ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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   人 生 ゲ ー ム 
日時: 2010/06/24 18:29
名前: 黒猫 ◆ZPJ6YbExoo (ID: Uk5rHr53)


 クリックどうも´∀`黒猫ですww
 〔 人 生 ゲ ー ム  〕
  という、えぇ・・・と至って普通のホラー?を書きます(・ω・)

 へったくそですが、よろしくお願いします


  オリキャラ募集中です!  

—————————————————————
 
 

※登場人物、


嶋崎 和輝 kazuki shimazaki ♂ <17>
⇒強気で意志がはっきりしている。悟の親友。花と幼馴染。
 通称、カズ 和ちゃん 和輝


永山 悟 satoru nagayama ♂ <17>
⇒ムードメーカで、お調子者。和輝の親友。麻里とは従姉弟。
 通称 さと さとっち さとちゃん 悟
 

関口 麻里 mari sekiguthi ♀ <17>
⇒確り者で、リーダー的存在。悟るとは従姉弟。学級委員長。
 通称 麻里 麻里ちゃん 関口 委員長


加藤 花 hana kato ♀ <17> 
⇒眼鏡をかけている大人しい女子、和輝の幼馴染。麻里とよくいる。
 通称 花子 加藤 花ちゃん 花



@主要キャラここくらいでして・・・
ほかにもいっぱい出る予定なんです!
オリキャラは一応主要キャラです。


@サブ

*クラスメイト
高坂 夏喜 ♀(17)

今村 望♂(17)

矢田部 総汰♂(17)


—こ—こ—か—ら—


◆オリキャラ用紙◆


貴方の名前「」
キャラの名前「」
歳「」※できれば、中学2年生以下は無しと言う事で・・・
性別「」
性格「」
あだな「」
サンプルボイス
「」
「」
「」

—こ—こ—ま—で—


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Re:    人 生 ゲ ー ム  ( No.9 )
日時: 2010/06/24 17:44
名前: 黒猫 ◆ZPJ6YbExoo (ID: Uk5rHr53)
参照:       貴方は、   ルーレットを回しますか?

'03 Life 〔 ゲーム 〕





 〔  人生ゲームにお越し頂き、
          誠に有難うございます  〕





そのメッセージは、いたって普通のゲームとは変わらなかった。


 でも、俺が知ってる人生ゲームの始まりじゃなかった気がした。
もっと、華やかで、輝いていた始まりだった。



  こ れ が 人 生 ゲ ー ム ?





俺が何故か、迷っていると、ゲームのメッセージが次のように進む。
そっと、三人を見ると表情などに変わりは無かった。
俺だけか、と安心してメッセージを見た。




それに、気付いていればよかったのに。




  〔 貴方は、本当に、このゲームに参加されるのですか? 〕





     はいの場合は、通話ボタンを、いいえの場合には、応答保留ボタンを押してください。





俺たちは、迷わずそのボタンを押す、そう「 通話ボタン 」を押したのだ。





  俺たちは壊した、自分たちの力で、自分たちの判断で、






    自 分 た ち の 日 常 を  人 生 を










  '


  〔 では、参加するために、ルールをいくつかいいます。〕




「 うはぁ、とっととやらせてくれよ〜!! 」




悟るが口を尖らせて、携帯を縦に振り回す。
待っていられないのは分かるけども・・・と心の中で呟く。



 1,一日3回ルーレットを回す ※必須

 2,人生ゲームで手に入ったお金は、貴方の人生で使われる事になるお金ですので、 貴方の口座に直接振り込まれます。※重要

 3,このゲームは、貴方の人生をかけるゲームです ※理解、重要

 4,このゲームは、億万長者の土地につくまでゲームを回避できません ※重要

 5,リタイア〓貴方の死 ※何よりも重要。

 6,このゲームのルールを、やっている人以外に教えてはなりません。ルール違反とみなし、やがて死が訪れます。※理解

 7,借金が出来た場合、貴方の現実での借金となり、借金取りに追われます。そのときも必ず、ルーレットを回す事※理解、重要

 8,様々なマスがあり、そのマスの出来事が、貴方の身に訪れますので、死や大怪我などをしても、管理者は一切責任はとりません。
                    ※重要
 
 



  これを読み終わった瞬間、首筋からぽたっと汗が落ちる。





     な ん だ よ  こ れ   ?



Re:    人 生 ゲ ー ム  ( No.10 )
日時: 2010/06/24 18:43
名前: 黒猫 ◆ZPJ6YbExoo (ID: Uk5rHr53)
参照:       貴方は、   ルーレットを回しますか?

'04 Life 〔 急展開な人生 〕



「 ちょっ・・・え? 」




委員長が小さな悲鳴の様に言葉紡ぎだす。
あの委員長の強かった言葉づかいや、声はどこかへと消えてしまった。



今まで黙っていた加藤は、顔色を真っ青に染め、携帯電話を見つめていた。
ただ俺も、加藤のようにその動作しか出来なかった。



震えていたのだ、手が、足が、体が。



さとるは少し現状の読めない様子で、委員長を見つめていた。
俺は何度も携帯の画面に映る文字を見つめた。
何度見たって、映る文字は同じ。



その真実だけが、残酷なまでに俺や皆の心に響く。




  もくもくと進むのは、携帯のメッセージ。




————————————————
次の様にご記入ください


 参加名【】
 年齢【】
 性別【】
 生年月日【】
 血液型【】
 出身地【】

  

今後、またアンケート等をとりますので、ご協力をお願いします


————————————————  



「 誰がこんなのに答えるかよっ! 」



俺はこのメッセージを見た瞬間、鋭く叫んだ。
周りのクラスメイト達がざわめく、そっと誰かが、近づいてきた




影月 京だ。   
彼女は、無口でただ人とかかわりの無さそうな存在であった。
たが、親しい仲ではあり、京介と呼んでいた。
ただ、俺たちには彼女が何を言おうと、パニックだと思っていた。



彼女の紡ぎだす一言に、俺は凍りつく。







「 ——人生ゲーム? 」





何故、それを?




「 か、影月さ・・・ 」



委員長が、拳に力を入れて握り締める。
ルールの一つに書いてあるものを思い出したかのように、
彼女を遮る。





〔 6,このゲームのルールを、やっている人以外に教えてはなりません。ルール違反とみなし、やがて死が訪れます。 〕





京介は、恐ろしく冷たい瞳で、なぜか悲しげに俺の携帯を見つめている。
京介が、ゲームを知っているかなんて知らない、でも仮に知らなかった場合。俺たちは、この世から消える?



ぞろぞろと周りに教室に残っていたクラスメイトが寄って来る。
俺が叫んだせいだ、冷や汗が、額に滲む。





もう、死ぬのか?





そう感じていた。なぜか、そのゲームのルールを否定せずに。










「 大丈夫だよ 」



一瞬時間が止まった気がした。
後ろから、大丈夫の一言を聞いた時に、教室の全てのものがとまった気がした。




「 人生ゲームは、私もやっているから 」




振り返るとそこには、佐山魅優がいた。
俺らを悲しそうな瞳で見ていたのが、気になるほどだった。


俺は何もいえなかった。
固まるしかなかった。




「 ど、どうゆうことだよ 」



状況も飲み込めず、ただ周りを見回すだけだった悟が、口を開く。
たしかに、そんなことを残っているクラスメイトの前で言ってしまっていいのだろうか。
ルール上では、ルールを言わなければいいのだが、



「 ——分からないの? 」




とクラスメイトの高坂夏喜が、首をかしげる。
彼女は、京介や佐山とちがって、悲しげな瞳ではなかったが、ひどく疲れている顔だった。
周りを見回すと、そのような顔をしているものばかりだった。



陶酔したような表情の者、酷く疲れきった者。生気の感じない者。腕や首に怪我をしている者なども居た。




「 ・・・なんだよ 」




俺はしわがれたような声で呟いた
委員長は、体を震わせ、加藤は黙って俯いていた。




佐山がいつになく、真剣な顔で




「 私 達 は 、 人 生 ゲ ー ム の 被 害 者 」






  自分が気付いた頃にはもう、
         急展開な人生の幕が開かれていた


Re:    人 生 ゲ ー ム  ( No.11 )
日時: 2010/06/27 13:20
名前: 黒猫 ◆ZPJ6YbExoo (ID: aeLeTDX9)
参照:       貴方は、   ルーレットを回しますか?

上げます

Re:    人 生 ゲ ー ム  ( No.12 )
日時: 2010/06/27 13:33
名前: りん ◆mTqouqsI7s (ID: hquqghd4)

面白いですねww^^
更新頑張ってくださいww★

Re:    人 生 ゲ ー ム  ( No.13 )
日時: 2010/06/27 14:49
名前: 黒猫 ◆ZPJ6YbExoo (ID: aeLeTDX9)
参照:       貴方は、   ルーレットを回しますか?

'05 Life 〔 参加 〕



「 もう逃げられないんだ、私達は人生ゲームから 」



佐山が静かに真実を告げる。
何を言っているんだよ、逃げられない?
逃げなきゃ、死んじまうじゃないのかよ・・・



委員長は顔色を真っ青にして、その場に崩れ落ちた。
悟は何と無く状況が分かってきたのか、
額に汗を滲ませる。



加藤は、黙って俯いているだけ、俺はなぜか
加藤がこの状況で冷静すぎないか、と思った。
あの委員長が怯え、冷静さを失っているというのに、



小さく丸まっているような加藤が、“怯えてないはずが無い”




俺が加藤の事をしばらく見ていると、京介が口を開いた。



「 そのボタンを押してしまっては、クリアするまで逃げられない 」



「 だったら、クリアすればいいじゃねーか 」



悟は、単純なまでに案を出すものの、それに
騒いで賛成する者などいなかった、



「 それで、このありさま 」



周りにいるクラスメイト達が、制服の下に隠していた、
深い傷を見せてきた。



思わず息を呑んでしまった。
ナイフの様な刃物で切り刻まれたような傷。



普通の高校生では、見たくも無く、見ないはずの光景だった。



「 大人しく、参加名を書いたほうがいい 」



ふと、視界の中に入った委員長は、携帯を動かしていた。
何かを入力していた。



「 い、委員長っ!! 」



俺は叫んでしまう、参加してしまうのか・・・?



「 俺も参加しよ・・・ 」


「 わ、私も・・・ 」



悟や加藤までもが、携帯をいじくり、入力している。



「 ルールをもう知ってしまったからには、逃げられないよ 」



佐山が告げる、残酷な一言。



俺は体が震える中、携帯をもった。
俺一人が死ぬのは、嫌だったからなのか?
一人が怖かったのか———?



俺は、入力してしまう。



————————————————
次の様にご記入ください


 参加名【カズキ】
 年齢【17】
 性別【男】
 生年月日【1993年12月22日】
 血液型【B】
 出身地【東京都】

  

今後、またアンケート等をとりますので、ご協力をお願いします


————————————————  


































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