ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 紅茶も珈琲も温かい。
- 日時: 2010/06/11 19:10
- 名前: 免許証 (ID: nWEjYf1F)
Θ紅茶も珈琲も温かい。Θ
Θご挨拶Θ
初めまして、免許証と申します。インターネットで小説を書くのは初めてで、分からない事だらけですが、どうぞ宜しくお願い致します。
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- Re: 紅茶も珈琲も温かい。 ( No.1 )
- 日時: 2010/06/15 20:06
- 名前: 免許証 (ID: nWEjYf1F)
プロローグ
何気ない日々。何時もと何も変わらない。
今日は、そんな日だった。——そんな日になるはずだった。
しかし。——六月十八日。
その日、“世界は一度消滅した。”
もう時間は戻らない。時計も絶えず回り続ける。
グルグル、グルグル、グルグルと——
*
白い床、白い壁、白いカーテン。
何もかもが白で統一されている一軒家——藤田家では、毎度朝恒例の“モーニングコール”が始まっていた。
「お母さぁん! ご飯、ご飯! ちょ、今日朝会あるから早く起こしてって言ったじゃんか!」
慌てた拍子の声が響く。
声の主——藤田弥生は、午前七時四十八分現在、青いドット柄のパジャマにウサギのスリッパという格好であった。
それに対して。
「あら、ヤヨイちゃん! まだ家出てなかったの? てっきりもう学校に行ったかと思ってたわ。ウフフ」
弥生の母親——藤田飛鳥は、満面の笑みを浮かべ弥生を見た。
「いや、ウフフじゃないから! のん気すぎるし! てかもうこれじゃ、朝会に間に合わないし! お願いお母さん、バイク乗せて!」
弥生は頭を抱え叫ぶ。すると飛鳥は、
「いいわよ、いつもの事だし」
と言い、黒いヘルメットを被った。
「っしゃあ! ありがとお母さん!」
と、弥生が飛鳥に感謝した瞬間。
「あのねヤヨイちゃん。昨日バイク新調してみたの。新種のスズキのバイク。まだ試し乗りしてないから、ちょっと実験台になってくれる? 少し酔うかもしれないけど」
そう言うと飛鳥は、弥生を家の外に引っ張り出し、バイクに無理やり乗せた。
「さぁ、行くわよヤヨイちゃん!」
「え、ちょ、どういう事? え、ちょ、ま、待ああああぁぁぁぁ————」
※一時保存致します。
- Re: 紅茶も珈琲も温かい。 ( No.2 )
- 日時: 2010/06/11 21:48
- 名前: アキラ (ID: PA3b2Hh4)
はじめましてm(__)m
むっちゃ好みのタイトル&文章だったのでコメしました(@_@)
上手いっす!! 事件が気になります。 頑張って下さい!!
- Re: 紅茶も珈琲も温かい。 ( No.3 )
- 日時: 2010/06/13 20:52
- 名前: 免許証 (ID: nWEjYf1F)
おや、初めてのお客様。
コメント有難う御座います。
趣味として書いておりますので、いつまで続くか分かりませんが、宜しくお願い致します。
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