ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 人、人、人。
- 日時: 2010/06/12 09:12
- 名前: 煌謎 ◆vBOFA0jTOg (ID: 2xWBIxcL)
クリックThank You!
▼御挨拶.+゜
スレ主の煌謎(Koumei)と申します。
何時もは二次小説の方で活動しています。
此の話は、僕の書いてる『-銀魂-黒猫闇幻想。』の外伝です。
元を知らない方でも読めるので、安心して下さい。
アドバイスや誤字脱字注意等でも良いので、気軽にどうぞ。
▼注意事項.+゜
・更新が遅いです
・最低限のルールは守って下さい(荒らし、中傷など)
・殺し屋の話です
・駄文
・グロ有り
・一部実話に近いです(スレ主の夢より)
▼contents.+゜
>>001 登場人物Ⅰ
>>026 登場人物Ⅱ
>>004 Scene00 「太陽消滅」
【Episode01】
>>005 Scene01 「雨の下で」
>>008 Scene02 「僕の居場所」
>>012 Scene03 「陳腐な言葉」
>>019 Scene04 「修羅場」
>>027 Scene05 「雨の音」
>>034 Scene06 「拾い人」
>>011 オリキャラ用紙「募集について」
▼番外編.+゜
>>025 「空白の左目」
▼御客様(現在9人)
ハバネロ様 輝咲様 金平糖様 六様 みちる君様
Faker様 角砂糖様 king、様 くれは様
▼煌謎作品.+゜
+【銀魂】黒猫闇幻想。(二次小説)
〔ht★p://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode=view&no=17308〕
- Re: 人、人、人。 ( No.2 )
- 日時: 2010/06/04 18:26
- 名前: ハバネロ (ID: EWcIN/Ij)
新作頑張れ!!
楽しみに待ってます\(゜ロ\)ワーイ(/ロ゜)/
- Re: 人、人、人。 ( No.3 )
- 日時: 2010/06/04 22:11
- 名前: 煌謎 ◆vBOFA0jTOg (ID: 3r6DhwLS)
▼ハバネロ様
初コメ有難う御座いますノシ
此の小説の初コメの方が、ハバネロ様で嬉しいです(*´艸`*)
頑張りますbb
- Re: 人、人、人。 ( No.4 )
- 日時: 2010/06/06 16:36
- 名前: 煌謎 ◆vBOFA0jTOg (ID: 3r6DhwLS)
▼Scene00 「太陽消滅」
西暦3043年。
地球は急激な人口の増加、科学技術や医療技術、機械技術までが嘗てない程発達していた。
此の頃、月や火星には植民地ができ、人間の大勢が他の惑星へと移住し始めた。
残された人間は人間で、機械文明の発達に精を出していた。
こうして地球は長い間平和を保っていたのだ。
其の為、人間は何不自由ない生活を送っていた。
現在、僕の住む地球は、既に西暦3100年を迎えようとしている。
昔の様に、平和な生活が続いているわけでもなく、近頃の地球は乱れていた。
太 陽 消 滅 が 原 因 で あ る
僕が生まれた時点で太陽は既に消滅しており、何があったのかは詳しくは知らない。
しかし、どんなに技術を待っていても、太陽消滅の阻止、或いは人口太陽の製作までは至らなかった。
此 の 世 界 は 直 に 滅 び る
誰もがそう、心の底から思っていた。
勿論、僕、嘉神雅焔も其の一人だった。
僕は真っ暗な空を仰ぎ見て、何時も湟謎に問う。
「太陽は、僕等を見捨てたのかな」
「──そう、かもな」
太陽ノ無イ生活ガ日常ノ物ダト誰モ疑ワナイ。
見上ゲル空ニ色ハ無ク、
只重イダケダッタ。
アノ先ニアル筈ノ太陽ヲ、僕等ハマダ知ラナイ。
─神様、ドウカ僕等ニ太陽ヲ─
- Re: 人、人、人。 ( No.5 )
- 日時: 2010/06/06 08:52
- 名前: 煌謎 ◆vBOFA0jTOg (ID: 3r6DhwLS)
▼Scene01 「雨の下で」
誰もが眠り、静かに為った夜の街に
僕の仕事が始まる。
僕の仕事は殺し屋、誰にも見付からないでターゲットを殺る。
勿論僕の事を見た人、所謂目撃者は口止めとして殺す。
其れが殺し屋、僕等の掟だった。
「今日の仕事はヤクザの一人を殺せか……」
ビルの屋上に、漆黒に無数の蝶が刺繍してある洋服、そして黒錬を持つ僕が一枚の紙を見ながら呟く。
「簡単な仕事だからさっさと終わらせろよ」
僕の後ろにいた湟謎が言った。
「判ってるよ湟謎、コイツなら素手でだって殺れる」
やれやれと言った口振りで僕は言捨てる。
湟謎は僕より少し経験が多く、殺し屋では上の人。
勿論僕も腕は立つ方だ。
「おっ来たぞ」
其れを聞き下を除くと、ターゲットのヤクザが一人でいるのを確認出来た。
僕は「じゃ、行ってくる」と言ってから、ターゲットの元に飛び降りた。
───── グ シ ャ ァ ァ
僕はターゲットの腹に腕を突き刺し、抉るように引き抜いた。
そして軽く跳躍すると、今度は頭部を蹴り潰していく。
断末魔と血飛沫が、俺を中心に其の色を染めていた。
僕の足下には大量の血溜まりができ、其の両腕は真っ赤に染まってポタポタと鮮血が滴り落ちている。
既に『死体』に為ったターゲットを見詰めていると、重苦しい黒雲から、大量の雫が辺りを包み込んだ。
其の激しさに僕に纏わりついていた血が、綺麗に流されていく。
「……雅焔」
「ねぇ湟謎、雨はいい。
僕に、纏わりついた汚れた血を洗い流してくれる」
僕は号泣する空に向かって、真っ直ぐに右手を伸ばした。
透明な雨が僕に付いた全ての『赤』を落としていく──
「こうして『赤』を落とすと、何もなかった様に見えるでしょ」
僕は綺麗な顔で微笑む。
狂気と恐怖を纏いながら。
「早く帰ろう。皆が待ってる」
雨の中そう微笑む、雅焔は酷く儚げで怖い位美しかった。
若くして殺し屋に為った女───
其の美しい外見とは裏腹に、氷の微笑を合わせ持つ。
だが、何故か引き寄せられる存在。
「あぁ、そうだな」
湟謎は小さく笑う。
- Re: 人、人、人。 01up ( No.6 )
- 日時: 2010/06/05 10:57
- 名前: ハバネロ (ID: EWcIN/Ij)
文才上手すぎるでしょ!?(@_@;)
雅焔と湟謎・・・こちらの作品にも登場しましたよーー
更新楽しみです♪