ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 蒼い放電
- 日時: 2010/06/22 09:07
- 名前: ゆっけ (ID: B6N9vk9k)
小説はじめて書かせていただきます。ほぼ自己満足です。いたらないことがあったり、すぐに消してしまうかもしれませんが、宜しくお願いします。
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今の世界から年号が7つ変わった、23世紀。
その間に日本や世界は一度崩壊した。
でも、新しい宗教が誕生し、
希望も何もかもなくしていた世界の人々にとってそれは最後の救いだった。
宗教…「アイベル教」は瞬く間に信者を増やし、世界中にあふれた。
そしてそれと比例するかのように世界はどんどん進化を遂げた。
もはや「アイベル教」を信じない人間はいなくなった。
かくして迎えた23世紀。
世界は電子で作られた都市となった。
そして、アイベル教も、平和を望む「ピシア宗」と、進化を望む「オグト宗」に分かれていた。
彼らは対立しあい、
やがて「第三次世界大戦を巻き起こす事になった…
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こんな感じで始まります。
よかったら続きからも見てくださいね^^
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- プロローグ ( No.1 )
- 日時: 2010/06/13 15:02
- 名前: ゆっけ (ID: .FzNm/TH)
その戦争の最中。
日本は「ピシア宗」側について、第一線で活躍していた。
かつて「平和主義」をかかげた彼ら「日本軍」は今、
「平和の名の下の戦鬼」と恐れられていた。
そんな日本のとある離島では恐ろしいことがされていた。
いまや国家総動員、少年兵・少女兵も珍しくなくなった時代。
でも、日本は、死んだ少年や少女を改造して兵士として使っているのだ。
それは最先端の技術をもつ日本でしかできないこと。
その子供たちを人は、「ドール」と呼ぶ。
これは、一人のドールの物語。
この戦争の中の少しだけ平和な物語。
- プロローグA 蒼 ( No.2 )
- 日時: 2010/06/22 10:00
- 名前: ゆっけ (ID: B6N9vk9k)
ここは、
とある都市だったところ。
「だった」というのは、実際、ここは戦場と化している。オグト宗の連合軍との戦争。
電流や科学光線が飛び交う中、
一人の少女が敵陣にのめりこむ。
それはすごく俊敏かつ無駄がない動きで、人間離れしていた。ただ、本当に「人間ではない」けれど。
科学魔銃をすばやく取り出すと、まず、そこにいた敵兵に向ける。中枢神経を破壊され、倒れる敵を踏み台にし、また一人、また一人、ありえない動きで、敵の頭上に飛び上がり、攻撃していく。
踏み台にするのは積みあがるまもなく死体となるであろう敵兵。
時には敵の下っ端兵。
時には中堅部隊の兵
時には自分より一回り以上大きい巨漢兵。
そして、時には自分と同じ境遇の「ドール」。
積みあがるものを後にし、
彼女は着実にターゲットへと足を進める。
騒然とした戦場の中、突き上げられるように向けられる光線を軽々とよけ、彼女はある戦車の中にたどり着いた。
彼女は彼女の身長の二倍もあると思われる大きな銃をどこからか取り出すと、その動きのまま引き金をひいた。
ひときわ大きい光と爆音と熱風が戦場を取り囲む。
そして…
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