人を信じるのが嫌いだ。
ああ、すまない。
こんな話聞いててもつまらないよな。
・・・眠い。今日は冷えるな。
もう少し寝よう。
また・・・・・明日。
___________________________________
「悠一!起きろ、食べちゃうぞー!」
五月蠅い・・・・。
俺の朝はルームのメイトのデカイ声で始まる。
・・・正直耳が痛い。
「うるせぇ、誤解されるような起こし方すんなバカ新」
「いいじゃぁん☆起きないのが悪いんだし俺は悪くないっ」
・・・・・・はぁ。
ルームメイトもとい劉漸 新〈りゅうぜん あらた〉。こいつは何だか自然に俺に着いてきていた。
俺も正直言ってこいつにだけはすべてを晒している。
まぁ、こいつは軽いようにみえて結構硬派なやつ・・・ということが証明されているからでもあるが。
「ほれ、点呼始まるから行くぞ」
「ほいほーい」
_______________________________
「劉漸 新!」
「はいー。」
「炎谷 悠一!」
「はい」
「以上!今日も各々の持ち場に着き健全な肉体を作り上げること!」
かったるい。
これだけを聞いているとまるでどこかの軍隊のようだ。
ここはただの研究所なのに。馬鹿馬鹿しい。
ここだけの話。俺は裏があるんじゃないかと思う。
裏というかなんというか。
研究所にも俺にも。
裏というものは付き物だから。
「炎谷!」
・・・何だろうか。
「何でしょうか」
「今日は第5棟に行きKSをうけること。いいな」
「はい」
・・・よりによってあそこのKSか。
KSというのは研究切開の略だ。
どうも最悪な研究なので被験者の間では「カス」と呼ばれている。
・・・・・・・・・いまなら本気で死ねる・・。
カスの中でも一番受けたくないのが今日行く第五棟のものである。
第五棟のやつらはどうも頭がシンナーでどろどろに溶けているのではないかと思うやつらしかいない。
「悠一どんまい・・・・」
後ろから控え目な声で大柄の男が話しかけてくるという些かシュールな光景が広がる。
「耀介か・・・。びっくりさせないでくれ。・・・まぁ頑張るさ」
紺瑛耀介〈こんえい ようすけ〉。この研究所で最強と恐れられる男だ。
普段はこのように控え目な性格なのだが・・。
「ねぇ」
不意に横から声をかけられる。
「頑張ってね、悠一」
「り、凛華・・・」
このいかにもおとなしそうな少女、風並 凛華〈かざなみ りんか〉。いわゆる彼女だ。
「新君は今日一日トレーニングらしいから」
・・・・聞いてもいない情報だがそれを聞いて内心ほっとしていた。
新もつらい目にあってるのか。
こんなことでほっとするとどこか罪悪感に苛まれる。
・・・・・・・・・・・よし。覚悟しよう。そうしよう。
「そうか」
「だから悠一も頑張って」
「帰ってきたらゆっくりトランプでもしような」
十人十色・・・とまではいかないが多種多様なあいさつで俺は送りだされた。
nest story・・・
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