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- GHOSTBOOK
- 日時: 2010/07/23 13:05
- 名前: 刹那 (ID: ObGpZ63u)
はじめまして。刹那と申します。以前から書きたいと思っていた小説を書くことにしました。これからよろしくお願いします。『』が主人公の言葉です。
GHOSTBOOK 第1章 記憶
「第1ページ 日常」
「何故、戦争は起きる?」
それは・・・どこかにこの世界を支配して、自分のものにしようとしている者がいるから。
「それを倒せば平和?」
それは・・・その者を戦って止めるのはまちがっている・・。
「そんなことをすれば、その者の思い通りでは?」
≪俺は・・・誰と話してるんだ?ここは何処だ?≫
「戦いが起きなくても人は死ぬ」
≪そうだ。戦わなくても「人間」は簡単に死ぬ≫
でもっ、話し合って止めることだって
「平和になろうと話し合っている間に・・・」
「人は死ぬ」
「・・・・・・0%&$・・・・・」
≪1度も聞いたことのない声 知らない場所
でもどこか懐かしい————……≫
「・・ちゃん・・」
「くーちゃん!」
ゆ・・・夢・・・?
「大丈夫?うなされてたよ?」
夢・・・か・・・
俺の名は、理水 十字架〔りすい くろす〕政府のエリート軍「ブラックローズガーディアン」の大佐と呼ばれるが、大将をしている。
そして、先程起こしてくれたのは、黒椿 礼桜〔くろつばき れお〕同じく中将、中佐だ。
「どうしたの?大丈夫?」
また・・・夢・・・
俺はいつもこの夢を見る。それは、なぜか分からない。
「・・・・・・、はい!」
『・・・・・・飴?』
「甘いものでも食べて忘れるといいよ!」
『・・・・・・っそうだな』
ドアが外れるような大きい音がした。
「『!?』」
「おっはよ〜〜!!!」
ドアが勢いよく開く音と共に入ってきたのは、
闇使 十理〔あんと とうり〕少将、少佐だ。
『・・・・・・うるさい・・・・・・』
「朝からテンション高いね・・・〔汗〕」
俺たちブラックローズガーディアンは
「posthumous celestial Sorcery 」という神や天使、悪魔、死んだ人たちが使うことのできる能力を使うことができる。この能力を人は「ポスト」などさまざまな呼び方をする。
そう、ここは、空の雲のもっともっと上にある幻の世界・・・天界なのだ。
だからといって、俺たちは死んだわけではない。神や天使でも、悪魔でもない。俺たちは、記憶がない。どうやってここに来たかも、何故記憶がないのかも、全て何も分からない。
ここに居る人たちは皆、能力を使うことができるのだが、俺たちは特別で、他の人とは、少し違うらしい。だから、ブラックローズガーディアンにいる。
「見て!!!ロズガディよ!」
俺たちは略して「ロズガディ」と呼ばれる。
俺たちの仕事は、
人間界 天界 悪魔界 妖界 この4つの世界の何処かにあるといわれる幻の四恩魂を見つける事・・。
これが、悪の心を持った者が手に入れてしまうと、ただ事では済まなくなってしまうのだ。
そして・・・
急に大きな音がしてドアが倒れた。そして、そこには
羽夢 璃闇〔はむ りあん〕が立っていた。
「み〜つ〜け〜ま〜し〜た〜よ〜 少佐〜!」
その言葉を聞いた瞬間、十理が思い出したように窓から逃げようとする。
「そ〜う〜は〜い〜き〜ま〜せ〜ん〜よ〜」
そういってロープを出して十理を縛った。
「ほんっと、あなたって人は!!仕事をしてください!!!!」
璃闇は十理のベグライター〔attendantアテンダント〕だ。ガミガミいつも十理を叱ってくれる、優秀なベグライターだ。毎週十理が叱られて、ドアが壊れる。その修理費は十理が払っている。
「ドカッバキッ」
「・・・仕事をしろといっているだろうが〔怒〕」
「・・・・・・ !」
『どうした?礼桜?』
「ゴニョゴニョ・・・・・・」
『・・・そうだな』
礼桜が耳元で言ったこと・・・それは・・・
『今日を境に璃闇を少将とし、十理は、士官学校にいってもらう』
十理が大きな悲鳴を上げた。
to be continue
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- Re: GHOSTBOOK ( No.1 )
- 日時: 2010/07/17 08:50
- 名前: 刹那 (ID: ObGpZ63u)
「なんで!?」
「だって仕事になんないからに決まって・・・
「うわあああぁぁぁぁぁぁぁ・・・」
バイバイ〜!!!!!
こうして部屋はしんとなる。
十理のかわりは璃闇がすることになった。
- Re: GHOSTBOOK ( No.2 )
- 日時: 2011/03/06 19:11
- 名前: 刹那 (ID: OW06cAMQ)
「静かだね〜。 いいことなのかな?」
礼桜が沈黙を破る。
どうだろう? いいこと。
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