ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 「リレー小説」或る世界樹の話。
- 日時: 2010/06/16 22:43
- 名前: 白月×稚明×pilz (ID: izDV9Vo1)
タイトル勝手に決めやがったこの野郎←
センスの無さが滲み出ています。すいません。
!作品紹介!
作者:稚明さん→白月→plizさん
題名:或る世界樹の話。
ジャンル:洋風ファンタジー
開始日:'10 6/16
傾向:グロ……入るかなぁ?←
傾向が曖昧すぎて全俺が泣いた。
……げふんごふん。失礼しました。
まぁ取りあえず変なノリとテンションでやって行きます。話がどうなるかは未だ未知数。自分でも分からないです。
そんな訳で、皆様よろしくお願いします!
!話数の数え方は「話」です。
※目次
なんか皆さま色々ごめんなさい。あ、>>0の編集は白月に任せやがって下さい。自分でも激しく不安ですが。(いいのか
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- Re: 「リレー小説」或る世界樹の話。 ( No.1 )
- 日時: 2010/06/17 23:22
- 名前: 雉明 ◆uqC/dldH8Q (ID: LTX6Bi5r)
第1話
「……おい、メルカ。俺がお前みたいなめんどくせェ奴の所に来たのにはワケがある」
未成年である俺がきている此処は、酒場。
普段ならこんな酒臭い所へ進んで出向きたくはないが、今日は少しばかり理由がある。
「……はあ。そんな面倒くさい奴に会いに来て一体何しようってんです、旦那? 今度は何の悪だくみですか」
……この皮肉屋。俺が酒場に来た理由、こいつに会いに来ただけだ。
こいつ、メルカトール。俺は、長いので略してメルカと呼ぶ。いつも酒場に入り浸ってる奴だ。
……だが、こいつには成人していないという疑惑がある。なのに、酒や煙草、大人の欲望の象徴に見事に溺れた奴だ。
「お前……確か、商人だったよな? そんな仕事やってれば変な物も見慣れてるよななんたってお前だから」
「お前だからって何ですか、言語の勉強し直してきたらどうですか、旦那?」
……まァ、口喧嘩するのも面倒くさい。
「これ。何だと思う」
言って、ズボンのポケットから「何か」を取り出す。
「今朝、起きたら俺の枕元に『育ててやってください』って書いた紙と一緒に置いてあった」
鉢に入った、小さな植物。
全長は15センチほどと小さいのに、枝はしっかりとたくさん伸び、小さい葉がついている。
現実では、あり得ない様。
「枕元……ってことは、サンタさんからのプレゼントでしょう。慌てん坊すぎたサンタさんの」
「……季節はずれも甚だしいだろ」
こいつに真面目な回答を期待した自分が馬鹿だったか。
次の瞬間、俺の横の窓がコンコン、と音を立てた。
否、正確には誰かが窓をたたいただけだが。
「僕、知ってるよ」
声とともに、誰かの顔がのぞいた。
それは明らかに、見た事のある顔。
「よォ、アン」
「ん」
こいつは、アリオン。俺は短くしてアンと呼んでい
る。
酒場の中には入ってこないようなので、窓を開けて会話を続ける。
「これが何か分かるんですか? 凄いですねー、流石自称だけど25歳」
メルカが口をはさむ。
アンは、メルカを軽く無視する。
「これ、確か……≪世界樹≫」
……その名称言われたって、解らない俺は馬鹿なのか。
次は白月さんだったかな?
中途半端に区切ってごめんなさい><
あと、キャラ崩壊……してない事を祈ります!
では、お次つっきーです^^
- Re: 「リレー小説」或る世界樹の話。 ( No.2 )
- 日時: 2010/06/18 18:05
- 名前: 白月 ◆5IxW6Su6n2 (ID: izDV9Vo1)
2話
「いや、馬鹿では無いよ。阿呆ではあるけど」
コータの心を読んだかのように言うと、小さな手でこれまた小さな植物を手に取って言う。
「どっかの書物で見た事があるんだ。何かは忘れたけど。」
「忘れたのかよ」
その植物……世界樹を戻すと、何時の間にか酒場の中に入っていたアリオンは軽く突っ込んたコータを無視して再び話を続ける。
「……確か、人間に取り憑く、とも書いてあった気が……」
そりゃないだろ、と内心思いつつも先程から殆ど喋っていないメルカトールの方を見ると、どうやら酒を呑んでいるようだ。……いいのか多分未成年。と小さく溜め息をつくと、再びコータの方を向いた。……実は僕も、確信は無いんだけど……ていうか、半分以上冗談なんだけど、と前置きしてぽつりと言った。
「……コータ君、もしかして世界樹に取り憑かれたとか」
言ったついでにマスターに酒を一つ注文する。僕も案外、人の事は言えないかもしれない。
そんな事を考えていると、暫く黙っていたメルカトールが口を開いた。
「……だから、旦那の枕元にあったのかもしれませんね」
……樹が移動したってぇ?
間抜けな声を出したコータに、アリオンも愉快そうに笑って言う。
「……あるんじゃね?世界樹だし」
「ていうか、世界樹ってんなら何でこんなに小さいんだよ。世界を支えるものじゃないのか?」
あ、確かに。
今度はどうやら自分が間抜けな声を出してしまったらしい。まあ、でも、そこは……うん。
「世界樹だし」
そう言ったら、「答えになってねぇよそれ」という言葉と一緒に頭を軽く殴られた。……ちょっと痛い。
何時の間にか運ばれてきた酒を煽ると、特有のきついアルコールが喉を抜ける。……これがいいんだよ。うん。
向こう側を見ると、船を漕ぎ始めたメルカトールと世界樹(仮定)をじっと見つめるコータがいた。
……それ、馬鹿に見えるよ君達。
_________
うわぁ、何かすいません。キャラ崩壊……してないといいな。
お次はpilzさん。宜しくお願いします。
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