ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 彼女の別名は「天使と悪魔」
- 日時: 2010/06/20 13:34
- 名前: あいひ ◆864fRH2jyw (ID: n./2gobO)
彼女は、女神の笑顔だという。
彼女は、悪魔のように怖いという。
彼女は、自分を「過去の悪魔」という。
彼女は人を殺す。でも殺したくないそうだ。
彼女は人をどん底へ突き落とす。でも突き落としたくないそうだ。
彼女は言う。「僕は人を絶望に陥れたくない。でもねしょうがないの。これが僕の定めなの。」
彼女は言った。
「ご め ん な さ い。」
と。
全然怖くないですよ。安心してください。
このへぼ作者のあいひですから。
>>01 ep01 デュース
>>02 ep02 ショウジョ
>>03 ep03 ジンセイヘンカ
>>04 ep04 カコ
>>05 ep05 ヒニク
>>06 ep06 ハツコイ
話のほうは順調でーす(´∀`===´∀`)
Page:1 2
- Re: 彼女の別名は「天使と悪魔」 ( No.1 )
- 日時: 2010/06/20 08:37
- 名前: あいひ ◆864fRH2jyw (ID: n./2gobO)
ep 01 デュース
コツコツコツコツ
「約束の時間になりました。カードをお引きください。」
「・・・嫌よ・・・。嫌っ嫌嫌っ!!私は・・カードなんか引かないわっ。」
はぁ・・・
「そうでございますか。それでは、この僕が・・・貴方の望みをかなえましょうか。」
「いっ嫌よっっ・・・」
こつこつこつ
「嫌あああああぁぁぁぁーーーー。」
「・・・ごめんなさい。来世は願います。」
こつこつこつこつ....
「お姉様お待ちくださいっ!おいていかないでっねぇ・・・・。
お姉様あああぁぁぁぁ。」
「デュース様?どうされましたっ?」
はっ....
「夢ね。」
「デュース様、大丈夫でございますか?」
「大丈夫よ。ロディ。・・またあの夢よ。」
「・・・そうでございますか。」
「お姉様・・・。」
「はっ・・デュース様。お仕事をお願いいたします。」
「・・・ええ。いってくるわ。」
「見送りはいいわ。僕1人でいくわ。」
「でも・・・「いいわっ邪魔しないでっ」
「デュース様・・。」
「企業秘密よ。ロディ達には内緒ですわ。」
「・・・いってらっしゃいませ。」
『いってらっしゃいませ。』
こつこつこつこつ...
「・・・。」
すっ
「さてと・・・・。また、
1人が命を惜しんでるわ。」
01end
- Re: 彼女の別名は「天使と悪魔」 ( No.2 )
- 日時: 2010/06/20 10:25
- 名前: あいひ ◆864fRH2jyw (ID: n./2gobO)
02 ショウジョ
俺はもう生きる希望を失った。
「後悔しない。絶対に。」
「それはどうかな・・・。」
後ろから、声がする。
「誰っ!!」
振り向けば、セミロングの髪にバンダナをしてブカブカした服装の少女が立っていた。
「・・・何ですか。止める気ですか?」
「いいや、止めない。だが、かわりに殺してやろうか?と・・・。」
こいつ・・・おかしいのか?
「ふふっ。顔が強張ってますよ?面白いですね。」
「・・・てかっ名乗れよ。」
「僕の名はデュースです。」
「はあっ。そんだけっ?」
見た目的に小6・・・いや、中学生・・・位か。なにやら訳分からんものをもっている。
「名乗れといったのは貴方では?」
「・・・いやッ詳しく個人情報いえよっ。俺、大学生だぞ?冗談通じねぇよ。」
「信じないのも無理ないでしょう。・・・では、貴方はマジックに種があると思います?」
「・・・あるだろ。」
「ですね。じゃあ、異次元空間はあると思いますか?」
「ねぇよ。」
「ふふっ・・・ですか。」
なんか意味わかんねーけど。こいつ・・・・
「・・・ではっ契約しましょう。」
怖い。
「まてっ。俺1人で死ねる。」
「契約・・・・
完了。」
「・・・そ・・んな。」
「貴方には30日間という余命を与えました。その間しねませんよ。」
「え・・・俺こんな世界嫌だ。」
すっ
「しなせません。」
ぱたんっ。
「では、また30日後・・・
お会いしましょう。」
02end
Page:1 2
この掲示板は過去ログ化されています。