ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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バンパイア 27話更新しました−!
日時: 2010/07/20 16:24
名前: りん ◆mTqouqsI7s (ID: np0G/CPM)
参照: 雑談掲示板では「みさき」です☆

クリックどうもですm(__)m

えっと・・・初めましての人の方が多いと思います^^
りんといいます。
よろしくお願いします☆

つい最近doll-殺戮人形-という小説を完結させたところです♪
なんか最後微妙でしたけど・・・笑

まぁ今回はバンパイア系で頑張ろうと思うのでコメとかくれたら嬉しいです!!

〜お客様〜
ゆゆさん ロンさん 切り裂き魔さん
マロンさん 金平糖さん 律零さん 禰音 鏡幻さん
更紗蓮華さん 桃井さん 泡沫 ゆあさん 煌謎さん
怪物くん(さん) ゼリーさん 遊太さん
勉強から逃げたいさん 純色さん るりぃさん

オリキャラ
♂吉原 恋太郎(よしわら れんたろう)金平糖さん>>22
♂桐谷 八雲(きりや やくも)律零さん>>23
♀牧野 瑠歌(まきの るか)ゆゆさん>>28
♀品川 奏(しながわ かなで)禰音 鏡幻さん>>30
♀一片 郁乃(ひとひら いくの)更紗蓮華さん>>32


〜宣伝用紙〜

あなたの名前()
小説のジャンル()
タイトル()
あらすじ()
一言()

〜宣伝用紙〜

コピーしてください!
自分の小説を宣伝したい人は誰でもOKです^^
どんどん宣伝しちゃってください★

宣伝された小説♪
切り裂き魔(銃王)さん「殺人鬼になった理由」>>84
遊太さん「━ESP━『エスパー』」>>86
泡沫 ゆあさん「背中に翼が在る者々」>>87
るりぃさん「黒夜叉伝記」>>142


ではでは

プロローグどうぞ〜!!



じゅるる・・・じゅる・・・ゴクン

静かな暗闇の中で聞こえる奇妙な音−・・・

「ハァ・・・欲しい・・・もっと」

聞こえる女の子の声・・・

「人間の・・・血ガ欲シイ」

彼女達は人間の血を好み、その一滴までも飲み干してしまう恐ろしい、
残酷な生き物・・・・・・。

そう・・・

彼女達は

        バ ン パ イ ア



次は登場人物です^^

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Re: バンパイア ( No.16 )
日時: 2010/06/15 06:45
名前: りん ◆mTqouqsI7s (ID: 1EEKYNv1)

第3話 続き

そんな完璧な生徒会長、愁樹に敬太も敵うはずがない。

愛華「先輩、ありがとうございます!」

愁樹「いやいや、これくらいいいんだよ」

有綺「さすが生徒会長・・・大人だな」

年上にも関わらずタメ口。

これが有綺の話し方。

敬語なんて使わない。

敬語を使う有綺なんて嫌だしね・・・。

愁樹(この2人は確か・・・バンパイアの中谷愛華と相澤有綺か・・・まさか
バンパイア界でも有名な一族の血を引く中谷家と相澤家がいるなんてな・・・)

生徒会長はなにか考えてるみたい・・・。

でもどうしてだろう・・・?

私の洞察力は優れている・・・はずなのに、愁樹の考えてること、思ってることが
まったく見えない・・・・・・どうしてだろう?

まぁいっか・・・。

たいしたことでもなさそうだし・・・ね?

有綺「じゃあ俺、仕事あるから」

愛華「じゃあ私も帰ろうかな? 先輩、ありがとうございました。さようなら」

愁樹「あ、ばいばい」

有綺「じゃあな」

私たちは学校を出た。

色々あったけど今日“も”本当に“楽しかった”わ・・・。

“ごはん”も美味しかったしね・・・フフフ。

Re: バンパイア ( No.17 )
日時: 2010/06/16 06:14
名前: りん ◆mTqouqsI7s (ID: 1EEKYNv1)

第4話

愛華「ただいま〜」

瑞歩「おかえり、愛華」

愛華「あれ? 今日は仕事なかったの?」

瑞歩「今日は早めに終わったから急いで帰って来ちゃった。
ご飯もう少しかかるからお風呂にでも入ってなさい? 沸いてるから」

お母さんはニッコリ微笑んだ。

つられて私も微笑む。

愛華「じゃ、お風呂入ってくるね」

私は下着と部屋着を持ってお風呂場に向かった。


愛華「ふぅ〜・・・いいお湯だったぁ」

瑞歩「愛華、ちょうど今できたところよ。冷めないうちに食べなさい」

愛華「は〜い」

お父さんは仕事で毎日夜中に帰ってくるからお母さんの美味しくて栄養バランスも
完璧のお弁当を持って行ってる。

愛華「ご馳走様でした」

瑞歩「はいはい」

愛華「今日も美味しかったよ」

瑞歩「当たり前でしょ」

私は部屋に戻った。

私の部屋は2階にあってピンク、黒、白で統一されている。

学校よりも何よりも落ち着く場所・・・。

愛華「ふぅ〜」

私はベッドにダイブした。

フカフカのベッド・・・私の大好きなピンクだ。

しばらくのんびりしていると、ドアの方から声が聞こえた。

?「相変わらずだね。愛華」

この声は・・・そう思ってすぐに起き上がる。

久しぶりに見る顔。

私の幼馴染で親友の・・・

愛華「詩穂!」

雪宮詩穂・・・・・・。

詩穂「久しぶり・・・愛華。1ヶ月くらい前に会って以来だね」

詩穂は人間界には基本いないのであんまり会う機会がない。

でもたまに時間を見つけて会いに来てくれる。

私は詩穂に抱きついた。

愛華「久しぶり〜・・・あぁ、やっぱり詩穂だぁ」

詩穂「他に誰がいるのよ・・・」

瑞歩「愛華〜? どうしたの? 何か騒がしいけど・・・? 入ってもいい?」

お母さんが不思議に思ったのかドアをノックした。

愛華「いいよ〜」

瑞歩「じゃぁ入るわね・・・って・・・詩穂ちゃん? 詩穂ちゃんよね?」

詩穂「はい! 久しぶりです、瑞歩さん」

詩穂はニッコリ笑った。

お母さんは詩歩に抱きついた。

瑞歩「本当に詩穂ちゃんね・・・」

詩歩「だから他に誰がいるんですかぁ。さすが親子だねぇ」

瑞穂「愛華・・・デザート、持ってくるわね。詩穂ちゃん・・・今日は泊まる?」

詩穂「はい。人間界には3日、いようと思います」

詩穂、3日も人間界にいるの?

私は歓喜の気持ちでいっぱいだった。

その後、2人でデザートを食べていっぱい話した。

私は学校のこと、詩穂は向こうの世界(バンパイア界)でのこと・・・。

とにかく楽しい夜だった。


すいません・・・学校から帰ったらまた書きます^^

Re: バンパイア ( No.18 )
日時: 2010/06/17 16:21
名前: りん ◆mTqouqsI7s (ID: 1EEKYNv1)

第5話

結局あの後はすぐに寝て明日学校が終わったら遊ぶことになった。


翌日・・・

愛華「・・・詩穂、まだ寝ておく?」

詩穂「・・・うん・・・」

詩穂は低血圧で朝はよく起きれない。

血を飲まないと目が覚めない体質なのだ。

もちろんそのことをお母さんは知らない。

だって私がジョップに頼んで詩穂に人間を遅らせてるから・・・。

愛華「今日は何時に来させればいい?」

詩穂「・・・10時・・・10代の女の子がいい・・・」

愛華「分かった」

詩穂は毎朝、人間の血を飲んでいる。

私と同じ方法で・・・。

でも詩穂の執事は人間界には来ることができない。

力がジョップほどないからだ。

ジョップはバンパイア界での№2の執事。

力もあるから人間界に来ることができる。

どうやって人間界に来る理由で嘘を付いてるのか知らないけど・・・。

瑞歩「あら、愛華。おはよう。詩穂ちゃんは?」

愛華「おはよう。まだ寝てるって。10時半には起きるらしいから」

瑞歩「そう。分かったわ。ご飯あるわよ」

愛華「はーい」

私はお母さんの朝ごはんを食べて学校に行くためにメイクをして玄関に行った。

瑞歩「愛華。はい、これ」

そういってお母さんが渡してきたのは“偽血”と書かれたパック。

瑞歩「ちゃんとバレないように飲むのよ」

愛華「分かってるよ」

愛華(どうせ飲まないけど・・・)

瑞歩「そう? じゃ、行ってらっしゃい」

お母さんはそういって微笑みながら手を振った。

愛華「行ってきます」

私も手を振って家を後にする。


警備員「中谷さん、おはよう」

愛華「おはようございます!」

警備員「あれ? 具合悪そうだけど大丈夫?」

そう・・・。

私の顔はきっと真っ青。

愛華「ちょっと走りすぎちゃって」

警備員「そうなんだ。どうして? まだ間に合うはずなのに・・・」

愛華「今日、提出の宿題を教室に忘れちゃって・・・急がないと」

警備員「そっか。じゃぁ頑張って」

私は「はーい」と言ってまた全力疾走した。

実はさっき・・・

(この偽血・・・ジョップがおいしいって言ってたけど本当かな? 久々だから味
忘れちゃったけどもう一回飲んでみたらおいしいかも・・・)

と登校中に思って“偽血”を口を付けずに飲んでみた。

・・・それが間違いだった。

(何これ? 全然美味しくないじゃん! やば・・・気持ち悪い・・・早く人間の血が・・・)

となって全力で走って学校に来たわけである。

Re: バンパイア ( No.19 )
日時: 2010/06/17 19:45
名前: りん ◆mTqouqsI7s (ID: 1EEKYNv1)

第5話 続き

先生「あら、中谷さん。今日は急ぎ?」

愛華「はい・・・ちょっと忘れ物を・・・」

先生「走りすぎよ? 保健室行く?」

愛華「結構です!」

私は鍵を取って教室に急いだ。

先生「ちょっ・・・中谷さん?」

先生の声も無視して・・・・・・。


ガラッ

愛華「はぁ・・・はぁ・・・」

ジョップ「愛華さま・・・? どうしました?」

愛華「理由は後で言うから・・・早く・・・人間・・・の・・・血・・・」

ジョップ「は・・・はい」

ジョップは私の前に大学生くらいの男を出した。

ジョップ「大学生のフリーターです」

私はすぐにその男を食した。

ゴク・・・ゴク・・・

ジョップ「愛華さまっ・・・それ以上飲むと男の命が・・・」

私は5分くらい飲み続けていたみたいだ。

でも・・・マ ダ 足 リ ナ イ・・・。

愛華「・・・黙れ」

私はジョップを睨んだ。

ジョップがビクッと震える。

私は再び男の首に噛み付こうとした・・・その時。

バタンッ・・・

何かが落ちる音がした。

パッと後ろを振り返るとそこには・・・

愛華「先生・・・?」

今朝私のことを心配した先生だった。

先生は驚きと恐怖で体が動かないと目は語っている。

自分はただ、心配で来たのに・・・と。

愛華「ジョップ・・・」

ジョップ「かしこまりました・・・」

ジョップは先生の腕を強引に掴み、こちらにつれて来た。

愛華「ジョップ・・・今日は詩穂が来てるわ。3日間滞在するらしいから
食事を運んであげて・・・。それとその男に何か栄養剤みたいなのを注入してあげて」

ジョップ「・・・分かりました」

愛華「あと・・・これ・・・・・・ちょっと飲んじゃったけど口はつけてないから」

そういって私は偽血を渡した。

ジョップ「ありがとうございます・・・では」

そういってジョップは男を抱えて消えていった。

先生「何? 中谷さん・・・どういうこと?」

愛華「先生・・・私・・・・・・バンパイアなんです」

先生「バ・・・ンパ・・・イア?」

愛華「だから、先生の血をもらいますね」

そう言って私は先生の首に噛み付いた。

先生は気を失ったみたいで何も反応しない。

ゴク・・・ゴク・・・。

愛華(・・・もうそろそろかな?)

私は先生から顔を離した。

私は噛み付くと記憶をなくせることができる。

だから先生の記憶を消した。

これで先生は大丈夫だろう・・・。

私は先生を担ぎ、保健室に行った。

愛華「失礼・・・します」

それにしても・・・この先生・・・ちょっと重い・・・・・・。

保健「あら中谷さ・・・って石川先生!?」

愛華「急に教室の前で倒れたんです」

保健「どうしたのかしら・・・?」


先生said

目が覚めると保健室だった。

あれ・・・なんで私こんなところにいるんだろう・・・?

確か中谷さんの気分が悪そうで、慌ててたから心配して教室に行って・・・?

そこからどうなったんだろう・・・?

私は体を起こす。

なぜか点滴を受けている。

中谷さん「先生? 目が覚めたんですか? 教室の前で急に倒れないでくださいよ〜」

どうやら教室の前で気を失って倒れたらしい。

保健「石川先生・・・仕事に熱心なのはいいですけどちゃんと食べてください。
栄養不足と疲労でしたよ?」

栄養不足・・・?

疲労・・・?

そんな疲れた覚えもないし、ご飯だってちゃんと食べてる・・・。

でも保健の先生が言ってるから事実なんだろうけど・・・・・・。

まぁいっか・・・。

保健「しばらく休んでてください」

保健の先生にそう言われたので私は眠ることにした。

Re: バンパイア ( No.20 )
日時: 2010/06/19 09:55
名前: りん ◆mTqouqsI7s (ID: 1EEKYNv1)

第6話

ふぅ・・・なんとか大丈夫。

でも先生、不思議そうだったけどもう諦めてたよね・・・?

まさか先生が教室に入ってくるなんて、思っても見なかった。

愁樹「あ、愛華ちゃん・・・」

愛華「先輩・・・」

愁樹「もうすぐ授業始まるよ? 大丈夫?」

え?

私は携帯を開いた。

時間は・・・

愛華「先輩・・・授業って・・・・・・?」

愁樹「うん。45分からだね」

今の時間は8時43分・・・。

愛華「やばい! 先輩、ありがとうございます!!」

私はすぐさま教室に全力疾走。

キーンコーンカーンコーン・・・

愛華「セーフ・・・」

結梨「ギリギリだね・・・」

有綺「さすが愛華・・・馬鹿だな」

愛華「うぅぅ・・・」

先生「授業始めるぞ〜」

私は慌てて席に着いた。


ブーブー・・・

2時間目の授業中、急にメールが来た。

誰だろう・・・?

しかも2件来てる。

1人は詩穂。

<愛華ぁ♪ 今日のご馳走ありがとね☆
いつも愛華のおかげで人間界にいる時に助かってるよ(^O^)/>

そして2人目は・・・

愛華(ジョップ・・・?)

<愛華さま。
申し訳ありません・・・。私が偽血を美味しいと言っていたから飲んだんですよね?
本当に申し訳ありませんでした・・・。
執事、ジョップより>

ジョップ・・・そんなことのためにメールをくれたなんて・・・いい人。

とりあえず2人に返信することにした。

まずは詩穂

<どういたしまして(●^mn^)
私に感謝しなさい♪私のおかげで人間界に来るときに苦労しなくていいんだからぁ〜☆>

−送信しました−

その後にジョップ。

<ジョップ
別にいいのに、そんなこと^^
気にしないで!私の好奇心で飲んだだけだから!!
これからも毎日ご飯持ってきてね。
そのお陰で私、生きてるんだから>

−送信しました−

魅奈「なになにぃ? 愛ちゃん授業中にメェルぅ?」

忘れてた・・・。

私の後ろの席は魅奈だったのだ。

授業中だからか小声で話しかけてきた。

そこで気、使うならみんなのために気ぃ使えよ・・・。

愛華「うん、メール」

魅奈「やぁっぱりぃぃ? 魅奈、こんなの分かるとか超天才じゃなぁぁい?」

周りの人間(あ〜・・・やっぱりウゼェ)

愛華(・・・ははは←苦笑い)

魅奈「そぉぃえばぁ〜、“魅奈&愛華、どっちが可愛い!? 決定戦”は
どぅするのぉ?」

愛華「は?」

魅奈「昨日の朝、いってたじゃぁん! 投票しよぉって。結局昨日しなかったしぃ」

周りの人(・・・・・・本気だったんだ・・・)

愛華「う〜ん・・・別にいいけどいつにする?」

魅奈「じゃぁぁ・・・昼休みにしよぉよぉ」

愛華「分かった・・・じゃあクラスのみんなに昼休みに教室にいるように
伝えとくね・・・・・・」

魅奈「アイアイサー」

周りの人(絶対愛華ちゃんに入れる!)

愛華(てゆーか“魅奈&愛華、どっちが可愛い!? 決定戦”って・・・
意味わかんねぇよ! 馬鹿・・・)

昼休み・・・

愛華「みんな! ちょっとだけ残ってくれない?」

結梨「どうしたの?」

リサ「またまた急ね・・・」

男子A「別にいいよ。愛華ちゃんの頼みなら」

男子B「俺も」

女子A「うちもいいよ」

女子B「だって愛華ちゃんのためだもんね」

愛華「みんな・・・ありがとう」ニコッ

みんな(か・・・可愛い・・・・・・可愛すぎるよ)

愛華「じゃあ何で引き止めたか説明し・・・」

魅奈「えっとぉぉ・・・みぃと愛ちゃん、どっちが可愛ぃか投票を行ぃま〜す!!
みんなぁ・・・可愛ぃみぃちゃんに入れてくれるよねぇ?」

みんな(は?・・・なんか可哀想・・・痛い)

数分後・・・

リサ「ではでは・・・結果発表を行います」

結梨「勝負は決まってるけどね」

はい・・・結局魅奈には自分の1票しか入りませんでした・・・。

魅奈「えぇぇぇ? 何でよぅ・・・?」

みんな(キモいからに決まってんじゃん)


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